チェロと歩む 

チェロ弾きの日々の氣付きと学びの記録。
チェロと毎日をもっと自分らしく、心地よく楽しむために。
~清野佳子のブログです~


レッスンで生徒さんと取り組んでみたことから、
手の動きを支えるものについて、
今回は、足までのつながりを考えてみますね。


右の図で、骨格と関節の様子を見て、
手から足までたどってみましょう。

全身骨格_all
たくさんの骨と関節があります。
(主なものしか記載されていません)



実験

楽器を構えて、床を踏んでみます。
片足で少しだけ。または強めに。
左右の足でも交互に。

足に身体の重さが移っていくと思うと?
床に押し返されると思うと?

反対に脚を少し上げて、
足にかかる重さを浮かせてみると?

脚と身体の全体の様子はどうなりますか?
バランスの変化を試してみましょう。
左右の脚の動きで、どんな違いが感じられるでしょうか。



手・腕を使う時、
頭から身体全体でつながって、
支え合って働いていることを、考えてみると、どうでしょう。

頭が動けるように、
そうすることで自分全体に動きがつながっていると思い、
楽器を構えます。
 
手から足までのつながりを思い、弾いてみましょう。

弓を使いながら、
先ほどの脚の動きを試してみましょう。

例えば、弓先に行く頃、
左足を軽く踏んでみましょう。
または、左足に重さを移してみましょう。
弓は、足とつながってくるでしょうか?
響はどうですか?

弾きやすさは何か違うでしょうか。



考察

やりやすさは、動きやすさでもあります。

弓先を弾くために腕を伸ばして行くとき、
弓先が離れて弾きにくいなら。
身体が楽器より右へすこし傾くようなら。

自分の中心とつながるために、
バランスを左足も支えてくれると思えると、
胴体と楽器は一緒にいて、右腕はずっと動きやすく、
弓先のフィットが良くなるのでは。

左手のハイポジションのとき、
バランスをほんの少し左足にかかるにように移すと、
ネックと自分の軸の周りで左腕が前に出て行きやすいのでは。
手を自分の軸に添わせるようなイメージかな。

手を使うとき、何が見えているでしょう?
どのように見えているか、
目の使い方で、軸とも関わっています。

楽器を弾いたり、腕を使う時、
左右の足のバランスは受け止め合って、
動きを支え続けて変化し続け、
腕は軸の周りで働いていることを思ってみましょう。 

 
全身関節bjoint_all軸骨格・胴体の動きは、
腕と脚につながっています。

腕構造を動かす筋は、
胴体からも働いています。

脚を動かす筋も、
胴体からも働いています。

床に押し返されているサポートがあり、
足・脚がうけ止めます。

股関節、膝、足首の動きやすさは、
脚からのサポートを得るためにとても大切です。


腕の動きには、
頭と軸と足とがバランスしあう。
歩く・走るもそうですね。


 
音を生み出すために、
指先も、身体の軸とつながっていきます。

指の動きやすさは、弦と弓の弾力をとらえやすくします。

自分全体に弾力のある支え、
サポートがあることを意識して動いてみる。
音の響きも違ってくるのではないかしら♪


最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。 


楽器とのつながりを思い、
自分全体を眺めてみたら。


自分を含めた周りを眺め、
周りの何とつながっているかを思ってみたら。

自分と一緒にいる人たちと、
この瞬間奏でられる音楽、響く空間に氣づけたら。


自分が今何をしているか、
今この瞬間を、眺めてみたら。

今、ここにいる、
本当に、この一瞬一瞬を思うことができたら。



起きていることを受け止める。
そして、その時何を思い、どうしたいのか。


今したいことがはっきりと見えている人がいると、
そんな、素敵に溢れでるエネルギーに、
とっても惹きつけられるなぁ。


その時受け取ったことに、
どう反応するかは、私自身のあり方次第なのだな。

どう受け取られるかは、
受け取る人次第!ということでもあるのだし、
怖れずに、やってみたらいいのね。

変化することも、選択肢。


たくさんの瞬間、たくさんの選択があり、
そこから現れ続ける何かは、
一期一会のかけがえのないもの。

2度と、同じ体験は本当に無いのだと思ったら。

思いが、本当にどうしようもなくあふれてきたときに、
きっと1000回くらい弾いた曲なのに、
あぁ、こんな音が出るんだなぁ。
こんな風に弾く自分がいる、とわかった。

包み込む大音量の中でも、決して埋もれることは無い。
皆のそれぞれのどの思いも、
一緒に輝いて連なっているのだ。


いっぱい悩んだこと、
思わず笑顔が浮んだこと。

ホールに静かに溶けて行く響。
足元から全身に伝わる振動、鼓動。

すべて一つになって、揺り動かされる感動。
みんなと一緒に、この瞬間につながる。

KIMG0403
ありがたくて、嬉しくて、せつなくて。


とっても不器用だけれど。
今この瞬間の思いを胸に、
1つづつ、また1歩、進んでいこう。

そう思ったのでした。



最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

練習していて、思いあたりました。


上手くいかなかいところは、やっぱり見えていなかったな~と!


見えているようにと意識してみると、
変化に氣がつきやすく、動きも変わって来るのではないかしら。


考察

指使いを間違ってしまう時、
今弾こうとする音の前後の関係性が、良く分かっている必要があったら、
「どの指がどう動くのか、(離れるまで)見えているように」と思ってみる。

そんなひまは無い!でしょうか(笑)

「見えているようにと、思うことができる」と思ってみます(笑)

じっと見ているというのではなくて、
周りと一緒に見えているように思うのがポイント。


弓が違った時、
弓がどこへ向かっていくか、良く分かっている必要があったら、
「今どこにいるのか、(弓全体が)見えているように」と思ってみる。

この2つの事は、私は最近特にあらためてそうだな~!と思うことなのです。


よくわからないことは、
そもそも何を見たらいいのか、わからなかったりしますけれど、
何がどこへ動くのか、自分で言葉にしてみると、
少しづつ明確になってきます。

ここはこうして、こうなってと、
実際の動きの関係性が見えているように、
観察していくことだなぁ!と思います。



その時そこで、
「頭が動けて、そうすることで自分全体がついてくる」
と思ってやっていくと、どうかしら。

アレクサンダー・テクニークは、
今やりたいことに、本当に必要なことに氣がついていくために、
とっても役に立つのですよ♪

自分全体を思いだして、首を楽にすることができて、
またそこからの動きを思うことができる。

例えば、動きの中で、
「必要な所で力を使うこと、休めることもできる」と思うこと。

今度はこうしてみよう!と選択ができるようになってくるのです。

視覚
思考に働きかけ、思考が動きに影響しています。



演奏は自分全体の動きですね。

音楽のフレーズを思い、
その時々で表現していくことを思いながら、
起きることを受け止めてみる♫

その都度、「どんな動きがあるかしら~」と眺めてみる。

その「自分全体」の動きのつながりの中で、
「その空間で」、「誰と」、「どんな響きを生み出して行くのか」を思う♬

ちょっと、わくわくしてきた!


最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

 

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