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久しぶりのバジルさんのレッスンにて。


練習ではいろいろプランを考えて練習していたのですが・・・
いざ人前で弾こうとすると、あわあわ・・・。
でも気を取り直して、振り返ってみます。



あれもこれもと複雑に思い出そうとするより、
練習したできることを信頼する。


「A・Tをちゃんとやれている?」と
チェックすることを手放す


この日はクラスメートも同じように、
「頭が動いてそうすることで身体全部がついてきて」とお願いして、弾く。
というシンプルさでやっていました。

先生の手のサポートは、
胸のあたりの角度でした。

久しぶりにぐぐっと促され、
下向きになって背中が丸まったところから、
少しずつ、周りの人の顔が見えるところまで起き上がってきて、
左右・天井も見えるように、
頭を動けるようにして、弾いてみます。

どうも、丸まったまま、背が縮んでいるように感じます!?
「伸びようとしていたんだね~。」と言われました。

はい、「もっともっと伸びることができるはず~」と思っていました。


先日の由香先生の時は、
弾きながら肋骨が楽器から離れていくようになると言われ、
あぁそうだな!とわかりました。

これと関連していると思います。
でも今日はすごく変な感じ。

実際丸まったような感じで弾いてみると、
変な感じで、可笑しくて笑いっぱなしでしたが、
笑えるってことはこれまで上手くいってる時です。


あれ~これでも弾けるのね。
変な感じがするけれど、身体は弾きにくさや固さも無いし、
どうやら音はずっといいみたいです。

確かに弓が楽器ともっとフィットしている。

すごく変な感じ→こっちがいいみたい、になります(笑)


「何をしていたんだろう?」
それを考えてみるのが宿題になりました。


これまでのいろいろなサポートで、
頭と脊椎の関係があれば、
けっこうもっと上に伸びていけるのだ!と思っていたけれど、
伸びている感覚を再現しようとするのではないのですね。

上・前の方向性に、もっとゆったりとついていく、
動いていけると思う位でいい。

以前すごく上手く行った時の身体の様子を何か再現しようとして、
やっぱり、固まってしまう。

やっていたことは、伸びようとしながら同時に、
無意識に背中を後ろへも引っ張って少し反っていました。
それで胸が、上に向き加減でした。

見た目ではほんのちょっとのバランスが身体の後ろへかかっていくと、
弾きやすさや、響きが変わってしまうくらい、
弓の接触に影響があると思いました。


「肋骨は胸椎から前の胸骨の方へ下向きの角度がある。
K0010058脊椎には胸椎では後ろ側へのカーブがある」
というボディ・マッピングを知っていたら役に立ちそうです。

カーブに沿って動きがある。
腕を動かす筋肉は
胴体にもあって、身体の表層の筋肉。

身体を支える筋肉は
身体の深層で、
脊椎の周り
にある(脊柱起立筋)


バランスは動き。

頭と脊椎全体(身体の軸)がバランスしていれば、
腕を動かしやすく、楽器を鳴らしやすい。

後ろ側に反っているとき、
身体の表層にある筋肉が身体を支え、
バランスを取ろうとするため仕事もしなければならないので、
動きを妨げる。

身体の軸でバランスする。腕が使いにくい時は、
この事を思い出すと良いと思う。

そして実際まず
「頭が動いて、そうすることで身体全部がついてきてとお願いして、弾く。」
で、シンプルにやってみる。

正しさや、
上手く行った時の感覚でかつてのやり方を思うより、
その時その都度、
また新たに、上・前の方向性を考える。

こんな感じと思うより、
意識的に具体的に言葉にしていくことも練習。



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