手について、<手と指の柔らかさのために>の記事に関連して続けてみます。


関節で靱帯が骨と骨をつなぎ止め動きを支えていて、
骨と筋肉・腱の動きの関係性を素早くキャッチしいます。

手に限らず、私たちの体にはしなやかな弾力が備えられています。

靱帯に支えられ、力のかけ具合に応じて押し返される抵抗も受け止めているのですね。


触れるものに対応し、手が繊細に動いて、
物の形に沿って持つことができ、しっかりと握れるように、
親指と他の指がが向かい合い、近付くようになる仕組みがあります。

親指が手の中から曲がって他の指に向かい合う、
母指対向性です。

小指と薬指(第4指と5指)はBlogPaint
手のひらの中、手根中手関節から、親指の方に向かって動くので、
小指の下の膨らみ(小指丘)は、
親指の膨らみ(母指丘)に近付くのがわかります。

手の仕組みは、このようにして、
物をしっかりと握れるようになっています。
指と、手のひらの骨たちも一緒に働いて、
繊細にキャッチして、フィットする仕組みなのでした。


もし、小指は短くて弱くて頼りないような気がしていたら、
ちょっと応援メッセージ。
小指のために働く筋もあります。
(作用によって他の屈筋・伸筋・外転筋と骨間筋や虫様筋と共同して働きます)

腕からは、小指伸筋:伸ばす(補助)
手の中は、小指外転筋:開く 短小指屈筋:曲げる (補助)


今回私にとって一番興味深いのは、
小指対立筋:寄せて向かい合う、
母指対立筋に対応する働きです。

小指対立筋の働きを観察します。
手のひらを見て、手のひらの中から小指が動くと思って、
小指を親指の方へ動かしてみてください。
手のひらの中に窪みができました。

そのようにして、中手指節関節(人さし指から小指まで)が、
手のひらの横アーチを形成するのです。

げんこつを作って、小指の方を意識しながら、
手を強めにギュッと握ってみて下さい。

げんこつのポコポコでている骨の並びが、
どのように動いていくか見てみましょう。

くすり指と小指の骨が一緒に、
少し内側へと動きます。
同じ手根骨に接しているからです。


以前はなんとなく平らに並んでいるように思っていたせいで、
肘 elbow
始めは動きにくかったですが、
仕組みを知って
だんだん良く動くようになりました。


ゴルフなどスポーツで、
クラブやラケットなどの道具を使う時や、
武道で剣を使う時には、
意識して小指側から持つようです。
上腕は尺骨と肘関節をつくっています。

小指は尺骨側にあるので、
上腕とのつながりで手構造をしっかり支えるライン上にもあるのです。


小指に小指対立筋が働き、
手のひらにアーチができる。

手のひらの中の骨から働くことで、
手と指の働きをもっと安定させることができる。

小指と薬指の曲げ伸ばしは、
手の中からも、もっともっと可動性がある。

これによって、
弓を持つ薬指・小指のフィットが感じられていくように思います♪足の関節_foot


左手も同じように、
指を伸ばしたり、押さえて保持する時など、
もっと自由さが増すようです♫

頭が動けて、自分全部がついてきて、
腕全体のつながりがあって、
小指を使う為に、
手の中からも、もっと動くことができる。
と思ってやってみます。


このことは足の裏の3つのアーチbone_foot
(踵から外側・土踏まずの内側・指の付け根の3つのライン)が、
しっかりと体重を支え、
指先を蹴りだして歩きだすしくみと比べたら、
なんだかとっても似ているので納得でした。


もと四足動物だったとすると、
肩と股関節の構造も似ているわけだし、
同じように、手と足の仕組みや働きは良く似ています。

足が床にフィットして、
でこぼこ道でも歩きだせる弾力があり、

手はいろんな形のものをつかめる柔らかさがあって、
物の形に添う。

それで似ているな~と腑に落ちた感じです。


足のアーチのことは、いつか書きたいと思います。



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