チェロと歩む 

チェロ弾きの日々の氣付きと学びの記録。
チェロと毎日をもっと自分らしく、心地よく楽しむために。
~清野佳子のブログです~

2016年02月


陽射しが少しずつ春めいてきました。
だんだん日が長くなってきて、
日の出・日の入りの時刻、
太陽の位置や明るさやの違いでも季節を感じますね。
光の輝き、暖かさが嬉しいです。

中学生の時に理科で学んだ、
地軸の傾きや、太陽の周りを回る1年の軌道。
月の満ち欠け。重力。潮の満ち引き。
星々のまたたき。
宇宙の空間の中にいるのだな~と、
空を見上げて、時々思います。 


今、私は、どこにいる?

宇宙の、銀河系の、太陽系の、
地球の、日本の、東京都の、
・・・の、・・・の、
ここにいます。


年度末には生活の上でも、
何かと変化が訪れていますね。
私たちそれぞれに。

変わるもの、変わらないもの。
動くもの、動かないもの。


見ているもの、見えていないもの。
意識しているもの、意識されていないもの。


***


「頭はどこにあるでしょう?」

解剖的な意味もいろいろありますが、
まず、シンプルな答えとして。

「頭が脊椎の上にある」


学校の授業を振り返りながら、
脚が動き、胴体が動き、腕が動く、と動作をしながら、
やっぱり頭が動くことで、軸は安定しつつ、
つながって・・・

私という存在が、脊椎動物として、
頭と胴体なしではありえないのですし、
頭が動いて、そうすることで身体全体がついてきて、
生きているのだなぁ。



動きの方向性を考える時、
自分全体が動き、
周りとの関係性が変わる。


動きは、空間の中で多様に変化する関係性。
「頭が」「ある」と意識されて、関係性を考えるのだな。


何度も何度も聴いた、先生たちの言葉が、
あらためて思い出されました。

「あなたは今どこにいる?」
「頭はどこにある?」
なぜそう問うのでしょう?


空間の中での関係性。
「私は今どこにいる?」と、
「頭はどこにある?」は、
自分の全体の在り方へ、意識を向け関係性を問いかける。


私はあらためて、あれ?そうか~!と思ったのです。
つながっている、ほぼほぼ、同じ意味の問いかけじゃないのかしら?

あたりまえのようでもあり、
もちろん違う考えもあると思います。


「何が見えていて」
「何をしている」
関係性の思考のために。


まずはとってもシンプルに。
今、この空間で、
「頭が動く」
「そうすることで自分全体がついてくる」
と思ってみる。


そしてそれは、「何のために?」
という問いかけに、
また、とてもシンプルにつながるのです。


***        


先生は問いかけます。
「やりたいことのために、何をしていますか?」

意識していること、していないこと。

そこに「ある」何かに氣づき、はっとする。

あっ・・・!?
そうなんだ!!と1つ、
ピカッと輝いて♪

自分にとって新しい意味に、
また、出会い続けていくのだな。
そう思います♫



最後までお読みいただき、ありがとうございました。



関連過去記事です。

「頭が動けるように」


楽器(チェロ)演奏についてです♫

スラーの移弦を滑らかに弾きたいとき。
音程の跳躍で滑らかに変わりたいとき。

もし何か上手くいっていないかな・・・と思うことがあったら。


楽器を演奏する時は、左右の手が違う仕事をしています。
とても繊細な作業ですね。

どんな関係性があるかを考えて、
つながりを持ち続けることが大切。


動きを見直すために、
あらためて問いかけてみます。

ちょっとまどろっこしく思うかもしれませんが、
やってみると、思考の整理に役立ちます。


まずは片方づつ。

右手のやりたいことは何でしょう。(望み)
右手は何をしているでしょう?(観察)
具体的に何をしますか?どんな順番ですか?(プラン)

左手のやりたいことは何でしょう?
左手は何をしているでしょう?
具体的に何をしますか?どんな順番ですか?


では、右手を使いながら、左手を意識してみます。

右手のやりたいことは何でしょう。
左手のやりたいことは何でしょう?

右手は何をしているでしょう?
左手は何をしているでしょう?

具体的に何をしますか?どんな順番ですか?


さて、どんな考えが浮かびましたか?

①~したいので、~する
という考え方で進みましたか?

②~できないので(評価)、~しないようにする(否定形)
となりましたか?

②が浮かびやすいときは、
①の考え方であらためて進んでみましょう。



やり方に、
どんな違いを工夫できるでしょうか?

新しいプランには、
今までと違う考え方や、やり方に
先生のサポートが必要になっているのかもしれませんね。



右手はどれくらい左手とつながりが持てるでしょう?
右手と左手を両方意識に入れておいてみましょう。


左右の意識の割合を少しずつ変えてみるとどうでしょう?
左に意識が多く行く時も、右手に意識を持ち続けます。


例えばおおまかに、
右手に8割の意識で左手2割くらいとか(その逆になり易いかと思うので)、
意識の持ち方を変えてみます。



(以下ある生徒さんとのやりとりから)
左右のつながりを持ち続けることを試してみたら、
何か変わりますか?

考察:右手に十分仕事をしてもらえるとき、
左手はつながリを感じつつ、もう少し少ない力でできるかも。
「一緒にぎゅっと力を入れなくていいようですね。」

考察:右手に意識を持ちながら
左手の動く意図を明確にしていくとき、音のつながりが良くなっているかも。
「左手の動きが明確なら、発音が良くなって響くようですね。」
(ここまで)



1つ考えたいのは、
右と左を関連づけながら、別々に動いていい、
ということかなと思います。

そのとき時に、それぞれに必要な働きがある。

同時に違うことをするという考えは、
動きが混乱しやすいようです。
もっと速く、ちゃんと正しくせねばという考えがある時は、なおさらです。


今やっている仕事を、
最後まで十分に見届ける事が、
おすすめです。


よく観察してみると、
それだけでも動きは変わる。
グレッグ先生はそう教えて下さいました。

注意を向けると、
必要なことが起きる。
トミー先生はそうおっしゃっていました。



必要な注意力を持ち続けることは、
やりたいことのために、
つながりのある関係性が見えてくるということなのですね。
 

つながりを持ち続ける
観察力が練習には重要になるのだなぁ~と、あらためて思います。



*****************


先日の合氣の稽古で。

来月は久しぶりに進級審査を受けたいと思っております。
審査の課題で、座技呼吸法というのがあります。

正座して向き合い、両手首を押さえられたところから、
逆転して相手の力と動きを制する鍛錬です。

まず腕力ではなく、脚・胴体とのつながりで腕を通して、
自分の前で上に行くようなエネルギーを思います。
相手は押されて脇が開くように肘が上がってしまうときには、力が弱まります。

そこから自分の片方の手を低く持っていき、相手をその方向へと崩すと、
もう一方の手は反対に高くなります。
それで相手はバランスを崩されつつ腕を開かれるので、くるんと倒れてしまいます。
押すというより回り込むような力です。

Y先生は「腕の力は抜くんだよ~」とにこやかにおっしゃりながら、
ひょいと一発で先輩方を弾き飛ばしてしまいます。

もちろんそんなに簡単にはいかないのですけれど。
そこで、お相手してくれた黒帯の青年に、
左右の手はどう考えているのですか?というような質問をしたら、
つながりを持ち続けることでしょうか」と、ひと言。
おお、なるほど~!と目がパッチリしました♡

腕力で踏ん張っても、抵抗されてしまいます。
左右の手は違う動きをしながら、動きを活かすつながりがある。

つながりを持ち続ける。
ああこれって!と、
ビビッと興味がつながることって、ありますよね♪


   

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。



関連過去記事です。

観察する

観察する 2

スラーの中で

跳躍音程・ポジション移動 

今、考えていること


楽に座っていますか?

なんだか疲れてしまう、
背中や腰が痛くなる。
そんな方は、座り方が氣になっているのでは?


例えば、ゆったり何もしていないときと、
作業をするときでは何か考えが違うでしょうか? 
普段の座り方と、演奏の時ではどうでしょうか。

私は疲れにくくなりましたし、
腰痛もすっかりなくなりました。
でも、パソコン作業はまだちょっと苦手です。
気が付くと、前のめりになってのぞいています。


どのように思って、座っているでしょう?
観察してみてくださいね。


では、楽に座るために考えてみたことを、書いてみますね。


先にまとめるとポイントは、
支える仕組みと、
動きやすさがあることを思ってみる。


そうすると、座っている時の楽さを見つけやすいかと思います。



椅子に、重さをゆだねてみます。

背もたれに、もたれる。
骨盤を倒す。
頭、胴体、腕、脚を、全部だらんとする。

すっかり重さにまかせ、だら~んとした時、
その身体の様子は、はたして楽でしょうか?

そのままじっとしていると、辛いですね。
何もしないのが楽、という訳でもないようです。


では、椅子に座っている時は、
胴体の重さは、どこで受け止めているのでしょう?

そこから、さあ立ちあがろう!と思う時は、身体のバランスはどう変わっていくでしょうか。

頭と胴体から、腕にも、自分全体へ動きが起きて、足へと伝わっていきました。


意識してみます。

①胴体の一番下の座骨
②胴体の真ん中の脊椎
③胴体のてっぺんの頭
④胴体と周りのスペースの広がり


①椅子の上の座骨を意識してみます。

胴体をユニットとして、股関節から前に倒していって、ゆっくり起こしてみます。

座骨の上の胴体の重さは、骨盤後ろbone_pelvis_pos
股関節からの動きがあると、
脚とつながりを持ちながらバランスしています。

股関節は、座骨より高い所にあります。
胴体のいちばん下のところは、座骨。
胴体の重さは、座面に押し返されています。

座骨の上に、頭があるように思ってみます。

頭の重さ座骨の上でバランスしていくと、
脊椎から座骨にそして身体全体へ、動きが瞬時に伝わっています。 
胴体は椅子の上で、座骨の上に立ちあがってると思うのもいいかもしれませんよ。


②胴体の真ん中を意識してみます。脊柱20100712_1440316
いわゆる軸のイメージでしょうか。
脊椎で重さを支えているのは、
背側でなく、身体の中心の方にあります。

背中側で支えていると思うとき、
支える仕組みでないところに、負担がかかってしまいます。
キュッと緊張していると、動きにくくなってしまいます。

背中も胴体ぐるりと外側の筋はどこも、柔らかい方が動きやすいです。
胸のあたり・肋骨周り、お腹、腰周りは、柔らかいですか?
何よりまずの緊張が緩められるといいのです。


③てっぺんの頭を意識してみます。

頭が動けるようにと思い、
そうすることで自分全体が付いてくることができる、と思う。

重さ頭から全体でバランスする働き。
これが大切です。


そして、
④自分の身体は、その周り全体の広がりの中にある。

見えている、聞こえている、感じている、
自分全体と一緒にあることを思いだす。



いつでも動き出せそうな身体は、
空間の広がりの中で、
腕や足は長いまま、胴体は長く広やかなまま。
股関節の動きやすさは、胴体を楽にします。
どこも固まることなく、支えがあって、柔らかい。

意識で身体の様子は変化していくので、
何を意識していくかが大切ですね。


どんな時も、動きやすさとは、
身体の仕組みにとって機能的なこと。

楽さは、
動きやすさ♪


最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

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