チェロと歩む 

チェロ弾きの日々の氣付きと学びの記録。
チェロと毎日をもっと自分らしく、心地よく楽しむために。
~清野佳子のブログです~

2016年06月


音の立ち上がりを良くしたい、
どうもうまくいかないな~と思う時。


「ちゃんと、かすれないように」しよう。
「もっと強く」「もっと早く」しなくちゃ。
「ちゃんと」「もっと」この辺でグルグルしませんか?


「ちゃんと」「もっと!」のかわりに、
発音のために何をする?


必要なことを具体的に考えて行くと、
1つづつ、実際に出来ることが見えてきます。


動く前に、動きだすために考えます。

楽器をどう構えて、弓をどう持つ?
弓を持つ指には、どんな動きがある?

音を出すための、一連の動きにそれぞれのプランがあるのが、ポイント♪
あわてず、1つずつ関連付けていきましょう。

出したい音を思い、
①弓の弾きたい所が、弦の弾きたいところに向かい、
②弓の重さを、必要な角度でのせる。
③弓の方向を、意図して動く。

まず動きを考えます。
バランスはどうかな?
どれくらいの力でできるかな?と、やってみましょう。

ロングトーンで響かせて、好きなように止まることができ
そこからどちらにでもすぐに動き出せるような、
動きの自由さを思います♫

思うこと
が自分全体を動かしています。

考えるとき、そして動きのために、
その都度、あらためて、
首が楽で、頭が動けるようにと思う、
そうすることで自分全部が、1つずつ順番に全部一緒に付いてくる。

こころとからだの全体が働いていることを、
ぜひ思いだしてみて下さいね。

そうすることで、
やりたいことのために必要なことを考え、
氣付きながら動いて行くとき、
余分な緊張を解いていくことができて、
だんだんと動きは違ってくるのでした。



フルニエ氏の演奏動画を見つけました。

弓をのせるところが、とても良く映っていました♪
5:40位から

Pierre Fournier | Dvorak | Cello Concerto | 1st Mvt | 
https://www.youtube.com/watch?v=0uJvUtyEtcg


関連記事

弓を運ぶ

触れるとき

手と指の柔らかさのために 






  


***


現在レコードを聴く機会はほとんど無くなりましたけれど、
30年くらい前までは、レコードプレーヤーを使っていました。

レコード針を運び、
回っているレコード盤の溝にそっと載せます。
自動式のアームなのですが、
途中から聴きたいと思うときは手動です。


弓を弦に運び、音が出るとき、
このレコード針を置くときのようだなぁ、と思います。


小さなダイアモンドの針が溝の刻みによって振動します。
アームの反対側にはバランス重りがついています。

針のガイドを指に掛けて運び、溝にそっと載せないと、
針は反動で弾んでしまって、ガリガリと音をさせてしまうし、
外れて滑って行くと溝を傷つけ、再生音を損なってしまいます。

繊細で、ちょっとした儀式のようでもありました。
当時レコードで音楽を聴くために必要な作業でした。



最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。







身体の動きには、拮抗する働きがあります。

曲げる・伸ばす反対の作用が起きることで、
力を出し、緩む事ができ、
支えたり、安定させたり、 
動くことでバランスします。


立っている、座っているだけでもいつもこの働きがあって、
歩くためには、足を蹴り出したりバランスを支える働きが、
全身で起きているのですね。
 
緊張する・固まる・必要以上の力が入る・または力が入らない時は、
この拮抗する動きが、上手く働いていないということがあるようです。


以下考察
BlogPaint

さてポパイのイメージ、力こぶというと、
腕の前側にあります。
肘を曲げる働きの筋。
力持ちのイメージは持ちあげる力ですね。

肘を伸ばす働きが、腕の後側です。
腕を上げる働きの筋と一緒に働くと、手を前に出していきます。

腕を前に動かす働きは、胸部からもあります。

腕を伸ばす力を発揮するのは、どんな時でしょう。
ちょっと想像して、考えてみてくださいね。

・・・・・・

前方に大~きくパンチのような動作をして観察してみると、
肩甲骨・鎖骨や肋骨や骨盤までにも、動きがつながっていますね。

背中側から腕につながる筋肉たちも、
腕を長くするために一緒に動きがあります。

個別の筋の働きよりも、
何が、どこに向かって動いて欲しいかということで、
考えやすくなるかと思います。



さて、チェロ演奏の、ボーイングについて思い当りました。


ダウンボーで弓先に向かっていく、肘を伸ばしていく腕の動き。

音がうまくでなかったり、弓が外れてしまうとしたら、
腕を伸ばしていく動きを意識してみてはどうでしょう?

曲げ・伸ばしの拮抗する動きはバランスしています。
反対側が支えたり、ゆるんだりしているのですね。

頭が動けるように思う、そうすることで自分全部がついてきて、
弓の動きたい方へ手と腕がついて行くために、
弓の真ん中あたりから先に向かうとき、
手を前の方へ伸ばしていくことで、
弓先を弾くために、腕を長く使うことができる。

もっと力が必要だと思う時
肘を曲げる動きが強く働いているのかもしれません。

そんなときは、腕を胴体の方に引き込んで、
肘を後ろへ引っ張るような力も働いてしまうので、
腕全体を緊張させて、前に伸びて行きにくいのです。
 
肘が曲がっていく時も、
その長さをたたむ、と思ってみるとどうでしょう。

もしかしたら、もうほんのちょっとのところ。
 
自分全体の大きさを思いだしながら、
手は自分の前で働くこと、
長い腕のままで弾いて行けることで、
そこからの、弓先を扱う角度やフィットが得やすくなり、
音が伸び、響が輝きを増すようになるのではないかしらと思います。


関連記事

弓先のために



 Paul Cathedral London hqdefault

素敵な動画がありました。

https://youtu.be/2FroBGNMeB8?t=8

(Orfeo Mandozzi Cello Caroline Clipsham Piano Bach Marcello Adagio BWV 974 St. Paul Cathedral London)




  **********


合氣の稽古で。
師からたびたびお聞きしたのが、
「腕の前の筋より、後ろ側なのだよ~」ということです。

私はちょっと力こぶもあるし、握力も強いです。
でも、腕の後ろは・・・ふにゃふにゃでした。
腕の後ろ側が働くことが、なかなかピンときませんでした。

ふむふむ~。
腕は、伸ばしたり、押し出したり、支えたり、
後ろ側もしっかり働くんだなぁ。


アレクサンダー・テクニークの先生にも言われます。
「身体の後ろ側もありますよ。」

後ろ側、思いだしてみてください♪


最後までお読みいただきありがとうございました。
 


痛みをなくして、楽に、KIMG0107演奏しやすいやり方のために、
座り方に興味を持ちました。

その時々、状態は様々です。
私の学んだ体験から考えた事など書いています。


どうやって座る?
どんな意識をもってみたらいい?
何が変わる?


演奏が生き生きとして、動きが自由になるために、
読まれた方それぞれに、何かに氣づいた時、
自分全体を思いだしていくきっかけになれば、と思います。


 

長時間座る 

仙骨

楽に座る 


座奏で脚に力が入ること・ふくらはぎ

座骨で
 



胴体の動きのつながり 

座る・楽器を構えるときに 

楽器を弾くときの座り方・座るまでに  

ヴィヴィアン・マッキー先生② 座り方

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