チェロと歩む 

チェロ弾きの日々の氣付きと学びの記録。
チェロと毎日をもっと自分らしく、心地よく楽しむために。
~清野佳子のブログです~

2014年09月

小指の付け根から手首にかけて、
痛みの出ることがありました。

指から腕全体へと、身体の方へと使い方を見ていくうちに、
痛みは無くなりました。



指のために、
腕の動き、腕と身体とのつながりを考えます。



楽器を構える前にやってみることで、
腕の動きがより意識的になった、ウォーミングアップ。


左手を胸に持ってきます。
肘を曲げる動きは上腕二頭筋(力こぶのところ)の働き。

腕を身体に添わせながら、
手をそこから首へ行って、右側から首の後ろ側へ回していきます。
右手も同様に。数回動かしてみます。

この手から腕の動きは、
大胸筋腕を、胴体に引き寄せる働きをしています。


大胸筋は「ハグする(抱きしめる)」筋肉。
肩関節で上腕の内転(身体の方へ引き寄せ)と、
内旋(内側へ回す)をします。

大胸筋の図をご参照下さい。

大胸筋は、鎖骨(内側前方)・胸骨・肋軟骨(第1~6)から上腕骨へ付いています。
肘を横に上げると脇の下でつかむことができます。              
http://www.musculature.biz/img/k103.JPG(筋肉ガイドより拝借しました) 

この大きな筋肉は、部分的に働く時、
大胸筋の上方の繊維で肩関節の屈曲をし(前方へ上げる)、
下方の繊維では伸展する(戻す)、
拮抗する両方の作用を持っていました。

のこぎりを前後に引く、水泳、懸垂をするときの動きだそうです。

ちなみに肘を曲げる上腕二頭筋の、
拮抗筋で反対の肘を伸ばすのは、
上腕三頭筋(上腕の後側)の働き。

大胸筋は、
上腕を身体に引き寄せることで軸につながり、
身体に沿って引きつけたり、押し出したりする力がある。


楽器を構える時や、
左手ポジションの為の角度調整などで、
肘をたたんでくるときの、
前腕から先の動きを支えつつ、
右手のボーイングでは弓のフィットを良くして、
弾き易さ、響きに関わるのだなぁと思います。

このあたりが、演奏するために、
頭が動けて身体全部がついてきて身体全体の中で、
必要な動きをしてくれる。
そう思うのも良さそうです。


奏でたい音楽を演奏するために、
頭が動けて、身体全部がついてきて、
指は行きたいところに行き、
弓の毛が行きたいところに行けるように、
手は弓についていく。



最後までお読みいただきまして、どうもありがとうございました。

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ご感想、ご興味のあることなどお書き頂けましたら嬉しいです。
お待ちしております。 

康裕先生のボディ・シンキングのクラスにて。
引き続き、腕について学んでいます。


腕の力をどのように使っているか、
普通はそんなに気にしていませんし、
当然必要だと思っている力が入っています。 


思っていることが、どのくらいすぐに身体に影響するか、
実験しました。

パートナーになった相手の腕を持ちあげてみます。

動かないぞ、と思っている人の、
腕を持って 持ち上げようとするのはとっても大変でした。 

動くよ、と思っている人の腕は、
軽く動かせます。
交代して、反対にどれくらい思ったら抵抗できるかな?

ちょっとでも、動かさないと思っていると、
けっこう抵抗できる。

思うことが、
どれくらい身体に力が入る影響を与えるかという例としての、
実験でした。


そのことから、興味深かったのは、
動かない」(動けない)と思ったら、 本当に動けなくなってしまうのだ、
ということでした。

重さについても同じだそうです。
重い」と思ったら、本当に重たくなってしまいます。 


楽器や弦楽器だったら弓を持つときも、
どんなふうに思って持つかが、
その後にどれほど影響があるのか。


持つことを、意識的にやってみる。
レッスンでたびたび触れるポイントです。
 
構える時起きやすいことが、
楽器を持って肘を曲げるのと同時に、
腕を後ろに引いて、背中を後ろへ反る動きです。

そのようにしている時、
肘の動きと同時に緊張させていたのは、広背筋でした。

図はウィキペディアより拝借しました。


広背筋は、
腕を肩関節から屈曲する(身体の前方向へ出す)動きと対になる働きをする拮抗筋で、
伸展(身体の後ろ方向へ引く)動きをします。

腕を動かすだけでなく、広く付いているので、
体幹や脊柱に影響を与えます。

広背筋は、背部最大の筋肉です。
腰部・体幹・脇の下から上腕骨まで来ています。
肩甲骨の下あたりからつかむことができます。

大きな力が腕にかかった時、
肩関節を守り安定させる働きもあります。
緊張と共に起こる動きでもあるようです。


腕を使い肘を使うときは、
「広背筋をゆったりと、広やかにお休みしていい」
と思ってみます。


頭が動けると思い
そうすることで身体全部がついてきて、
腕の動きは、腕構造の胸鎖関節からの鎖骨、肩甲骨、上腕骨、
そして前腕、手、指までのつながりを思います。

腕は必要なだけの動きと最小限の力で楽器を持ってくる。
背中はゆったりと。
そこから演奏する。
動ける、ついていける、自由に動くことができる、と思う



先生の提案はとっても繊細です。

小さな動きを丁寧に。
必要なだけの動きで、出来るだけ最小限の力でやったら?
出来るだけそっと手を使ってみたら?

今までいろいろ余計な動きと、
必要以上の力でやっていたことが分かります。


手のひらにはたくさんの小さな骨もあって、
ふんわりと柔らかく動いてくれる。

もっと小さな力で軽くできることがある。

いざというとき、首や指や腕に入っている、
縮んで、押し込んで、引きこむ動き。

これに気付いたら、頭が動けるように、
そこからまた伸びて広がるようにと、身体全体を思う。


座る時、膝は前へ、お尻は後ろへと思って座る。

座った時には、座骨の上にバランスし、
座骨にかかる重さ、プレッシャーを、
頭と身体全体のつながりの中で軽くする。

そうすると、脚に力みはなく、軽くなる。

ドスンと重さをかけて座ると、
身体と脚は分断されてしまう。


すぐ立ち上がれそうな身体でいる。
股関節も動ける自由さがあるように。

筋肉の働きは、上図のように
骨盤、脊椎、腕とつながっています。

腕を自由にするためには、
座骨の上の頭と脊椎のバランス
これはとても大切なのです。


頭が動けるようにと思う
そうすることで身体全部がついてくるように。


***


ご老人が、だんだん「動けない」と考えていくことで、
本当に動かなくなってしまう、という話がありました。

「体が重くて動けない」そんな風に思ったことが、
子供のころからいっぱいあったな・・・

たとえば跳び箱や鉄棒で身体が委縮してしまう。
「怖い、動けない、重たい」と、
苦手意識で出来ないことの理由にしていたな・・・と思いました。



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久しぶりのバジルさんのレッスンにて。


練習ではいろいろプランを考えて練習していたのですが・・・
いざ人前で弾こうとすると、あわあわ・・・。
でも気を取り直して、振り返ってみます。

あれもこれもと複雑に思い出そうとするより、
練習したできることを信頼する。


「A・Tをちゃんとやれている?」と
チェックすることを手放す


この日はクラスメートも同じように、
「頭が動いてそうすることで身体全部がついてきて」とお願いして、弾く。
というシンプルさでやっていました。

先生の手のサポートは、
胸のあたりの角度でした。

久しぶりにぐぐっと促され、
下向きになって背中が丸まったところから、
少しずつ、周りの人の顔が見えるところまで起き上がってきて、
左右・天井も見えるように、
頭を動けるようにして、弾いてみます。

どうも、丸まったまま、背が縮んでいるように感じます!?
「伸びようとしていたんだね~。」と言われました。

はい、「もっともっと伸びることができるはず~」と思っていました。

先日の由香先生の時は、
弾きながら肋骨が楽器から離れていくようになると言われ、
あぁそうだな!とわかりました。

これと関連していると思います。
でも今日はすごく変な感じ。

実際丸まったような感じで弾いてみると、
変な感じで、可笑しくて笑いっぱなしでしたが、
笑えるってことはこれまで上手くいってる時です。

あれ~これでも弾けるのね。
変な感じがするけれど、身体は弾きにくさや固さも無いし、
どうやら音はずっといいみたいです。

確かに弓が楽器ともっとフィットしている。

すごく変な感じ→こっちがいいみたい、になります(笑)

「何をしていたんだろう?」
それを考えてみるのが宿題になりました。


これまでのいろいろなサポートで、
頭と脊椎の関係があれば、
けっこうもっと上に伸びていけるのだ!と思っていたけれど、
伸びている感覚を再現しようとするのではないのですね。

上・前の方向性に、もっとゆったりとついていく、
動いていけると思う位でいい。

以前すごく上手く行った時の身体の様子を何か再現しようとして、
やっぱり、固まってしまう。

やっていたことは、伸びようとしながら同時に、
無意識に背中を後ろへも引っ張って少し反っていました。
それで胸が、上に向き加減でした。

見た目ではほんのちょっとのバランスが身体の後ろへかかっていくと、
弾きやすさや、響きが変わってしまうくらい、
弓の接触に影響があると思いました。


「肋骨は胸椎から前の胸骨の方へ下向きの角度がある。
K0010058脊椎には胸椎では後ろ側へのカーブがある」
というボディ・マッピングを知っていたら役に立ちそうです。

カーブに沿って動きがある。
腕を動かす筋肉は
胴体にもあって、身体の表層の筋肉。

身体を支える筋肉は
身体の深層で、
脊椎の周り
にある(脊柱起立筋)


バランスは動き。

頭と脊椎全体(身体の軸)がバランスしていれば、
腕を動かしやすく、楽器を鳴らしやすい。

後ろ側に反っているとき、
身体の表層にある筋肉が身体を支え、
バランスを取ろうとするため仕事もしなければならないので、
動きを妨げる。

身体の軸でバランスする。腕が使いにくい時は、
この事を思い出すと良いと思う。

そして実際まず
「頭が動いて、そうすることで身体全部がついてきてとお願いして、弾く。」
で、シンプルにやってみる。

正しさや、
上手く行った時の感覚でかつてのやり方を思うより、
その時その都度、
また新たに、上・前の方向性を考える。

こんな感じと思うより、
意識的に具体的に言葉にしていくことも練習。



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感動に出会う。
素晴らしいものにふれることができて、思ったこと。

満ちあふれるエネルギー、美しい精神と肉体の躍動、
そして音楽に包まれて。
その場に身を置くことができて、
幸せを感じます。

感動に出会えることは限られていて、
遠くの違うところにあって、
特別なことのような気がしていました。

でもまた、どんな瞬間にも感動があると、
どこかで気付いていて・・・
そこに咲く小さな花、そっと梢を揺らしている風。
 
気持ちが向いたもの、そこにあるメッセージ、
それもその時の出会いで、小さな感動があります。
これまでにたくさんの素晴らしい音、ほとばしる豊かな表現、
たくさんの素敵な思いがありました。

どんなことも、その時々に、
もっと感じることができていたら、
感動の種は本当にころころ転がっていたのです。

それぞれ全部、違うけれど、
心の震える瞬間、
今までにも、たくさんたくさんあったのだなぁと思います。

その時々何を受け取るかは、
自分次第なのだと、あらためて思いました。


出会いに気付く。
感動は今ここにある。

今ここにいる選択。
ここにいることの気付き。
ここに共にいてくれることへの気付き。
ここへ導いてくれた出会いがある。

あらためて、出会いに感謝。
ありがとう!


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今回も、コメントいただいたことから考えてみます。


肩や、背中、手に痛みが出た時に、
以前よりも痛みが出るのを我慢せず、
あれあれ、これはなんだろう?何してるかな?
とだんだん考えられるようになってきました。

いろいろ観察して、
気づきながら演奏していくこと
意識的にやることがよい練習になり、 
そして、
「どのように考えて、それをやっているか」
がとても重要です。


「腕の重みを気にしているのだけれど、
なかなか響のある音が出せない」と言う場合、
腕の重みをかけることは、
あんまり気にしなくてよいと思うのです・・・

なんて言っても、信じ難いかもしれませんけれど、
頭と脊椎の関係をお願いしながらやって行くと、
ほんとうに、何もしていないくらいの時、
ビックリするほど豊かな響きがするのです。


「気にしない」というと、
かえって気になってしいますよね!

上手くいかなかった時に
それをしないように」という、
否定形も上手く機能しないのです。
 
 
何かこうでなければという、
「正しさ」を思っていても固くなるので、
違う考えを選びます。 
 
やりたい「望んでいること」の「肯定形」を考えてみましょう

必要だと思ってやっていたことで、
手放していいことがあり、
そうすると、止められたことで、
身体はほんとうに必要なことをやってくれるのです。
 
今までやってきた事とはまるで違う考え方をするときは、
戸惑ったり、変な感じがするのですが、
突然腑に落ちたり、解決したりして、
何より音が良く、やりやすくなるのが、
そのことの嬉しい答えです。 


遊び心で、実験してみましょう。

豊かな響をだすためには
発音の瞬間
がまずポイントでしょうか。
 
ピッツィカートで、弦をブン!と膨らませてみてください。
思いっきり元気よく。
音はすぐに減衰していきますが、
はじいた時、指が離れた瞬間の響をイメージしてください。

弓で弾き続けるときは、
「弦に振動を与え続けるエネルギーは、推進力」と考えてみます。
 
青木十良先生が、 「飛行機のようなものなのですよ。」と一言、
室内楽のレッスンを受けた時に、おっしゃっていらしたのを思い出しました。
pの音量でも弓をたくさん使って表現する弓使いなど、
いろいろご指導を頂いたことが思い出されます。
(このたび99歳で亡くなられました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。) 


頭と脊椎の関係をお願いしながら・・・
「弓の毛を弦に向かわせ、重さを弦に落とし」ます。
ヴィヴィアン先生に教わりました。
「弓の重さが弦に落ちたら、すぐ直角に弾きだして」みてください。
ここは丁寧にやってみます。デリケートなところです。

タッチ・アンド・ゴーみたいでしょうか。
(飛行機の着陸してすぐ離陸する訓練があります)
 
 
重さを摩擦に変える、推進力や浮力を思います。

余談ですが、音楽家の緊張はパイロットの離着陸の心拍数が高まる緊張と似ている、
と聞いたことがあります。

音楽は直接命にかかわらないから、ずっと安全ですね(笑)。
飛行機が斜めに降りたら怖いですよね・・・


ピッツィカートのように、
弦の長さの真ん中が膨らむように、
弓でまず少し弾いてみます。
 
少しづづ弓を長くして、その膨らみを保てるように、
弦の振動にエネルギーを補います。
 
膨らむということは、
弦の太さよりずっと広がって振動していますから、
「弓は弦の広がる方向に」ついていきます。

頭が動けるようにして、そうすることで身体全部がついて来る。
出したい音を鳴らすために、
手は弓について行く」と思ってみます。


響の広がりに、弓の動きがついて行くように思うのもいいようです。
楽器から周りの空間へ、響く様子に意識を広げてみます。
 
そして一緒に、
手から腕全体、頭や胴体、股間節や足、
動きやすさ、動きの全体のつながりを思います。 

呼吸も思いだしましょう。
長い息をふーっと出していけるような、身体の支えもあります。
吐いたら自然にす~っと息が入ってきます。
呼吸のしやすさも大切です。


そして、弾くときの響の質の変化は、
ほんの少しでも、大発見です!
 
練習の成果はすぐにあらわれるかもしれないし、
そうでないかもしれません。
 
変化は少しずつゆっくり、
そしてある日突然にも起きるものですね。

それまでの過程を、楽しんでやってみましょうね。


最後までお読みいただきまして、どうもありがとうございました。

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はどこにありますか?

肩という文字は肩甲骨に含まれています~。
鎖骨・肩甲骨  bjoint_shoul_clavi
肩甲骨は鎖骨と、上腕骨につながっています。
これらの骨を動かしている筋肉など含めて、
だいたい肩というイメージでしょうか?




骨格的な腕の付け根は、骨格的には胸鎖関節
鎖骨から腕の構造が始まります。
胸骨は肋骨と繋がっています。

腕構造は、筋膜という結合組織で頭から繋がって吊られています。
腕は肋骨には関節でつながっていませんから、
腕の動きに従って、肩甲骨は肋骨の後ろ側から横を通って、
前の方にぐるりと動いてくることができます。

上腕骨(上腕骨骨頭)がはまっている肩甲骨の関節の形は、
少し前の方に向かって角度がついています。鎖骨bone_clavicle

上腕骨の形は胴体側に球形の部分があって、
肩甲骨側面との関節に浅くはまっていて、
靱帯で行きすぎないように支えられています。

手や肘に動きがある時、
すこしでも肩を後ろへ引くように緊張していると、
動きが制限される影響があります。
肩関節の形とその角度によるためです。 


腕を横に広げて、指を動かしたら、
見える位置はどのあたりでしょうか。

少し真横より前側で見えるようです。
その時の、腕の角度は真横からどれくらいあるでしょう?
手は、見えるところで使いやすいようにできています。

手の動ける範囲をいっぱいに動かして、
鎖骨からの動くことを、思い出してみてください。

さらに手を後方へ使う時は、見て、手がそこへ行くように、
視線と体の向きが必要に応じて一緒に動くと、動きやすいですよね。
BlogPaint
腕は前側で使うようにできていて、
肩も少し前にカーブしています。 

腕を後ろへ引いてしまう時に起きる肩の緊張を止められたら、
腕は使いやすくなります。

腕はぶらんと下ろした時、どこにあるでしょう?
肩を動かしてから、動くのを止めてみてください。
腕は身体の軸に沿ってあります。

頭と脊椎の関節(環椎後頭骨関節、耳のあたり)から、
肩関節(肩甲上腕関節)、
腰部の芯
股関節(座っていたら座骨)、
立っていたらさらに膝関節、足関節が、
横から見たら、同じラインにバランスすることを思ってみましょう。

後ろ向きに歩いてみると、
この全体のバランスが分かりやすいようです。

肩は固まらずにもっとたくさん動くことができて
腕は身体の前で楽にしていたいですね。
肩・腕の動きに注意してみてくださいね。


参考文献:ヴァイオリニスとならだれでも知っておきたい「からだ」のこと



最後までお読みいただきまして、どうもありがとうございました。

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久しぶりに書き込みます。 

いつも為になる書き込みをありがとうございます。 
アレクサンダー・テクニックに関する本を何冊か手に入れ、目下学習しているところです。 
文章だけではなかなかイメージ出来ないのが辛いところですが、自分のニュートラルな姿勢を意識するようにしています。 

腕の使い方。 
チェロの練習をしている時、気がつくと右肩が。
・・・右腕が緊張して上がってしまって、
しかも凝ってます(T-T) 
弓を動かすのに肩(腕?)を上げる所作は必要ないんじゃないかと思うようにしてからは意識しているんですけども。 
なかなか右腕の重みは安定してキープ出来ません。(^_^;

「りん」さんコメントより
**************************

りんさん、コメントありがとうございます。
いつもブログをお読みいただき嬉しいです。
本も読まれて研究されていらっしゃるのですね!一緒に考えてみましょう。

>右腕が緊張して上がってしまって
>弓を動かすのに肩(腕?)を上げる所作は必要ないんじゃないかと思うようにしてからは意識しているんですけども。 

どんな時、肩が上がりだしますか?
注意深く観察してみましょう。

それが起きるときに気がつくことができたら、
その動作をそこで止めてみて下さい。

弓を持つとき、
弦の所へ持ってくるとき、
すでに肩が準備態勢に入る気配はありませんか?

音を出す瞬間、
音を出している間のどこかで、
何をしようとしたときに現れますか?

習慣的に起きていること、
それをしようとした瞬間をみつけられたら、
そこで違うやり方も選べます。

肩を耳の方に近付けてから腕をストンと落とす動作を何回かしてみて、
肩を動かしましょう。
 
肩は、また上がりたそうに、「これでしょ?」と言いますが(笑)
「ちょっと、休んでいていいよ~」と思います。 

そしてやりたいことをやるために、
「別なやり方も選べる」と思ってみます。

>しかも凝ってます(T-T) 
肩が凝るのは、きっとたくさん練習している中で、
同じような動きを何度も繰り返し取り組んでいるからでもあると想像します。
 
ちょっとお休みをしながら、考えましょう。
 
縮んだ筋肉を元の長さに戻すには、縮む動きを止めて、
反対の動きが起こることを可能にする。
そうすることにより、伸びていきます。

拮抗筋の働きで縮む動きによっても、伸ばされます。
細かい同じような動きの練習をした後は、
違う要素や大きく弓全体が動くような練習も合わせてやってみてください。


なかなか右腕の重みは安定してキープ出来ません。(^_^; 

動きを安定させ支える働きは、
身体の奥の方の体幹の筋肉です。
 
腕や身体を動かしてくれる筋肉は、
身体の外側で働いています。

右腕の重みは安定してキープすると言う時、
具体的に、どのようにやり方を考えていますか?
言葉にしてみてください。

全然違うかもしれませんが、おおまかに推測すると・・・

ある程度一定の重みをかけ続けながら、
動かすためには少し浮かせながら・・・かな?

反対の事を一緒にやろうとしているのかしら。
そうするととっても動きにくくなってしまいます。

キープしようとしていることに、
なにか糸口がありそうですね。
 
 
発想の転換をしてみましょう。
肩の動きにお休みも与えつつ、
アレクサンダーテクニークで大切なポイントの、
頭と脊椎の関係の働きをお願いしながら考えます。


重み
について。
弓を持つ指先は、
弓の重さについてどのように扱えるでしょうか?
弦に触れる時弓の重さをのせると思ってみます。

各弦で音を出すために、
必要な摩擦とのバランスはどうですか?

弓先・弓元など弓の移弦で、
弓はどのように弦にのせているでしょう。
 
 
ここで考えたいのは、
さまざまな条件の変化があるということです。

さらに、弓のしなり、毛の張力、弦の張力などの弾力があります。
それらを扱う腕の動き、身体の支え、筋肉の働きは素晴らしく多様です。
さまざまに高度な組み合わせですね♪

腕には、いろいろな変化に対応できる動きの自由さを

音量や、弓のスピード、弓の使うところの違いがある課題を何か選んでみてください。
それぞれの違いは、弦の振動、振幅、音色の様子にどのように表われるでしょうか。

腕の重さをかけようとしながら腕を動かそうというよりも、
弓を持つ手は、その時その時出したい音を出すために、
弓の重さを扱いながら、摩擦に必要なだけの弾力とスピードを考えてみる。

そして、肝心なこと。
弓を使いたいように腕を動かすために、
頭が動けて、そうすることで身体全体がついてくる


腕全体と身体全体のつながりを考えることが大切に思います。


肩についてのバジル先生の記事
「肩は動いても良い」
肩と呼吸の関係、どうぞご参照ください。
http://basilkritzer.jp/archives/39.html




最後までお読みいただきまして、どうもありがとうございました。

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「紙に自分の全身の骨格を書いてみましょう」
授業でそんな場面がありました。

実際に書いてみようとすると、とっても難しい!
・・・あいまいな記憶。
ミステリーゾーンがいろいろありました(笑)
身体について自分の思っているように使っているのだそうです・・・
あらあら。


腕の始まるところについて、考えてみましょう。
これを知ると!
そのとたんに腕の動きは違ってくるのです。
演奏のためにも、ぜひ役立てましょう

生活の中で思いだしてみてください。
つり革につかまる時、高いところのものを取る時。
物を拾う時・・・などなど限りなくさまざまな場面で、
腕はどんなふうに動くでしょう?


腕の構造はどこからでしょうか。
触ってみてくださいね。

腕の構造は鎖骨から
鎖骨は、胸鎖関節で胴体につながっています。

首の下でぽっこり出ている鎖骨が、
真ん中で胸骨の一番上と接する部分が関節です。
胴体と腕構造がつながる、骨の関節はここだけです。

全体は筋膜(筋肉を包む膜)でつながり、
頭から吊り下がっているようになります。

腕構造は、
鎖骨、肩甲骨、上腕骨、前腕の橈骨(とうこつ)・尺骨(しゃっこつ)、そして手。
手にはさまざまな小さな骨があり、ちょっと複雑です。手根骨・中手骨・指節骨。

面白いのは、骨の配列です。
胴体側から末端へとみていくと、
上腕1本→前腕2本→手の中には手根骨3つ+4つ→5本の指へと分岐しているのですね。

末端の指先を移動させるときも、
腕のしくみが連動していることを思います。

胸鎖関節に触れ、手を上下・前後・左右に動かしたら、
鎖骨にその動きがすぐ伝わってくるのが分かります。

腕が上腕の付け根からだと思って動くのと、
鎖骨から動くと思うのでは、動きはどう変わるでしょうか。

鎖骨からと思って動くと、可動域はずっと大きく、
動きやすく、腕が長くなったように使えませんか?


太極拳では「一動全動」という言葉があり、
指一本動かしても身体のバランスが変わる、ということをあらわすそうです。

腕の動きは、
骨格では胸骨と繋がる肋骨から脊椎へと伝わっています。
脊椎の動きは骨盤から股関節へと伝わります。
腕の動きと、股関節の動きのつながりを思うと大変役に立ちます。
腕を使うために必要な胴体の動きは、
股関節もたくさんやってくれることを思ってみましょう。

呼吸がしやすいかどうか
も目安になります。
胴体に無理な負荷がかかるのを止められると、息がスッと入ってきます。
身体を支える余分な力が要らなくなれば、腕の機能を充分働かせてくれるようになります。


ポイント
手を使う時、腕全体に鎖骨からの動きがある事を思って、動いてみます。
腕の動きは、胸鎖関節のところで胴体へつながっています。

大きな動きも小さな動きも、
胴体が股関節から動けることが腕の動きを助けます。

そのためには、まず頭が動けることで身体全体にもたらされるバランスを思うことが大切です。
 
手先の細かい操作が必要な時も、
身体の様子を思いながらやってみてくださいね。




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演奏中に思い出したい、自分と周りとの意識について。


演奏しながら、周りが見えているかしら。

集中しようとしていると、そのものに意識をむけすぎて、
周りが見えなくなっていることがあります。


そんなとき、身体が固まっていませんか。

緊張しているときは、視線も固くなりやすいです。


あらかじめ周りをよく見わたすようにしておいて、
譜面とその周りで見えている視界をやんわりと広くしてみます。

演奏に充分な注意力をもちつつ、
周りの様子に自分全体の様子も含めておきたいです。


緊張して首が固まっていると、
身体全体動きにくくなってしまいます。

なので、まずは頭が動けるように、
そうすることで自分全体がついてくるようにと思います*


自分のやりたいことが、
自分の協調作用()と共に行えるように願いつづけたいです。


視界は広がりがあるように、
いつも周りも見えていているようにします。

自分の感覚へ入り込んでいるとき、
固くなりやすいのですね。

緊張してしまう時の居心地の悪さは、
自分をジャッジしようとしてしまうから。


間違ってはいけないと思うと、
すぐ固まります。

上手くいったかどうかを感じ続けていても、
動きにくくなります。


今やりたいことに意識を向け続けられるようにしたいのです。


周りが見えているように。
共演者、聴衆とのつながりを思いだします。
今、みんながここに一緒にいることを思う。

空間の広がりを思い出す。
響きに思いのせて、行ったり来たり。


今携わっているミュージカルでは、
カーテンコールやExit Musicの時などは、
たくさんの笑顔があって、
ありがとうの気持ちも行ったり来たりしています。

そんな笑顔は、
演奏をとても伸びやかにしてくれるのです。




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