チェロと歩む 

チェロ弾きの日々の氣付きと学びの記録。
チェロと毎日をもっと自分らしく、心地よく楽しむために。
~清野佳子のブログです~

2014年06月

チェロを弾くとき、
もし拇指(おやゆび)が痛くなってしまうことがあったら・・・


そんなときは、たぶんネック・弓 に強く押し当てていて、
動くかしにくいですね。

痛くなく、もっと動くようにするためには?
親指は、どんな働きをしてくれるか、みてみましょう。


どんな動きがあるのか分かると、
使い方が変わってくるかもしれません。




K0010148①拇指の指先を、他の4本の指先それぞれと向かい合わせ、
a)丸く輪を作って
そこから指を伸ばしてb)細くすぼめたり、
またa)丸くしてを繰り返してみます。

②今度は拇指と他のそれぞれの指先を、
①のa)丸くまたはb)細くする動きで、
付けたり、離して開いたりを繰り返しててみます。


①②のようにやりながら、
特に拇指の先から付け根の膨らみ(拇指丘)の様子を観察してみます。
 

拇指は他のそれぞれの指に良く対応して角度が動いていて、
これは拇指対向性といい、
握ったりいろいろな作業ができるための働きです。K0010149


a)輪を作るように丸く合わせる動きと、
b)つまむように細くすぼめて閉じる動きの、
拇指丘の動きや、柔らかさを比べてみて下さい。

拇指に反るような力が入っているときは、関節はどうなっているでしょう。
・・・指は伸びてつっぱり、固めて動きにくいのでは。


拇指の関節と骨の動きを見ながら
a)丸くb)閉じる、でいろいろ動かしてみます。

拇指はどんな動きができそうですか?
筋肉の張りはどうですか? 
痛い時とくらべてどうでしょうか。



ここまでのまとめ

拇指の3つの関節が動けるようにして、
(親指の使い方のヒント2をご参照下さい)
拇指丘には柔らかさがあって、
他の指先に向かい合わせる丸い動きで、
それぞれとつながって受けとめるように動く、
と思ってみたらどうでょう。


また、
手首の角度がどんな時に動かしやすく、
または動かしにくくなりますか?

手首との関係はどうでしょう?


親指の使い方のヒント2へつづけたいと思います。


今の自分にどんな思いがあるかしら?K0010142

もし、今の自分に、もっと何かちょっとした変化を求めていらしたら、
お読みくださいね。


気になることがある。
なんとなくうまくいっていない。
なかなか成果がみえない。
力が入りすぎる、または入らない。

もっと楽にできるかもしれないし、
違うやりようがあるのではないかしらと、
気付いています。

身体に痛みがある。
精神的につらい。
痛みやつらさを取り除くことが必要と思う。

自分に無理をさせていたかも知れないと、
気付いています。


まず自分で出来ることは、
自分のためにどんな考え方を持てるかですね。


レッスンで、先生は尋ねます。
何を望みますか?何がやりたいですか?

やりたいことの助けになるように、先生はアドバイスをしてくださいます。
 
 
今の自分の様子に気がついて、変化を自分から起こせるように。

役に立たないことが起きていたら、それをしなくてすむように。


やりたいことがあって、
そのために、普段いいと思って意識してやっていること、
もう良く慣れたやり方で、無意識になっていることに、
変化をもたらす、身体の機能にあった使い方や、
そのための建設的な意識、思考をします。

身体と思考の在り方は、切り離すことができないからです。


そこにアレクサンダー氏が見出した思考とプロセスを持ちいます。
その最初に起きることが頭と脊椎の小さなバランスです。


レッスンでは、それを用いて変化していく練習をします。
何かをしている自分の、その目的を果たすための行動と思考の選択、小さな積み重ねです。

本当に自分の身体に本来備わっている機能がやってくれること、
動きの自由さがもたらす表現の美しさを知った時の驚きは、
何とも嬉しいものです。


先生の質問は、問いただしているわけではありません。
思いに寄り添って聞いてくれているのです。

他の方たちのレッスンを見ると、みんなが同じように悩んでいて、
それがまるで自分のことのように思えたりします。


いいと思っていることを手放すのは、ちょっと勇気がいります。

実際やってみてどういうことなのか、わかってきます。

小さな一歩を勇気を持って始めてみたら、目の前が違う景色に見えてきました。


私のアレクサンダー・テクニーク*を学ぶ体験からお伝えしました。

興味を持たれてれている方にご参考になりましたら、嬉しいです。
(*ボディチャンス・メソッドによる)



最後までお読みいただきまして、どうもありがとうございました。
どうぞコメント・メッセージをお寄せ下さいませ。
ご感想、ご興味のあることなどお書き頂けましたら嬉しいです。
お待ちしております。 








楽器を弾くときに、考えたい身体のこと。

一番は、頭と脊椎の関係をお願いすること。
頭が動けるようにして、そうすることで自分全部がついてくる。


今日は、頭がどれくらい無駄に動かないで弾けるかを考えてやってみました。
自分の全体の中でまず、てっぺんのバランスをたいせつに。

「無駄な動きは不自由さの表れ」
と、ヴィヴィアン先生はおっしゃっていました。


あらためて、腕の可動性について確認。

腕の骨格構造的な始まりはどこ?
鎖骨。
鎖骨から腕が動くと思って弾く。


肩甲骨も動く。
腕を反対側の肩甲骨を触るようにぐーんと動かす。
両腕を肩甲骨ごと 前方へストレッチ。
いろいろ腕を回したり伸ばしたり。
肩甲骨はもっと可動性がある。

演奏前の準備にとてもいい動きです。
腕と身体のつながりを思い出します。


肘。手と肘の関係は?
手の動きのための、肘の動きを見てみます。

左手は指板に沿って、右手は弓の軌道に沿っていくとき、
指先の動きに肘がついて行くようにすると?


腕は、身体の前で使う。
腕の動きに伴って、身体の軸で回る事も考える。
軸はバランスに沿うようにシフトして動く。


腕が身体の軸に沿って使えると呼吸もしやすく、肋骨も動く。
呼吸で身体が動いていく。
息が出たら、肺に空気は自然に入ってくる。


座っているときの座骨・股関節と脚もつながって、
全身上から下まで動いていく。



メモ

何を考えたらうまくいくか。
考えたいことを口に出して言ってみる。
書き出してみる、絵にあらわしてみる。
思いだすために目に触れるように置いておく。




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いろいろ心配なことがある。

何が心配なんだろう?
プレッシャーがある。
やらなくてはと思う。
それが出来るのだろうか。
やりたいことなのか。

できない気がして、やりたくないように思うんだな。
自分の中で、やったら?と言う声と、
止めてもいいんじゃない?という声がする。

無理しなくていいよ、やりたくなったらできるよ。
という声はにはちょっとホッとしたりもする。

やらないの?やってみたら?という声には、
そうなんだよね、やってみたい気持ちはあるんだな。

やらない選択もある。
やらなくちゃ、できない、
やりたくないな、わかんないな、まあいいか。
という声にはどんよりした気分になる。

もやもやしたたくさんの心配ごとを書き出してみる。
やりたいことも書き出してみる。 

今すぐにできること、
時間をかけること、
今はやらないこと。

できないからやらないんじゃなくて、
やらないからできないという、あたりまえのことに気付く!

知らないこと・できないことはいっぱいある。
知らないことを知るのが始まりで、
それからできないことを一つやってみることが一歩だった。
できたらいいな。

ではさっそく。
できないことをやってみる、
みんなどうやっているのかな。
素直に教えてもらおう。
やってみよう。
できる人は教えてくれる。
あきらめないでやってみよう。
ちょっとわかった!
できればなるほど、
面白い。
ではもう少し、やってみよう。

いくつになっても、この繰り返しなんだなぁ・・・。

やりたいこと、目的が1つみつかったら。
必要なのはそのための、手順、やりかた(技術)、時間、意思。
いろんな段階があるけれど、
恐れずに、まず1つやってみよう。

やらねばならぬこと
→やる必要があることなら
やるときめて、
心を静かに、まず1つやる。
そして、もう1つ。
もう1つ。
やって行く。


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楽器を演奏する時の腕と脚、
身体全体の関わりが気になっています。


全身がつながって動くことについて、
腕や脚の動きと、胴体の動きのつながりについて書いてみますね。


胴体を立てて起こしておく骨と筋肉は、
支える仕事と動かす仕事をしてくれています。

脚や腕を動かす時は、胴体が支えて働きながら、
身体全体に動きがつながります。

胴体を安定させるためには脚が、
脚を動かすにためには胴体が、
それぞれつながっていて働きます。

腕が動くためには、
同じように胴体がつながって働くことを思い出しましょう。


胴体には、5キロ前後ほどもになる重たい頭がのっていますが、
普段はその重みを感じることはほとんどありませんね。

身体の一番上の重たい頭を支えるために、
身体はいつも休まずに働いています。

頭が動いていくと、
重さを支える身体のバランスが変わっていきます。


K0010051普段の生活で疲れや痛みがある時には、
首や肩に気付いたり、
または脚につながる腰・背中などを意識したりしますね。

いいお知らせ。

頭がバランスよく脊椎の上にいるとき、
重さを支える身体の負担が減って、疲れにくくなります。


もっといいことは、胴体がバランス良くなれば、
腕・脚はずっと動きやすくなります。

胴体が手足の動きのために、
もっと関連して働くことを意識して使えるようになると、
もっとやりやすくなります。


身体の仕組みの知識を一部おさらいします。
ボディ・マップを知って役立てましょう。
K0010058
・ここで大切な認識は、
頭が脊椎のいちばん上に乗ってバランスしている場所です。
頭蓋骨の底の真ん中で、両耳の穴を結んだあいだの中央です。
ここでうなずくことができます。

脊椎には上から頸椎7個、胸椎12個、 腰椎5個、
そして骨盤は仙骨・尾骨・腸骨・座骨・恥骨。

たくさんの骨が連なり、脊椎の間には椎間板がクッションになって、
重さを受けとめながら、身体の骨格の軸を作ります。

胸椎に肋骨左右各12本がつながります。

・そしてさまざまなはたらきを受け持つ筋肉たちは何層にもなって、
これらの骨と骨とを複雑に結びつけて動かし、
驚くべき緻密さで多様な動きに対応して働いてくれている。

これらのしくみを活かすためのポイントは、

・バランスすることは、常に動けるようにあり続けること。
・骨と骨が連動するように筋肉が働く。
・頭と脊椎のバランスが胴体から全身へつながっていくと思うことは、
やりたいことのために身体にとって機能的に働くことを助け、腕と足を動かしやすくする。


今、身体のどこが動いているかしら?
今、自分を支えてくれているのは、何でしょう?
そして、身体のつながりも思い出してみましょう。

胴体がどのようにつながりをもって動いているかは、
やろうとしている動きにすぐに影響があります。

そのつど、今ここから、頭が動けるようにして、
身体全部がついてくると思ってやってみます。


演奏で、または生活の中で、
このようなことを考えながら動いてみたらどうでしょう。

やってみたら、違いはありますか?
試してみてくださいね。



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速く弾こうとしてどうしても力んでしまうとき、
ちょっと試してみたい考え方です。


残念ながら、難しいものが突然速く弾けるようになる、
というわけにはいきませんね。

みなさんすでにご存知のように、
もちろん大切なのは充分に弾けるテンポから、
丁寧に考えて練習していくことですね。

以前、あるピアニストの方は
「リサイタルの曲はM=40から練習を始めるよ」
とおっしゃってました!

緻密な練習が技術に自信をつけていく方法なのですね。


        *********************


ジェレミー先生の授業メモより

指がもっと速く動くようにしたいとき、
どうしたらいいでしょう。

先生は、
「やろうとしていることは、
体のシステムに合っているだろうか?
手にも言い分があるよ(笑)」
とおっしゃいました。



実験


拍手してみます。 
1、もっと早く動かそうと思ってたたく 
2、どのくらい速くできるかなと思ってやってみる 

1は、出来ることに・やっていることに、
さらに加えようとして力が入るようです。

それに比べると
2は、力の入り方が違い、手は少し柔らかく動いて、
自由さがあるように思いました。


指を動かすために、
指先リードして動くことに意識を向けてみます。

弾く音を思いながら、だんだん指先を速く動かす。 

指が動く・指が動く・指・指・・・・・・どのくらいできるかな?


練習のとき、この考え方を試してみて、
もしもっと良く動くことが分かったら。

頭が動けて、自分全部がついてきて、
速い指使いを弾くために、指先が動く・指・指・指・・・~


以前私にもこのようなレッスンがあって、
速いメロディで(フォーレのエレジーなど)上手くこの指・指アイディア使えました。



それともうひとつ。

音符ははっきりすらすら読めるようになると、
指はよく動いてきます~♪

やりたいことが、はっきりしているからですね。

歌ってみてくださいね。(ソルフェージュの練習です)



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スラーがかかった中で、ポジションが変わるとき。

テンポが速くなると、
音がはっきりしなかったり、
動きにくくなるのはなぜかしら? 

バジル先生に、スラーのやりにくい所についてみていただきました。 

どうもスムーズに指が運ばなくて、何か不自由さを感じています。
(私は今回、具体的に言うと、Mozartoの弦楽四重奏曲「春」1楽章Allegro Vivace assai、スケールで上下行のくりかえしのあるフレーズで)


指と指の動きを丁寧に見るようにして、
やってみた後に、
「左手でもスラーをかけようとしているから、スラーは右手に任せるように」
と、おっしゃいました。

!?

それは、右手と左手の仕事を、はっきり分けなさいということでした!
関連性はあるけれど仕事は違う。
(管楽器なら指と息ということでしょうかね)

スラーでは、滑らかな運指をしたいと思っています。
ですから、ポジションが変わるときに音を保とうとすること、
さらに、次の音を明確に発音したいと思っていたこと、
それをテンポが速い中で、両方やるような指の力が入っていました。

実際、スラーは右手がやってくれていますし、遅いテンポなら出来ることでした。
私は、右手と左手はちょっと同じように動きたがるので、なるほどと思いました。


頭が動けて、自分全部がついてきて、
左手はもっと動く仕事、右手がスラーをしてくれる。

と、思ってやってみると、
以前より左手の力は使わなくても、ずっと楽に弾けました。


やりたいことを明確にする。
やっていることを観察する。

今やろうとして考えていることは?
それが機能しているかしら?


ちょっとした考え方で、身体の様子は驚くほど変わります。


ヴィヴィアン先生は以前、
「もう手放していいことがあるわよ。」
とおっしゃいました。

やらなくては上手くいかないと考えていたことを、止めることが役に立つ場合がある。
出来ていることを信頼していい。


今また新しい役に立つ考え方、
機能するやり方を選択してできるように。
 


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跳躍音程・ポジション移動で、
「力んでしまうなぁ」「怖いなぁ」と思う事。

考え方をちょっと変えたら、取りやすくなりました。
行き先を心配するより、飛ぶ前の音を丁寧に弾くといいのですけれども、
その時さらに良く聴くこと、ちょっと手を休めることをするとどうでしょうか。


演奏中の音楽の中で、
跳躍音程・ポジション移動など弾きにくさを感じるフレーズで、
次のことを試してみます。

実験です。
・移る前の音を最後までよく聴きます~無くなる瞬間まで、聴きます
・その先の音に行かずに止まります~手がそこから離れてしまわずに

意外と、この2つができなかったりします。
すぐ先へ行きたくなりませんか?
今は観察することを、充分やってみましょう。

では次に。
・音を良く聴いたら、そこで一度その手を休めます
~お休みしている時に、自分全体を思い出してみましょう
頭が動けて、自分全部がついてくることを思います

・奏でたい音の響きを思い、ゆったり移って次の音を弾いてみます


まとめ
演奏していて、音楽の中で手が移る時に、思ってみてください。
・今の音を、終わる瞬間までとても丁寧に良く聴いて
・今の手の仕事を、そこで終わらせる
・今ちょっとだけ手を休める時間がある
・頭が動けて、自分全部がついてくる
・音が取れるかどうかよりも、今ここから移ったところから、また音楽を奏でる

音が移る前の筋肉の緊張から起こる不自由さをなくし、
もっと動きの自由さを考えて、次の音を取りやすくします。

上手な人は、このようなちょっとしたお休みが演奏の中に取りいれられているので、
とっても楽そうに弾いて見えるのです。





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力をぬくというのが、
なかなかよく分からなかったりします・・・
そんな時のことを考えてみますね。

力をぬくというのは、どのような場合にでしょう?

その力がそんなに必要のないとき。
しなくていい所が何かしているとき。
必要な動きにをやりにくくしているとき。
何かをやろうとして、実際にそれが役に立たないとき。

力が入るとき、筋肉は縮んでいきます。
力が必要と思って、あるいは無意識でも、
それをずっと保とうとして固まっていたりします。

何かが怖かったり、緊張して身構えてしまったり、
じっと同じ姿勢で動かないでいても力が入っていたり、
どこかを支えようとして働いています。

上手く力を使うためには動けること、
筋肉を動かし曲げたり伸ばしたりして、
力を使いながら必要なバランスをとれることが必要です。

大きな力も小さな力も、
固まらず動けるようにすることで、
より力が発揮できると思います。

力をぬこうと思う時は、
まず動けるようにと思ってみます。

頭が動けるようにすることも思い出します。

どんな動作にも、
頭のてっぺんから体全体へのつながりの中での、
伸びやかさや、動ける自由さを使いましょう。


力をぬくことは、
無理な動きからバランスを崩し怪我をしてしまうようなことを避けるためにも、
大切な時があります。

もし痛みのでることがあったら、
そのやり方を変えてちょうだい!
という体の声だと思いましょう。

ふさわしいやりかたでできるようになるまでには、
練習のやり方がとても大切ですし、
必要を感じたら良く理解している人からの指導を受けましょう。


先日のできごと。
朝からずっとパソコン作業をしていました。
夕方まで飽きずにやり続けていたので、
さすがにちょっと肩がこったかなと思いました。

翌朝、またパソコンを開いてマウスを手にした時のことです。
右肩の筋肉がとたんに、
きゅーっと縮んでいくのが分かり、はっとしました。

そこに激痛が走り(泣)、あまりに痛くてびっくりしました。
肩に「ごめんね、無理をさせたね、もう休んでね、
もう縮まないで伸びてちょうだい」と一生懸命思考えずにはいられませんでした。

その痛みは3日ほどでやっとなくなりました。
前日、マウスを操作する右手は少しだけ高い位置にあり、
ずっとほんの少し右肩を上げ続けていたので、
筋肉はそれを思い出したかのように、
また前日とすぐ同じ状態になろうとしたようです。

意識してやっていたわけではないのに、
体はたった1日のこともちゃんと覚えていたのでした。

もう痛い思いはしたくないので、
学習しました(笑)
筋肉は同じ仕事をさせ続けずに、
休めることが必要です。

筋肉は記憶した働きを再現するから
必要ないことに気がついてやめられることは、
大切で役に立ちます。
 
パソコンに向かった時に、
自分全体を思い出しながら、
どんなふうに自分を使っているか気付いていられるように。 



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「~できない」と思うことについて考えてみます。

上手くいかなかったとき、失敗したなと思うと、
だいたい、つい、またそれを「やらないようにしよう」と思います。

ところが、「やらないようにしよう」という否定形の思考を実行するのは、
脳にとってはちょっと効率が良くないようです。

実際何をしたいか分かりにくくなって混乱し、
動きにくくしてしまうようです。

ネガティブ思考・ポジティブ思考と言う考え方のあるように、
肯定形の思考の実行が役に立ちそうです。


レッスンのとき生徒さんの言葉を、言いかえたりしています。

「上手くできない」→もっと出来るようになりたい
「難しい」→なかなか興味深い


こんなやりとりもしてみます。
いま何%ぐらいやりたいことができたと思いますか?

「70%くらいかな?」
ではあと30%のやりたいことについて取り組んでみましょう
そうすると、思わずお互いにっこりしたりします。


練習は、ここね!という課題が見つかること自体を、
楽しむ」のがこつかもしれません。
演奏中に何に気がついたかしら?

もっとここをこうしたい、どうしよう?と考えてみます。
出来ない感を味わっているより、
よし、やってみよう!というチャレンジを楽しんで。
笑顔も思い出して、やってみたいです。


良く普通に使う「~をしないようにする」「~をやらないようにする」を、
「~する」「~できるようにする」と言い変えましょう。

では来るだけ具体的に。
「~したい」やりたいことを整理して確認し、
そこから選んで練習をしてみたらどうでしょう。

今から「~する」
何を「~する」
どこから「~する」
どのように「~する」
どのくらい「~する」
どこまで「~する」

短い音、音のつながりで。
短いフレーズで、少しまとまりのある小節で。だんだん増やして。
やってみて、何に気がついたかしら。

また「~したい」が見つかったらこの考え方が上手くいってます。


完璧さよりも、やり方の自由さを求めてみましょう。

ついつい、今やったことをなかったことにするかのように、
ただまたすぐ弾くことを何度もぐるぐると繰り返して、
同じようにやってしまいがちではありませんか?

そこでちょっと待てよ・・・と思い出し、手を止めて考えてみます。

「~する」を1つ試して、
また今度はさらに必要な
ちょっと変化「もっと~で」や「違う~で」も選んでみます。

こうしたらこうなる、も見つけられたでしょうか。

そこからまた気に入ったやり方を選んで行けますね。


やりたいことを選ぶ
のがポイント。

例えばチェロなら、ボーイングなどついてなど、
いろいろあてはめてみます。

「~したい」から「~する」と考えて。




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梅雨のはれ間、ちょっとホッとします。
梅の実が大きくなってきましたね。
窓から見えるスモモの実は黄色くなりました。

      ******

手で何かに触れるとき、どのような感覚で、
どのような動きをしているでしょうか。

どれくらい意識的に、自分を使っているでしょうか。

何かを扱う自分の様子に気付いて行くと、
やり方が変わってくるかも知れません。

何のこと?と思われるでしょう。
練習や演奏に関係あります・・と言えば少し気になるかしら。

自分が何をやろうとしているかに気付いて行く練習といったらいいでしょうか。
これから楽器を弾こうとするとき、
より観察力を高める準備になると思って、試しにやってみて下さいね。
そのあとの練習のやり方や効率が変わるかもしれません。


楽器を手にする時。

ほんとうに、まるで始めて見たもののように楽器を扱ってみたら、
どのような感じがするでしょうか。
始めて自分の楽器に出会ったときのように・・・。
ちょっとわくわくしませんか?


楽器の全体を周りの空間の中で、
今ここにいる自分も周りの空間に含めて、まず眺めてみます。

自分と話しをしていきます。
いろいろ尋ねながら動いてみます。

楽器は大きさは端から端までどのくらい?
どんな姿・形?色や艶は?

自分は今どんな様子で、どんな気持でいる?

部屋の温度は寒いかな暖かいかな?
湿度はどれくらい?
自分の手の温もりや体温は?

楽器はどれくらい自分と離れていますか?
身体はどんなふうにどれくらい楽器に近づく?

楽器のどこに意識がいき、どのように指が触る?
手が楽器に向かって伸びて行くと、身体はいっしょに何をしてる?

触れた温度はどうですか?
質感手触りはどんな?
どうやって持ち上げよう?
重さはどれくらい?どうやって支える?

一つ一つ書くとなんだかとってもまどろっこしいようですね。
楽器に慣れたら、ここまでほとんど考えなくても、
ほぼ自動的に体が働いてくれていますが・・・

普段早くサッサとやってしまっていることも、
1つ1つの手順を楽しんで味わってみましょう。

今の状態、やっていること、
やろうとして考えていることは何かしら。

これまで身に着いたこと、習慣に気付く
気付けたら、もし何か変えたければ、変えられるかも。

どのように手にして持って、そして構えましたか?
そのようにして自分にいろいろ気付きながら弾いてみたらどうでしょう。

もし赤ちゃんだったら。
たぶん赤ちゃんがそばにいたら、
自分の感覚を総動員して丁寧に扱います。

生まれて間もない柔らかな赤ちゃんでしたら、
触れるときはある畏敬の念を持って、
命に出会うようになるのでしょう。
人でなくても、動物の赤ちゃんに触れるときもきっとそうだと思います。

そんな感覚を使えることを思い出してみます。
大切な楽器もいつも優しく扱いたいですね。



以下、前関連記事です

ミー先生①楽器との関係を作る



最後までお読みいただきまして、どうもありがとうございました。
どうぞコメント・メッセージをお寄せ下さいませ。
ご感想、ご興味のあることなどお書き頂けましたら嬉しいです。
お待ちしております。

今年の梅雨はシトシトというよりかなり激しくて、
これからしばらくのことを思うと長靴と、
もっと大きな傘も欲しくなりました。
ポンチョもあったらいいかしら。


             **************


どんなふうに座っていたのか考えてみます。


・座っているとき、背骨で体を起こそうとして、
反らしてしまいやすいです。

・楽器を弾く時、椅子の座面が後ろに傾斜しているものは、
体を起こそうとすると胸を前方に出しています。
(腰と背中は反ってきて痛くなりました)

・おしりの後ろ側・尾骨のあたりで座ると、
お腹はひっこみ、頭が前の方に下がります。
 (尾骨のあたりは長い時間座っていると痛くなって、ヘッドレストがなかったら首がつらいです)

・胴体を支えるために、脚を椅子に押し当ててしまうことがあります。
(力が入り圧迫していると、椅子の縁に触れる太ももは痛くなったり、しびれたりしました)

クッションや、高さ、座面の角度などで、いろいろ条件が変わりますけれども、
背もたれに寄りかる時も、背もたれを使わない時も、なるべく快適に座りたいです。



座るとき、座骨を思い出してみます。

座骨の左右に手のひらををあてて座ってみると、
形や位置がわかりやすいです。


上半身の重さは座骨が受け止めてくれています。

骨盤から上の胴体を1つのユニットと考え、
脚との角度は股関節の所から調節できます。



左右の座骨の上にバランスするようにして、
股関節から胴体の角度を起こしてみます。



普段も、座わりかたに気がついたら、試してみましょう~。

バランスは上から考えてみます。
が動けるように思ってみます。


脊椎は上からだんだんと下までバランスしていくと思って、
座骨の上に座ってみます。

体の中で脊椎が頭に向かう弾力を取り戻します。



上半身の重さは、
脊椎の腰椎から連なる骨盤の仙骨・腸骨へ伝わって、
一番下は座骨にのっています。

座骨の上で前後に胴体がバランスします。
体を前後に動かしてみます。

座骨の上で左右に胴体がバランスします。
左右の座骨に重さを移してみます。


いつも動きながら
緩やかにバランスできることを思います。

楽器を演奏する時は、
その座り方から、身体楽器を添わせるように持ってきます。

楽器が体に触れる時に
もう一度自分の全体の様子を思ってみます。

いつもより高くなって、楽器の高さの調節は少し必要になるかもしれません。
その身体の伸びやかさをもって演奏します。



・自分の身体が伸びやかにバランスしようとしていると、
音の鳴りがずいぶんと違ってきました。

意識していくことで、だんだんと脚や腕の自由さも増すようです。


演奏していない時でも、座っている時には思い出したらやってみます。



私の実感です。
・すっきりとして、周りの様子が良く見えてきます。
・血行が良くなり、体がなんだか暖かくなってくるかもしれません。
・快適で、疲れにくいと思います。
・パソコンや書きものなど、座って作業するときにも良いと思います。
 



最後までお読みただきまして、どうもありがとうございました。
どうぞコメント・メッセージをお寄せ下さいませ。
ご感想、ご興味のあることなどお書き頂けましたら嬉しいです。
お待ちしております。 

梅雨入りしましたね。
真夏のような暑さから変わって空気がひんやりしました。
植物は生き生きとして、
欅は今年も新しい枝をグンと伸ばし始めました。
K0010124

「チェロと歩む」にタイトル変えてみました。
雨の日に楽器を持って歩くとき、けっこう大きな傘をさします。
それでもやっぱり自分もぬれてしまいます(笑)、
雨の日のもう一つの必需品はタオルです。
 
       **********

楽器を持っていて座るとき。
大切に楽器を扱いますね。
自分の体も大切に。

楽器を扱うとき、腕が仕事をしているのはもちろんですが、
レッスンで見て下さったジェレミー先生はのこと()をおっしゃいました。

楽器を扱うとき演奏以外で何をするかといいますと、
チェロの場合、
まず、床に置いてある状態ですと、取りあげるためにかがむ。
エンドピンの長さを調節するためにかがむ。
ストッパーを置くためにかがむ。
譜面台の位置・高さ調節。近づいたり離れたり。
そして運ぶ・歩く。座る・立つ。

なるほど膝を使いますね!

思えば過去3回ぎっくり腰を経験しました(泣)
その時は、これらの動きがどれもが大変!(痛)

『腰に負担をかけないようにしたい』

たぶん多くのチェロ奏者の気になるところです。


ちょっと思い出してみます。
自分の体を少しでも低くかがめる必要がある時、
どんなふうにやっているかしら?

頭が下を向いて、背中を丸めてしまいやすいです・・・。

首から背中や腰にとっては大変な仕事を繰り返し続けて、
悲鳴を上げたのね!?と思い当ります。

*足首と膝股関節で、身体の高さを調節することができる。
前へ身体を倒したり、戻して起こしたりするときは、股関節から動くようにする。

正座をし、立ちあがる時のことを思うと、まさにその動きですね。
普段の生活に正座は少なくなりましたけれど。


<チェロを立てるとき>

チェロは、下に楽器を支えるエンドピンがあるので、縦に長いです。
まず楽器を、床に安定させる必要があります。
ピンを刺してもいい場合は、しっかり刺します。
エンドピンの調節。ストッパーを置く場合、
この作業の為に*を思います。

まず必要なだけ足首と膝と股関節を使って、かがみます。
それから手がそこへ行くと思って、作業します。
足首と膝と股関節が一緒に動いて戻ります。


<座るとき>

「変な格好みたいに思うかもしれないけれど、
おしりを後ろに突き出すようにしていって座ってみて」
とジェレミー先生。

股関節が曲がり、膝が曲がっていきます。
座骨を椅子に向かうようにします。


「ひざはつま先の方向へ曲がっていき、
ひざはお互いに離れて行くようにして。恥ずかしがらないでね」
先日ヴィヴィアン先生はこうおっしゃいました。

おしりの方向膝の方向どちらも意識してみましょう。

その時、頭はどうなっているかを思い出すと良いのでした!
首を楽にして、頭が動けるように思ってみます。

頭がからだのてっぺんでバランスをとりながら、
それに身体全部がついていって、座るために*を思います。

股関節から動き出して、座っていきます。
おしりを後ろの方に出すように、
座骨を椅子に向かうように、
膝はつま先の方向へ曲がっていくように、
膝はお互い離れて行くように、
頭が身体のてっぺんでバランスをとることを思いながら座ります。


腰が痛い方は、座るときに注意してみてくださいね。

ありがたいことに私はすっかり腰痛がなくなりました。


楽器を構える事について、また書きたいと思います。



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昨年、グレッグ先生の授業では、
今ここにいる自分の在り方を観察すること、
そこに新たな気付きと変化が現れることを教えて下さいました

授業の始まりにみんなでやったウォームアップ、ご紹介しますね。

前回の手をくるんと回すところが似ている、軽やかな動きです。

手首回す動きを、からへとだんだん身体全体まで、つなげていきます。

演奏前や休憩で、ちょっと身体をほぐしたいときなどに、おすすめです。



ポイント
 
 ・ゆっくりから、だんだんとのびやかに大きな動きへリズミカルに動いていきます
 ・どの動きも両方向、数回やってみます
 ・いつも基本形の手を合わせるところへ戻ります
 ・まず始めに頭が動けて身体全体がついてくることを思ってみます(思考のポイント)。
 ・指先の方向にちょっと意識をもって動いてみます(
 ・動いているところと、全体の様子もちょっと観察してみます(

a)b)c)は場所を取らないのでどこでもできます。 

楽しくやってみてください。発展形はお好みでチャレンジしてください。


基本形です。

a) スタートの手は、両手親指側を組むように指を重ねて
(お行儀のよいご挨拶のように組んで)、
胸元で手の甲を見るよう起こします。手のひらを前に見せます。

b)
外回しでくるんとひっくり返して、
小指側を触れ合わせ(手のひらが上に向き、どうぞと差し出すような手です)、
内回しでくるんとひっくり返してaに戻ります。

 
ab→aで1セット。
 手のひらを、ひらひらと、あっちこっちに。数回やってみましょう。

 やり方になれたら、
 だんだんと、スタートの手から前方へ出すように肘が伸びて行って、
 bのくるんとひっくり返して肘を曲げ伸ばしする動きを大きくしていきます。

 ぐるんとひっくり返してスタートの手aに戻ります。
 手首と肘が、内回し外回しで良く動いています。


発展形です。

基本形a→bの動きから続いて、

くるんと両手を上
頭の上にスタートの手a、

下ろしながらくるんとひっくり返して、前方で小指側を触れ合わせbから
両手を下離して左右それぞれぶらんと後ろへ下ろし、

後ろから前にぶらんと戻って、
前方で小指側を触れ合わせb、

くるんとひっくり返して、スタートの手aに戻ります。
 
 ・上下交互に
 ・ポイント()参照


さらに腕を回して大きな動きになります。
無理せずに。ゆっくりから。

a→bから片手で水泳のクロールのように
指先がぐるんと大きな円を描いたら、
スタートの手aに戻ります。腕全体(鎖骨・肩甲骨も)がたくさん動きます。
 
 ・交代して左手へ
 ・左右を交互に
   ・背泳ぎのように後ろ回しも
 ・ポイント()参照


c) それらの動きに、曲げ伸ばしを加えます。股関節も一緒に動きます。
 
   ・足は膝が離れるように少し開いて、膝はつま先の方向に曲げます
 ・小さい動きから弾むように、だんだん大きな動きへ。軽やかに
 ・ポイント()参照

d)これまでのお好きな動きをしながら、歩いてみます。
 ・ポイント()参照


以上です。


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140601_1736~002お友達とお散歩しました。
まるで夏のような陽射し。
林の中でひとやすみ。

木製の大きなベンチがあったので二人で横たわって見上げてみると、
周りの視界は木の梢と透けて見える青い空だけ。
すごくいい気持。しばらくそのままで。

「万華鏡のようね」とお友達が言いました。
とても背の高い木々で、空への奥行きがありました。
長い梢が広がって重なりあって、
爽やかな風が吹くたびに、たくさんの枝葉が柔らかく揺れています。

光の差す方向も刻々と移っていき、
万華鏡を覗いたように変化しながらきらきら輝いてました。


                ************


手から腕の準備運動です。

やろうとする動きを良く意識しながら動かしてみます。

私は普段ちょっとした準備運動に、やったりしています。

頭が動けるように思い、
そしてからだ全体にはどのよう動きが現れてくるか、
気付きながらやってみましょう。


指・手首・肘・肩腕全体(肩甲骨、鎖骨)の動きになります。

手を軽く握って、
左右の手のひら側の手首しわの所(手首の曲がる部分)を、
ピッタリくっつけるようにし ます。

手首しわをピッタリと離れないように左右対称になぞっていきながら、
ぐるりと1周します。
 
ゆっくりと何回か、内・外に回してみましょう。

甲ではなくて、手首しわを、ぐるりとくっつけていくのがポイントです

くぐらせるとき、腕が畳まれて少し窮屈な感じがするかとも思いますが、
曲げることで反対側が伸ばされています。

肩甲骨の動きは、感じられましたか?
手が胸の前に来た時に、左右の肘が近づくほど、グーンと動きが響いていきます。


次は、これと良く似ていますが、手と腕のウォームアップ②で、
手から身体へ動きをつなげていく準備運動をもう一つご紹介しますね。


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