チェロと歩む 

チェロ弾きの日々の氣付きと学びの記録。
チェロと毎日をもっと自分らしく、心地よく楽しむために。
~清野佳子のブログです~

2015年12月


ある生徒さんとレッスンで。

楽譜の束を持っていらして、
やりたいことがいっぱいあるのが分かります。


いつものように、今日は何をやってみたいですか?とお尋ねします。

好きな弾きたい曲をご自分で選んでいらして3回目。
指使いも良く考えて、練習してみえました。

ポイントをいろいろ復習してみると、
いい感じになってきました。


それでも、どうもすぐ手が止まって、 弾き直して、
「すみません!」と、つい言ってしまわれるので、
どんなことを思いましたか?とお尋ねすると、
「上手くいかない。」「音程がずれた」ということでした。


どんな風に思っているかは、身体の動きに現れてきます。

間違ったら恥ずかしい、申し訳ないと思って、身体は小さくなる。
良く聞こえない、指が動かないと思って弾くと、力みやすい。
ミスを心配しながら弾くと、間違える。。。


一生懸命練習していらしたのたのが、よくわかるのです。
でも、間違わずに弾きたいこと、特に音程を外したくないことに、
どうしても意識が行ってしまいます。

「歌ってみましょう」と言うだけでもすぐ良くなる場合が多いので、
必要な注意が働けばいいだけだったりするのです。

ちょっと応援すると、変わります♪
身体の使い方にも氣付かれるようになってきました。


そこで、試してみたこと。
「私のために弾いて、私に歌って聴かせてね」
とお願いしました。


手元に視線が向きそうな時は、
時々「こっち、こっち」と両腕で大きく手招きして、
音はこちらに届いているよと伝えます。

視線も交わしながら、
とても大切に、最後まで弾いてくれました。


そして「そうか、歌えばいいんだ♪」と、
あらためてぽつりとおっしゃいました。

その方の大切に思う何かが表れてきて、
そんな風に聴かせてくれて、
とっても嬉しかったです♫


頭が動けるように、
そうすることで身体全体がついてくることを思い、
音を思う。

この音が、届いている。
この歌が届いている。
そう思って弾く。

とても素敵なことは、
その音と、その自分全体で、
そこで、誰かと、
つながりがあることを思いだせること、
響きあうことでもあるのでした。


音は、贈り物。



関連過去記事です。
つながり2 招く
できない感じ
響きあう
 

最後までお読みいただきまして、どうもありがとうございました。 

速い指の動きを練習していたら、
腕が疲れてしまうような力が入っていたことに氣が付きました。


腕が固くなってしまっては、指は速く動きくいですね。


腕や指をふっと休めるタイミングを考えてみます。

どれくらい手と腕をリリースできるかしら?

音の終わり、指を上げるとき、ポジションを変わる時、
弦を押す時・離す時、
どのくらいの力でできるでしょう?

響やフレーズを思いながら、
はずれても音が抜けてもよし!と思いながら、
思いきって実験。


何度か弾いていて、あらためて氣が付いたことは、
抜けたり出にくい音は、指の力加減よりも、
その音程のイメージがぼんやりとしていたので、
動きがにぶくなっているということ!

それなのに、力んで頑張ってしまうことで、上手くいきません。
意図がはっきりしないままに動かしても、手は迷ってしまうわけです。


思考がすっきりとするためにも、頭と脊椎の関係が大切なのでした。


その調や和声を理解するこで、音程がハッキリとしてきますね。

臨時記号や、アクセントの記号などある時も、
音程そのものをしっかり強調するよう歌ってみます。

1つ1つの音を出来るだけはっきり思いながら指を動かしていくとき、
音が抜けにくく、外れにくくなっています。
響がだんだん明確になり、
音楽の勢いも出ててくるように思いました♪


音の1つ1つのつながり、
この音から次の音への関係性を思うことが、
動きを左右するのだなぁ~と、あらためて思いました。


速く弾けない、と思う時、
一連の動きに必要な考えがあるかどうか?を見直します。


速い動きもゆっくりやってみることから、
だんだんテンポを変えていく練習は
やはり大切と思います。

頭が動けるように、そうすることで自分全体がついてくると思いながら、
どんな動きがあるだろうか?
そこで必要な考えは何だろう?
と、問いかけてみる。


最後までお読みいただきありがとうございました。  

演奏や朗読などの表現で、
自分全体をどのように意識して使うのか、というアイディアをもつことで起きる変化。

音や声の、響や表現の存在感と質の違いはまさに感動的♪
先生のご指導のもと、本当にその変化を毎回目の当たりにしています。

チャレンジし、変化を受けとめる勇氣も素敵。
その人全体から、生き生きと輝くまた新しい何かが現れてくるのです。


何がその変化をもたらすのでしょうか。


私たちは、様々な情報から来る刺激を感覚が取り入れて、
自分全体の反応が起きています。


刺激に反応して、身体をぎゅっと固め小さくしてしまうと、
そのせいで次の反応を鈍くしてしまいます。

どう反応していけば、必要な情報を取り入れやすく、
よりふさわしい反応ができる状態になれるか、
ということを意識していくことが関わってるのだなと思います。


感覚を目覚めさせ、自分の大きさを取り戻すようにするために、
どうしたらいいのかを考える。

頭が動けるように、そうすることで身体全体がその動きについていくことを思います。


身体の中には、もっと外に向かって広がっていける伸びやかさがあって、
周りの空間には、もっとずっと広がりがあることを感じてみる。

1つ1つの音や声のエネルギーは、
身体の動きから発して、
空間の広がりへ届いていて、
ここそこで響いていることを思ってみる。

そうすると、意識も身体の感覚も、ずっと大きく広がっていく。 
その音の響きが、自分の中の何かを開いてくれる。


表現のために必要な力は、
もっと自分の中にあるのだということに氣付いていける。

新たな発見の驚きとともに、
こんな風にも出来るのだと思える。

誰もが、また少し変化しつつ、
また成長していけるのだと思える。


そして、たいせつな望みを思うこと。

なぜそれをやりたいのかということを、あらためて問いかけてみます。


本当にやりたいと思うことは、自分を動かしてくれる力。

チャレンジする。

やってみたい。
今、自分らしく♪


また少し新しい何か、新しい望みに出会っていくことを、
楽しんでいきたいですね!


最後までお読みいただきありがとうございました。 

次の準備を思ってみます。


やろうとすることを、あらためて意識的に眺めてみると、
身体は思うや否や、すぐに動きだしていたり、
ちゃんとやらなくてはと思う時、すぐさまやり直したくなり、
またくり返してやっていたりします。


そこでまた急いでやらないで、止まってみる。

思っていること、からだに起きていること、
その一緒の働きを眺めてみよう。

ここからこうして、こうなる、という関係性を考えて、
新しくやってみる。


演奏なら、
必要な動きのシュミレーションをしてみる。
フレーズを歌ってみる。

どんな表現であっても、
1つの思いから、
1つの動きから始まって、
また次へと、全体につながっていきますね。

      
出来ないことに、混乱してしまう・・・。

まだよくわからないことをするには、
新しい考え方も必要になっているのですけれど、
いままでの考え方から同じようにやろうとしてしまい、
それで、上手くいかなくなってしまうことがあります。

新しいことへの不安、
まだできないことをとても難しく感じる。

そんな気持ちが起きてきたら。
混乱する気持ち、以前のやり方を、
ちょっと横に置いてみる。


楽器や道具のしくみ。
それを扱うために必要な機能について考えてみる。
それは上手く機能しているかしら?

今、必要なことは何?
ではこう考えてやってみたら、どうかな?と、
実験してみる、好奇心をもって。
観察したことから、起きたことを受け止めてみる。


新しく1つやってみる気持ちで始めて、
失敗を許して、
チャレンジをしてみることができる。

うまくいかなくてがっかりしたり、
正しいと思う結果を急いで求めることはせずに、
そこで起きたことから学び、
その時またあらためて考えることができる、
自分のための時間とスペースが、
そこにはもっとあるのだと思えたら。



その時々に、
やりたいことをやるために、
頭が動けるようにと思い、
そうすることで自分全体が付いてくることことを思う。

そして動きだしていくとき、
「!?、!!」
まだ言葉にならない、
また新しい「何か」が表れる♪

そんな体験は、なんだかワクワクすると思いませんか?


アレクサンダーテクニークを学ぶことは、
まさにそれが起きるというプロセスを経て、
新しい体験を重ねること♫

そこから自分にとって何かの意味を、
少しずつ、いつしか大きく変えていくだろう、
そんな可能性が1つ、また1つと開くのですね。


最後までお読みいただきありがとうございました。 

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