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2015年07月

種のめぐみ

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ある日種をまきました。

いつしか芽が出て、かわいい双葉を見つけてしばし眺めます。

新芽は陽の光を浴び、上に向かって伸び、
雨が降り、柔らかな緑もだんだんと濃くなって、
風に吹かれながら、茎は太くなっていきます。

ちいさな緑のつぼみが出来て、
色づきながら膨らんで、
こちらで開いた時、また次が色づいていて、
次々と小さな花はほころんで、時を忘れて見入ってしまいます。

花弁が落ちる時、実りの用意がされていて、
花が終わった時、枝葉は、実の為にどんどん栄養を送り込んで、
葉蔭で静かにゆっくり結実していました。

そんな何気ない楽しみがあって、
そこにあるだけで、なんとも嬉しいです。

花は、通りがかった人の目にとまるかもしれないし、
実は、地面に落ちたら何かの栄養にもなるのでしょうか。
枯れ葉は、ゆっくりといつしか土に帰っていきますね。

今は、花や実も持たなくても、
陽差しを浴びようと、螺旋に枝葉を広げていき、
風に吹かれ、雨を浴び、地に根を張って、
光合成で酸素を出し続けながら、その時々せっせと自分を養っている。

たった一つの種の恵み、自然のしくみ、
たくさんの、いのちのいとなみ。KIMG0511

そんなことを思う、暑い夏の日。


****************


窓辺で花を楽しんでいます。
写真は、プランターで種から芽が出た、
ピンクのゼラニウムの子供。

細くとがった実。
土に刺さりやすいようになっているのかしら。
種は細いさやに入っていて、羽毛がついています。
鞘が割れたら、風に乗ってどこかへ飛んでいくのですね。
自生しているのは見たことは無いので、
種が芽を出す所を得る事は、実はなかなか大変なことなのでしょうね。

実を鞘ごと土に刺しておくと芽が出ます。
さし木でも良く根付くので育てやすいです。

毎年夏の間しばらく留守にすると、
とても過酷な状況でかわいそうな子達、ごめんね。
それでも復活してくれるのでたくましいですね。


こんな記事がありました。
長~いですが、とっても興味深いです。
In Deepより
<植物が「緑」であり続ける理由がわかった!~>
http://oka-jp.seesaa.net/article/421893076.html



関連過去記事
  方向性

最後までお読みいただきありがとうございました。

1つのチャレンジから思うこと

カテゴリ:
<こころとからだの平和バトン>KIMG0359
【3日目】

チャレンジの体験から思ったこと。

どんなことが起きるかしら~
どきどき。

何が出来るでしょう~
そわそわ。

自分の全体を思いながら、
大切にしたいことを考えながら、
1つ1つのプロセスすべてを楽しんでやってみようと決めました~
わくわく。

いろいろ課題も見つかりました~
やって良かったです。

先日のバレエ発表会初舞台へのチャレンジでは、
リハーサルも本番も、みんながのびのびと一生懸命。

その場に一緒に居ることが、どれも新鮮で、
みんなからエネルギーをもらえて~
勇気が出ました。

心配したり、つい弱音も出たりしましたけれども、
やりたい気持ち、ここまで続けてこれたこと、
やり遂げたこと~
すべてそのまんまをお祝いしようと思います!

KIMG0357やはり、やってみたからこそ、
舞台に立つために大切なこと、
~なるほどそういうことか!
とわかってくる。

~それがどんなに嬉しくて、素敵なことか!
だんだんじんわり、
あるいは目の前が開けたように感じられたり。

~ここから、また始まるのだなぁ、
とあらためて思います。

~こんな素敵なことが、この小さな町の舞台で起きているのね!

美しく成長していくお嬢さん達を見て、本当にそう思いました。
KIMG0653

ひとりひとりの、それぞれのステージで、
音楽でも、スポーツでも、さまざまに、
もちろん年齢も関係なく、いくつになっても、
~素敵なチャレンジは、今も世界中で起きている♪

いま、ここに、どんな気持ちでいるのか。

~それぞれの喜びが、いっぱいにあふれていきますように♪



          ******************

今回は、ダイエットできたことも大収穫♪
膝の怪我の負担を減らし、動きやすくなるように、衣装をきれいに着たい。
この目的で、スッキリと。
身体の調子がいいと、嬉しいですね。
気持ち良く運動することとあわせて、これからも気をつけていこうと思います。

お腹が空くまで食べないことが、良かったみたい!(笑)
お腹が空いている位でないと、運動したら気持ち悪くなるからですけれど、
身体に付いた余分なものはエネルギーになって、
しっかり消費していくのだなぁと思いました。

食べたいものを食べることについて、あらためて考える事になりました。
普段の食べかたを変えてみたら、身体にずいぶんと変化がありました。

何を、どんな思いで食べようか。
からだのために、そして美味しく食べるために。

からだとこころ、自分らしく、ここちよく♪

       
            ******************    

<こころとからだの平和バトン>
【3日目】をようやく書き終えました。
何を書こうか、なかなかまとまりませんでしたが、やっぱり私の人生1大イベントになったバレエの発表会にまつわる事になりました。レッスンはこれからも楽しく続けるつもりです。
次は、どんなチャレンジができるかしら、と思っています。

バトンをつないで下さったマキコさん、ありがとうございました。
バトンを渡すという趣旨ですが、渡せないでいます。
ごめんなさい。
今は、自由にこころのままにしてみます。

*こころとからだについて思うことを、3日間ブログかFacebookに投稿するものです。
こころとからだの平和バトンは、
広島市西区の太光寺の副住職の東和空さんからの発案で、
天城龍湯治法の杉本練道さんから始まったそうです。

Facebookページはこちらです。
https://www.facebook.com/groups/128308210834476/?fref=ts


 最後までお読みいただきありがとうございました。

思考と選択3 食べる 

カテゴリ:
<こころとからだの平和バトン>(*文末に説明)
【2日目】

普段やっていることで、自分が選んでやっていることを考えてみます。
例えば食べること。

何を食べますか?
どれくらいの量でしょう?

なぜそれを食べますか?
どのように選んでいるかしら。
JPG

それを選んだ理由は?
それを食べることは自分にとってどんな意味があるでしょう?

それを、どのように準備しましたか?
どんな気持ちで食べましたか?
いつ?どこで?どのように?

食べることにまつわること、食品、食材、料理。
食べ物を、自分で全部を作ることはできません。
種から撒くこと事をしても、土や日光や温度や水が必要ですし、
は自然が育みます。
自然の恩恵、さらに人の知恵手間をかけられています。

誰がどのような思いで、
どこで、どうやってつくったのでしょうか?
その思いを考えてみると、どうでしょう。
それを頂くとしたら?

食べたもので、からだは養われて、生きています。
からだといのちのために。
食べたいもの、食べたい理由。

何を大切に思いますか?
そこにどんな考えがあるでしょうか。
どんな選択ができるでしょうか。
からだとこころの平和のために。



*こころとからだについて思うことを、3日間ブログかFacebookに投稿するものです。
こころとからだの平和バトンは、広島市西区の太光寺の副住職の東和空さんからの発案で、天城龍湯治法の杉本練道さんから始まったそうです。自分が記事を3日間書いたら、次に二人の人にバトンを渡します。
Facebookページはこちらです。https://www.facebook.com/groups/128308210834476/?fref=ts

チャレンジ 

カテゴリ:
<こころとからだの平和バトン>(*最後にFBページのご案内があります)

KIMG0501というお題から、マキコさんが、ブログを書かれていました。
どうぞ以下のアドレスから、お読みくださいね。 

マキコさんの投稿より

<こころとからだの平和バトン>

8月2日

BLOG.NAKAJOMAKIKO.COM

http://blog.nakajomakiko.com/2015/07/10/%EF%BC%98%E6%9C%88%EF%BC%92%E6%97%A5-0034/

70年前の夏に起きた たくさんの中のひとつの話 

悲しいお話です。
そのお話が、父との記憶と重なり、心に響きました。
そのことからFbに投稿しました。

「父は、学徒出陣で陸軍として輸送船で南方へ連れて行かれました。
寄港地から出航してまもなく船団は襲撃され、父の乗った船以外撃沈されたそうです。多くの命が失われました。その後戦地にたどりつき、終戦を迎え捕虜となり、帰国しました。
父は戦争について多くは語りませんでした。その後1人1人の命の為に働くことを選んだように思います。
命を落とされた方とそのご家族の無念、その後生きてきた父の気持ち、苦悩をあらためて思い、胸が詰まります。合掌。
決してこのようなことは、二度と起きてはなりません。」


そうしましたら、バトンをつなぎませんか?とお誘いを頂きました。
私のペースですと、毎日続けてとはいかないと思いますが、
私の思いをのんびり3日間書いてみますね。


     ****************


<こころとからだの平和バトン>
【1日目】

からだとこころの働きに、流れているもの。
静と動。
思いと行動。
そんなことを思う、今日この頃。


チャレンジ

私はこの半年の間に、いろんなことがあったなぁと思います。
その1つ、先日のバレエの発表会の初舞台にのぞんだレポートです。
すみません、またちょっと長いです ~。


昨年暮れまでは、踊るなんて思ってみなかったのですが、
レッスンは楽しく続けられていたので、発表会に誘って頂き出ることにしました。


不安

実は、膝にけがの後遺症があります。
重い荷物(楽器と旅カバン)を持って勢いをつけて、少し高い段に上がろうとしたのです。
バキッ!とすごい音がして大変な痛みでした。
支えきれずに靱帯が悲鳴をあげました。
伸びてしまったものは元のようには戻らないのだそうです。
それを補う筋力をつけるようなトレーニングのアドバイスを、整形外科の先生にされました。

舞台でうずくまるようなことになりはしないかという、心配がありました。
靱帯が伸びてしまっているために、位置がずれて痛くなり、立てなくなってしまうことが普段も時々あったのです。
この事であきらめたくありませんでした。
けがなく、無理なくやろうと決めました。

私の場合、どのようにする時それが起きているか、考えるようになりました。
膝の内側の靱帯なので、膝を屈曲、大腿・下腿を内旋している時に、緩みやすい仕組みです。
弱った部分に、バランスを支えきれないような方向の、力がかかっているはずです。
外旋して、かかとに重さがのるようにしていくことで、靱帯は張りを保つことができるとわかりました。
アレクサンダー・テクニークの康裕先生にも相談してご指導いただき、普段の歩き方にも膝に不必要な力を加えているのだなとわかりました。

「頭が動けて、そうすることで身体全体に一緒に動きがある。身体は上に向かうよう動いて、身体の重さを受ける足、支える脚全体への不用意な圧迫を無くしていく」
と考えて動くことで、膝への衝撃は減らすことが出来ました。

アレクサンダー・テクニークは、頭が動けるように働きかけ、身体全体につながる動きやすさ、考え方をしていきます。 
けががあっても、その状態から、できることをどのようにやっていけるかを、考えていくことが出来るのです。

忘れて動いた時に、うっかりまたやってしまうのは明らかでした。
ジャンプは、ドスンと下に降りると衝撃が強いので、「身体を上向きのまま軽く降り、かかとから足首の上に頭の重さを乗せていく」と思いました。
方向転換する時には、足先・腿の向き、身体の向き、視線、手の方向をはっきりさせておくと安心です。
不用意に動くと、ぐしゃっとなりバランスが崩れます。
このように意識的に動いていれば、問題は出ませんでした。

ずれてしまった時、どうやると痛くなく戻せるかもわかりました。
「膝を屈曲して(膝をしっかりたたむ)股関節を内旋した状態から、外側に回していく。」
戻せばまたすぐ動けます。
以上はあくまでも、私の場合です。

ゆっくり考えて丁寧に動きながら、イメージ練習をしました。
動きがはっきっりすると、不安なく曲のテンポにあわせて動けるようになりました。
そうすれば、痛めないだけでなく、実際にふさわしい動きになりました。

1週間前には膝のサポーターを外しても、どうやら事故は避けられそうだという確信が持てました。
だんだんバランスも良くなってきて、ダイエットも成功して身体も軽くなり、
動きやすくなって、負担を減らせたと思います。


今回は「とにかくすべてを楽しもう!」と思ってのぞみましたので、
リハーサルからニマニマしていました。
笑顔で楽しく動くこと」を思いました。

「衣装と仲良くなることも大切よ」と先生はおっしゃいました。
舞台を創っていく先生の、衣装選びへのこだわりも伝わってきます。
私は白い衣装が気に入って、とてもわくわく嬉しい気持ち。
他のみんなの衣装も、とっても素敵。


2週間前の衣装を着ての通し稽古では、舞いあがって動きを忘れたり、あいまいな所があったので、ビデオを買いました!
今さらながら、ほんとにきれいに撮れるんですね。
撮って視たら、客観的気がつけることがいろいろあり、疑問点などをその後指導していただく助けになりました。
もっと早く使うのでした。リハ風景の映像は、良い記念にもなりました。

自分ができる課題を、明確にして取り組めたのが良かったです。
何をどんな順番で考えていくのか、何度も動きの意図を確認しました。
今できることしかできないけれど、その都度できることを、さらに丁寧に考えながらやっていくことはできます。

「今も素敵、次はもっと素敵にと思って踊ることが出来るの。」
先生も、何度もそうおっしゃって励まして下さいます。


前日。
田舎から発表会を視るために出てきた母の前で、居間で踊って視てもらいました(笑)
力みがちな腕の使い方とか、「自然な重さで腕を下ろせばいいんじゃない?」などと、
的を射た指摘をされて、こちらがびっくりでした(笑)

母は、40の手習いで長唄三味線を始め、80を過ぎた今でも弾いています。
それを見ていたから、同じく私も40でバレエを始めてみようと思ったのです。


当日。
ホールの客席から、他の人の踊る様子や、照明や音響のスタッフさんの様子を観察。
ステージリハーサルからどのように舞台を作っていくのかと、興味シンシンです。
ステージ上からホールの広がりを眺め、床の印、立ち位置を確認。
いつもは観ている側でしたから、実際に自分で体験できました。
リハーサル後に、舞台上でリノリウム床の感触に慣れるようにと思って練習していたら、
子供達も一緒になって、嬉しそうに、くるくる踊っていました。

本番が始まりました。
表情も衣装もとてもキラキラとして、本当にみんな奇麗!生き生きとした演技です。
私の出番までは時間がたっぷりあったので、袖にいて舞台をながめたり、
本番中の雰囲気を味わいつつ、いろいろと動きを復習。

スタンバイ。
緞帳が開くとき、舞台監督のコール。
いよいよきたきた!
この感じは、演奏も一緒。
違うのは、これから舞台で踊るという、チャレンジ。

頭が動けるようにと思い、頭から足先まで、身体のつながる意識を持ちつつポーズ。
動きの意図を思い、みんなと一緒に、客席も見えていて、笑顔で~
前奏が鳴り動き出しました♪
音楽は、ジブリの組曲。ギター演奏です。
舞台には、森の絵の幕で額飾り。
床には木漏れ日のシルエット。
白いチュールを重ねた衣装が映えます。
照明やアナウンス・音響は心地良かった~プロの仕事はさすがです。
オープニングを終えて幕裏に下がると、「できたできた!」と童心に返って小躍り。

その後1つの作品に出て、4人で踊りました。
全員でのコーダではピルエット(回転)をソロで3回して笑顔でポーズ、暖かい拍手を頂きました♪
エンディング3人で出て行ってレヴェランス(ご挨拶)。
出番は4シーンでした。

舞台稽古で立ち位置を直したことなどは、本番にできていたかどうかあやしい・・・。
それでも実際ほんとうに楽しく、無事に舞台を終えられました♪
けっこう誉めてもらえました。それらしくなじんでいたらしいです(笑)
頑張って良かった!

私でも出来るように振り付けて、舞台で踊らせて下さった先生に感謝しています。
とても上手な若いお嬢さん達が一緒に踊ってくれて嬉しかったです。
真似しつつ、バレエの美しい動きを少しでもできるようになりたいと思いました。
とても刺激になりました!どうもありがとう。


頭から身体全部が一緒に、つながって動いて行く。
動きの意図をもつ。
止まっていても、身体には動きがある。
動いていても、思考は明確にしていく。
そうして、1つ1つを積み重ねていくこと。

BlogPaint

写真は、終わって楽屋でほっとしているところ。
「とっても嬉しくて、楽しかったなぁ」と思いました。
子供の時の小さな願いは、時を経てこうして実現しました。


自分を動かす。
どんな気持ちでそこにいるのかがとっても大切。

こころとからだが心地よく、喜びと共にあり、
自分らしく、チャレンジできることは、
からだとこころの幸せ。
からだとこころの平和。


関連記事 
カテゴリ: 思い (18)
       2015/07/01  初舞台
       2015/06/11  方向性 
       こころとからだ (77)
       2015/07/08  つながり2 招く


最後までご覧いただき、どうもありがとうございました。


*こころとからだについて思うことを、3日間ブログかFacebookに投稿するものです。
こころとからだの平和バトンは、
広島市西区の太光寺の副住職の東和空さんからの発案で、
天城龍湯治法の杉本練道さんから始まったそうです。
自分が記事を3日間書いたら、
次に二人の人にバトンを渡します。

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つながり2 招く

カテゴリ:
紫陽花の季節ですね。
KIMG0470
大輪の花房に、目を奪われます。

紫陽花の花弁に見えるところは、本当は萼(ガク)。
その真ん中のほんの小さな所が、花なのだそうです。
柔らかに包まれて、たくさん寄り添って、咲いています。

それぞれの個性的な色どりは、なんて魅力的なのでしょう。
いつもはそっと木陰にあるけれど、今は葉っぱの緑も艶やか。

   
  ***********

 
先生の問いかけから。
やりたいことの為に、どう考える?

どのように自分に話しかけているでしょう?
どんな風に自分に意識を向けていられるだろう?

やりたいことをするために、
具体的な手順、やり方を振り返り、確認し、
さあやろうと動いて行く。

やってみてわかること。
え~っと、うまくいってるかな?ちょっと違うな・・・とやりながらダメ出しをはじめると、
身体は固くなってきて、動きにくくなりました。

上手くいかなさが見つかっても、それは後から振り返ることにして、
やり続ける、動いていくためには、大切なことを思い出そう。
何を考える?
どんな気持ちで?


動きはいつも自分全体(身体・心は一緒に)にあることを思い、
・どんなストーリーか(作品背景・情景・意図)を思う、
・一緒にいる人(関わり・存在)を思い、
・周り(空間・奥行き)に意識を広げる。

頭が動くと思う、そうすることで身体全部がついてくる。
頭は上に前に行き続けることを思いながら。
それぞれの動きの方向性を思いながら。


どんなストーリーに?「~する」と行動を動詞で考えます。

例えば私の場合は、歩いて行く、ステップ(発表会の振り付け♪)を踏む。
ストーリーは、「一歩一歩が、時を刻む。」と思ってみました。

どのように招く?

先生の提案で、「まわりが見えているように、そしてみんなも一緒に行く~」と思ってみます。
そうやってみると、あら、これはいいな~!!
すんなり前に進む。

目の前1点だけに視線が固まったり、足の運びばかりを気にしているときは、
グラグラして不安定で、ぎこちなさがありました。

バランスは、周りも含め全体の動きの中にあることがわかります。


今回あらためて大切に思ったのは、招き続けることでした。

周りとつながり続けようと思うと、
動きが流れ出して、生き生きとして、滑らかさがある。
気付きが起きやすく、もっと繊細になれる。

周りの人は、その様子にすっと引き込まれていくのだな!と思いました。

先日のクラスでは、皆それぞれのアクティビティーでも、
そのようになっていくのが、ありありと見てとれました。

KIMG0475
自分自身につながり、周りとをつないで、
一緒にいることを願う。
一緒にいるよと思う。
存在を受けとめ、受け入れる。
一緒にいてくれる、喜びや感謝を思う。

上手くいってもいかなくても、
やりたいことのために、
今やっていくことを、また1つ選ぶことができる。
大切な思いと共に。


思いが身体を動かし、
動きが思いを作っていく


動きには流れがあり、
思考にも流れがある。

つながっていく流れの中で、
動きの中で思いを重ねていく。
 

手に付かないような、なんとなく不安な気持ち、
落ち着かなさがあった時、
こんなことを本当に考えてみると、
こころとからだは思いと一つにす~っとまとまっていき、
自然と笑顔になれて、
1つ1つをやっていくことが、
心地よくなっていきました♪


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

初舞台

カテゴリ:
なんとなんと、KIMG0496
今これが、私の部屋にある(*^_^*)

思えば6歳のころ、憧れていた。
ころころ太っていて運動音痴の私には、バレエは遠い存在。

チェロを10歳からずっと続けてきたら、
40歳のあるときコンサートの楽屋で、
私の1つ前の出番で踊られる、バレエの先生に出会った。

お話していたら、なぜかわたしもやってもいいんだな!と思えて、
すぐ見学に行き、次の週からレッスンを受け始めた。

初めは、わからなくてできなくて、がっかりすることも多かった。
それでも、身体を動かすことが面白くて、
気持ちのいいことになった。

身体の使い方にとても興味がわいて、
バーレッスンを中心に、基礎をのんびり習って来た。
フロアに出るのは苦手で、難しくて、なかなかできなくて、
自分が踊るという意識には結びつかない。


ある時先生から、アレクサンダー・テクニークというものがあることを教わった。
先生はフェルデンクライスを学んでいらした。
先生の学ぶ姿に刺激を受けた。
50歳になって、アレクサンダー・テクニークを学んでみようと思った。


踊るということが、ピンとこない。
踊れると、思っていなかった。 
バレエがなにか演奏の役に立てばと思っていた。

でも、今少し違う。
背中を押されて、1歩踏み出してみた。
踊ってもいいのかな、と思える。

音楽での舞台の経験と、
アレクサンダー・テクニークで学んできた事は、
バレエの舞台へ後押ししてくれている。


発表会前のリハーサルがたくさんあった。 
始めたばかりの小さな子から、思春期のお嬢さん、
社会人になったばかりの方、プロのダンサーになられた方、
そして先生。
どんな気持ちで踊っているのか。
 
みんなの瞳、身体、動き。
その場に身を置いて眺めていると、
もうなんだか、みんながとても素敵で、愛おしくて仕方ない。

もうすぐ、バレエの初舞台。
初めてのことばかり。
つけまつげをつけるらしい。
身体にもおしろいを塗る。
どんな化粧になるのやら。

後少しのリハーサルがある。
どんな気持ちで、どうやって動いていこうか。
どんな思いで、そこにいようか。
私なりに。私らしく、できることを精一杯やってみよう。

長いドレスの裾が、
回るとふわりと揺れる。

すべてを楽しみたいと思う、
今の気持ち。



最後までお読み頂きありがとうございました。


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