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2016年07月

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練習していて、思いあたりました。

上手くいかないところは、やっぱり見えていなかったな~と!


見えているようにと意識してみると、
変化に氣がつきやすく、動きも変わって来るのではないかしら。



考察


指使いを間違ってしまう時

今弾こうとする音の前後の関係性が、良く分かっている必要があったら、
「どの指がどう動くのか、(離れるまで)見えているように」と思ってみる。

そんなひまは無い!でしょうか(笑)

「見えているようにと、思うことができる」と思ってみます(笑)

じっと見ているというのではなくて、
周りと一緒に見えているように思うのがポイント。



弓が違った時

弓がどこへ向かっていくか、良く分かっている必要があったら、
「今どこにいるのか、(弓全体が)見えているように」と思ってみる。

この2つの事は、私は最近特にあらためてそうだな~!と思うことなのです。



よくわからないことは、
そもそも何を見たらいいのか、わからなかったりしますけれど、
何がどこへ動くのか、自分で言葉にしてみると、
少しづつ明確になってきます。

ここはこうして、こうなってと、
実際の動きの関係性が見えているように、
観察していくことだなぁ!と思います。



その時そこで、
「頭が動けて、そうすることで自分全体がついてくる」
と思ってやっていくと、どうかしら。

アレクサンダー・テクニークは、
今やりたいことに、本当に必要なことに氣がついていくために、
とっても役に立つのですよ♪

自分全体を思いだして、首を楽にすることができて、
またそこからの動きを思うことができる。



例えば、動きの中で、
「必要な所で力を使うこと、休めることもできる」と思うこと。

そそてそこから、今度はこうしてみよう!と選択ができるようになってくるのです。

視覚
思考に働きかけ、思考が動きに影響しています。



演奏は自分全体の動きですね。

音楽のフレーズを思い、
その時々で表現していくことを思いながら、
起きることを受け止めてみる♫

その都度、「どんな動きがあるかしら~」と眺めてみる。


その「自分全体」の動きのつながりの中で、
「その空間で」、「誰と」、「どんな響きを生み出して行くのか」を思う♬

ちょっと、わくわくしてきた!



最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

 

目の動き

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なんだかやりにくいときは、
身体と一緒に、目の動きも固まっていないかしら。


不用意に、動いちゃったな・・・。
そんな時は、何が見えているでしょうか。

やりやすさを、目の動きから思ってみるのも興味深いです♪


***


実験1


周りを見ます。

椅子に座って、手は膝に。
まず目の動きだけで。

目の動きでリードして、
それから頭も少しずつゆっくり動いて行くと、
後ろはどこまで見えるでしょう?

肩も動いて、
そして手も動いて行くと?

目の動きは、どんなふうに自分の軸の動きとつながっていくかな?

お尻の座骨と股関節が動いて、
膝も動くと?足はどうかな?

自分の全体の動きがつながってきて、
後ろを振りかえっていくと、周りの空間はぐるっと見えてくる。
目と頭と、自分全体、空間。

あー、そうだな、こんな意識で見ながら動いていけるのだと、
あらためて思いました。

そのように視た後は、視界が広くなったのではないでしょうか。

***


片目づつ、つむって見てみると、
右目と左目で、情報を受け取る角度と範囲が少し違い、
それによって、立体的な世界になっているわけですが、
脳の働きが見えていることを調整しています。

目の表面では、光を通過させているだけで、
眼球からの情報を電気信号として神経が脳に伝え、
後頭部の視覚野というところで認識しているのだそうです。


そう考えてみると、実際見えていることが、
ずっと目の奥から頭の奥の方まで入り込んでくるような、
ちょっと不思議な感じがしました。 

視覚からくるさまざまな情報から、
色、形、空間、動きの変化、などを様々に把握していますが、
脳の働きの全体の60%ほどにもわたって関わるので、
見て、動いて、感じる、考えるなどの、身体の働き全体に大きな影響があるということです。



振りむく時、見たいところを見るために、
目と頭の動きから身体の軸の動きがある。

目から身体全体の動きもつながって、
手・腕、足・脚などの動きも起きる。

さらに視界に広がりがあることで、
新しい情報や、感覚がやってくる。


今、頭の様子、身体の軸の様子はどんなかしら?
「頭が動けるように~」「そうすることで自分全体がついてきて」
と考えてみるときに。

「周りが見えていて~」
見方から動きを変えてみると、
それまでよりも動きやすくなっていたり、
固さがとれて、呼吸が変わったり。

入ってくる情報だけでなく、
やっていることの質や感覚も変わるのが、
興味深いところです♬


いま、何を見て動いているでしょう?
どんなふうに見えていて
どんな情報がやってくるでしょうか。

が、どんな動きをリードするでしょう?
 

***


実験2


①「ピンク色のゾウ」のことを、考えないようにしてください。

え~っと・・・?!
考えないようにと思っても、「ピンク色のゾウ」想像してしまいますよね。

~しないように、という注意を向けたそのものに意識が行きます。

そんな時、目はどんな様子でしょう?

考え事をするとき、目を伏せたり、宙を泳いでいたりしませんか。


②では、周りにある青い色のものを探してみましょう。

青い物が見つかりましたか?
意識されたものが、目に入ってきます。

目と、頭と、身体の動きはどうでしたか?
違うことを考えることで、ピンクの象は消えたかな(笑)

具体的なことを考えると、注意力が高まりますね。


③今読んでいる画面を、周りのスペースに含めて一緒に眺めてみてください。

見えた青い物を思いだしてみて下さい。どこにあったかな。
目と画面との距離や、文字の見え方が違ってきませんか?


④ 目と頭から自分の全体の動きを思いだしながら、
空間へ意識を広げて周りを眺めてみます。

腕や、股関節に動きやすさがあると、
目や肩のあたりが少し楽になるかもしれません。

こんな見え方から、やりやすさも変わっていくかしら。
私も実験中~♬

BlogPaint考えていたら、頭の後ろが暑くなってきたような(笑)


ピンクのゾウさん、描いてみました(*^_^*)



最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
 

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