ヴィヴィアン先生は、
カザルス先生に習っていた時のお話をされていました。


「こちらの音を弾いている間に、
次の音に対して、あなたに何ができますか」
というカザルス先生の問いかけがあり、
よく考えて、
今できることは何もない。とわかりました。
今、やっていることしかできない。

その問いかけは、
先生にとってその後の人生でなお、
大変意味深いものになりました。

「今しかない。」
が、たどりついた答えだそうです。

今やっていることの質について、
意識的であること。
本当に必要なことをやる。

アレクサンダー・テクニークのレッスンで、
「私は機能的かどうかを見ています。」
と、ヴィヴィアン先生はおっしゃいました。


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機能的であるか。
関係性を考える。

どんな考えが、自分全体に何をもたらすのか。

やったこと、やったことから起きたこと。
これらをもたらす思考の関連性を考える。
ずいぶん前のことからも、ようやく今、気付いて学べることもある。

「どうだったか」という意識は、感情となって、
今と「やること」を飲み込んでしまうときがある。
過去を味わっていると、今を忘れる。


やりたいことがうまくいかない。
先走っているかもしれない。
先に進めない。
振り返ってばかりいるかもしれない。

関係性を見いだす思考から、
学びを信頼して、
ちょっと、今のスペースを持ち、
今「やること」を考える。


今、考えていることを、
自分に優しい選択にしよう。


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ヴィヴィアン先生の本から、
≪序曲≫に書かれた詩をご紹介します。


私は耳にしたことがある
お話しする人がお話ししていたことを
そのお話は始まりの終わりだった
けれど私は話さない
始まりの終わりのことを

事の起こりなんてものはありはしない

だけ

若いとか古いとかいうのも今にはない
それにこれ以上完璧なものもありはしない

だけ

天国も地獄もありはしない

だけがある

ウオルト=ホイットマン
私のうた より


ヴィヴィアン先生の御本を再び読んでいます。
本の事をまた書きたいと思います。
      
 vivien      
  


最後までお読みいただきまして、どうもありがとうございました。

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