肋骨と脊椎のカーブ2~動きの始まり~
気持良く座っていようと、電車に揺られながら、考えていました。
どんなふうに座ってるかな。
頭が動けて、
座骨の上に胴体が軽く乗っているようにして、
股関節からも動くことができて、
膝は楽で、足は床を感じる。
脊椎は、積み重なってバランスして、
頭が動く方向は、矢印を書くとしたら、
頸椎の一番上から頭のてっぺんへ、
首の後ろが楽に伸びて、上前方向へ動いていける。
そしてサラ・バーカー先生の本を、
また久しぶりに、始めから読み返していました。
本にもある、頭の方向について思っていたら・・・
今までにない様子で、肋骨がちょっと動いたのに気が付きました。
肋骨はスッと下向きに少しだけ降りて行きました。
着ていた服と胸の周りにゆとりができて、ふわっと胸周りが柔らかで、
脊椎のカーブは少し上向きの弾力があった。
これが頭の動きと首から脊椎がついていったとき、一緒にありました。
肋骨に下向きのカーブがあって、
脊椎からにつながるバケツの柄のように動きます。
脊椎にもカーブがあって、
脊椎のカーブの伸びがあり、動きがある。
その動きは、頭と首の動きについていく。
動きは身体全体で一緒にある。
縮んでいた首が伸びて、脊椎が上向きについていくと、
上がっていた胸が緩んでいって、あご下の首の窮屈さがとれ、
視線も、楽に前を見ることができる。
ちょっと目線が下を向いているような、違和感がとれました。
胸をいつも少し上向きにしていたようです。
身体の伝えてくる情報は、
具体的なより現実に合った身体のイメージによって、
もっとはっきりしてきたように思います。
次の日、その素敵な感じを、もう一度やってみたくなる。
残念ながら同じ感覚は再現できるわけではない、と知りながら、
どうだったかな、どうすればまた肋骨のあの感じがやってくる?と、
ちょっと思ってしまう。
もう動いたんだから、変わっているかもしれないし、
またいつもの習慣に戻ったかもしれない。
自分が気持よく座っているために考えて、
思ってみることで変化がありました。
なんでもやりたいことをやるための考えとして、
頭と脊椎の上向きの方向を思い、その動きについていく。
ここに戻って、
いつも、またそこから始めればいいし、
いつか、またどこかの動きに氣が付けるかも。
なんだかちょっと楽しみ。
***
バレエのレッスンで感じたこと。
バランスは動き。
気持良く動かせる時は、
関節や筋肉、身体の中に少しペースがあるような感じがします。
いつでもすぐ動きだせるような軽やかさがあるときは、
動きための、支えもあります。
すぐに動けそうな身体でいる。
いつも身体の中に動きがある。まず頭が動く、
それを思うのをきっかけにしてみます。
立っていても、座っていても、
いつも体には動きがある。
そして笑顔でいると、動くことがいきいきとして、
なんだか楽しくなってきます。
「能力を出し切る身体の使い方/アレクサンダーテクニーク」
(ビイング・ネット・プレス発行)お勧めの本です♪
最後までお読みいただきまして、どうもありがとうございました。
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