腕を休める
すっかり初夏の陽射しになり、
緑を揺らす風も爽やかです。
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腕に力が入って、窮屈な感じがするとき。
腕を楽にするために。
以下考察です。
楽器に触れる手の動き出しを、
指先から始めていきます。
腕は、指先の方向について行ってみよう。
動きの始まる先端を、リーディングエッジといいます。
必要な動きを起こしていく行くところを考えると、
腕に余分な力が入らないので休めます。
そうすると、指先にも繊細な感覚を持ちやすいようです。
弦楽器の演奏は、弾力、摩擦、振動などをキャッチして動きますね。
指先が弦に向かい、
弾力をとらえながら弾いてみます。
押し、押し返される力が働くと思うと、
どのくらいの力でできるかな。
ギュッと押さえるのを止め、
押し返されるのを繊細に受けとめながら、
弦の弾力の上で指をちょっと休めます。
自分の腕の長さを思ってみる。
腕は、手から鎖骨まで。
指節骨・中手骨・手根骨・橈骨・尺骨・上腕骨、肩甲骨・鎖骨。
腕構造は、胸鎖関節で胴体の軸骨格と接続します。
軸骨格は、頭から脊椎・胸骨・肋骨・骨盤まで。
本来の長いままの腕で弾いてみよう。
力が入る時は、腕をギュッと引き込みやすいのです。
肘・腕を後ろの方へ引っ張っていると、
肩甲骨を動きにくく、腕を短く窮屈に固くしてしまいます。
腕は、身体の前で休めます。
どこかがギュッとしている時は、首をギュッとしていないかな。
まずは首を楽に。
頭が脊椎の上で動けるように、
そして全体と腕のつながりを思ってみよう。
腕のつながりを支える仕組みは?
骨は筋肉・靱帯・筋膜などの結合組織でつながっています。
筋膜は筋肉を包んでまとめ、頭から足まで全身にわたっています。
頭部・頭皮とつながる筋肉や結合組織は、
鎖骨や肩甲骨とつながっています。
腕は、頭からつながって吊られていると思ってみよう。
腕や指には、張りのある柔軟な支える仕組みがあります。
腕を支えるつながりにゆだねて休めます。
必要な動きや、備わっている支えの仕組みを思う。
そこから動きだしてみると、どうでしょう~。
腕や指には、張りのある柔軟な支える仕組みがあります。
腕を支えるつながりにゆだねて休めます。
必要な動きや、備わっている支えの仕組みを思う。
そこから動きだしてみると、どうでしょう~。
ちょっとした意識の持ち方で、
やり方を考えてみると、
ずっと楽になれることがあります♪
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写真は、私の通うバレエスタジオのボーンズくん♡
やり方を考えてみると、
ずっと楽になれることがあります♪
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写真は、私の通うバレエスタジオのボーンズくん♡
この標本は、腕が実際に近い動きができるように、
ゴム紐で吊られ、つなぎとめられています。
ゴム紐で吊られ、つなぎとめられています。
鎖骨は真っ直ぐではなく、穏やかなS字カーブ。
肋骨の上にスペースがあります。
脊椎の積み重なるカーブ、
肋骨にも豊かなカーブがみられます。
しなやかに支える曲線の構造は、
身体の中にもたくさんありますね~
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。