チェロと歩む 

チェロ弾きの日々の氣付きと学びの記録。
チェロと毎日をもっと自分らしく、心地よく楽しむために。
~清野佳子のブログです~

2016年09月


手首を柔らかくしたい。
と思う時。

手首が柔らかいことで、
どこにどんな動きを生み出したいのでしょう?
 
実際に起きていることは何でしょう。



手首が動きにくくなっているときは、
首をギュッとしていないかな。手関節_hand

 
その時の指や肘の動き、
からだの様子はどうでしょう?


どこかの動きの代わりに、
首や、手首で必要以上に力んでしまうことも、
起きていたかもしれません。

動きの意図などに混乱があって、
硬さや動きにくさを生じているかもしれません。


***


考察


肘 elbow手首とつながる動き、
手の指までのつながりを考えてみます。
 
とてもざっくりいうと、
指を曲げ伸ばしする様々な筋が腕からも来ていて、
手のひらの中の、たくさんの骨に関わっています。

手のひらの小さな手根骨があることで、
手首も、繊細な動きが可能です。


手をスナップするように振るとき、
手や肘の動きを観察してみましょう。
ボールを投げたり、ドリブルするような動きです。
 
肘が楽になると、手首は動きやすくなり、
手首が動くと、指も楽に動けるようになっていくのでは。

指先や、肘の動きにも、自由さがあることで、
曲げ伸ばしの作用が相互に働き、
柔らかくしなる動きとなって(→♡)
腕全体へ、身体とつながりながら、
パワーを伝えることができるのですね。


腕の構造
じょうしこつ【上肢骨】


頭から脊椎につながる動きがあることを思いだしながら、
自分全体を眺めるような意識でやってみます♪

いつものように、問いかけてみましょう。
なんとなく動いてしまうのを止めてみます。

やりたいことのために、
指や、肘とは、どんな関係にある?

どんな動きがある?
どれくらいの力でできる?
 
 
意図を整理していくと、
次に動き出すためのゆとりができそうです。


データの整理をして、メモリの空き容量ができて、
サクサク・・・という感じ、かな?(笑)



♡おまけ
  [しなる]を変換したら、→[撓る]と出ますね!
  なるほど~撓という難しい字は骨がしなっていることを表しているのですね~。
  
  撓骨:前腕の二本の長い骨のうちの一つ。

  骨にしなりがあることで、前腕の2本の骨は交差して、
  手のひらを返すこと(回内/回外)ができるのですね。 


***


合気道の稽古で。

半身の構えで、
前後の重心移動、
身体のつながりの鍛錬。
船漕ぎ運動の基本動作を練習しました。


指先は楽に、
ポンとほうり出すような感じです。

ぎゅっと握っていたら、
腕は伸びて行きにくいのです。

押し出す手首のスナップのような動きは、
足腰とつながることが肝要。

腕の力とは違う、
全体の使い方であるというお話でした。

「1000回やったっていいんだよ」
と先生。
ひぇーーー

指先・手の向きにも、
力が働くための機能的な方向性があります。

技では、関節の取り方で小手をきめたり(動けなくすること)、
動きには梃子(てこ)の作用があったり。


バランス移動は、こちらの優位に動きながら、
丸く流れるように支点を変えて、

相手の関節の動きを固めて、軸とのつながりで持ちこたえられない所へ動かしてしまう。
動きの意図は、ほんとに興味深いなぁ。

体験を重ねながら、
どんな意識で動いていくのか、
その意味をまた新たに学んでいくのですね。

*小手:①手先。腕先。②手首と肘ひじとの間。 

*船漕ぎ運動に興味のある方は、こちらにとっても詳しい説明があります。
私も稽古している小林道場の大先輩が、道場長をされています。

 会津合気会ホームページ
http://aizuaiki.com/index.php?%E6%8A%80%20%E8%A1%93%20%E8%AB%96


最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

前記事、<手の動きを支える>に続いて。

腕と、脊椎の間にあるものは、何でしょう?

???

あらためて興味を持ってみることで、
本当にやりたいことのために、
また新たな変化への一歩があるかもしれません♡

どんな構造があるかしら。
絵に描いてみたら?
なかなか、難しい!?→興味深い!ですね(笑)

骨格図は前回の記事にものっています。
御参考になさってくださいね。

以下の質問、もしよかったら考えてみてください。


①-1、腕の動きは、どこからでしょう?
 -2、腕はどこに付いているのでしょう?

肩から・・・と思っていませんか?
鎖骨に触って、腕を動かしてみるとどうでしょう。
鎖骨の動きが感じられたら、どこにつながっているかしら?


身体の骨格は大きく分けると、軸骨格と、付属骨格。
付属骨格は、腕の骨格、脚の骨格、そして顎(あご)もです。

② -1、って、具体的に何がある?
  -2、軸には、どんな支えがあるでしょう?

も軸です、お忘れなく。
胴体は、何からできているでしょう?
脊椎はどこにある?どんなかたち?


③-1、チェロと、身体の出会うところはどこでしょう?
 -2、チェロと、脊椎の間にあるものは何でしょう?

弓についても同じく考えてみてください。   
どこが触れているかしら。
どんなふうに触れているかしら。


④-1、チェロを支えているのは何でしょう?
 -2、演奏するために、動いて欲しいのはどこでしょう?
 
演奏するために、何を考えているでしょう?


こんな質問から、
身体のしくみと動きについて考えてみるのも、
面白いかな~と思います!
今日は質問だけです(笑)

身体全体のもっている実際のしくみについて理解していくとき、
必要な動きの質が、変わってきます。

やりたいことのために、どう考えているのか、
意識していることが自分全体の働きに関わっているからです。



***

来月はワークショップを受講するために、
京都に行く予定です♪
<アレクサンダー・テクニークをときほぐす ワークショップ with ビル・コナブル
講師のビル・コナブル先生(William Conable博士)は、チェリストでもあります。
ボデイ・マッピング」によって、
演奏のためにもとても大切なことを伝えて下さっています。


『音楽家ならだれでも知っておきたい「からだ」の事』バーバラ・コナブル著
かつてこの本に出会ったことから、時を経て、
アレクサンダー・テクニークを学び、こんな風につながってきました。
実際にお会いできるなんて、とっても楽しみです♫ 




関連過去記事です

頭はどこ?



 

腰痛から思うこと





 

呼吸・・・身体のイメージ


最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

 


レッスンで生徒さんと取り組んでみたことから、
手の動きを支えるものについて、
今回は、足までのつながりを考えてみますね。


右の図で、骨格と関節の様子を見て、
手から足までたどってみましょう。

全身骨格_all
たくさんの骨と関節があります。
(主なものしか記載されていません)



実験

楽器を構えて、床を踏んでみます。
片足で少しだけ。または強めに。
左右の足でも交互に。

足に身体の重さが移っていくと思うと?
床に押し返されると思うと?

反対に脚を少し上げて、
足にかかる重さを浮かせてみると?

脚と身体の全体の様子はどうなりますか?
バランスの変化を試してみましょう。
左右の脚の動きで、どんな違いが感じられるでしょうか。



手・腕を使う時、
頭から身体全体でつながって、
支え合って働いていることを、考えてみると、どうでしょう。

頭が動けるように、
そうすることで自分全体に動きがつながっていると思い、
楽器を構えます。
 
手から足までのつながりを思い、弾いてみましょう。

弓を使いながら、
先ほどの脚の動きを試してみましょう。

例えば、弓先に行く頃、
左足を軽く踏んでみましょう。
または、左足に重さを移してみましょう。
弓は、足とつながってくるでしょうか?
響はどうですか?

弾きやすさは何か違うでしょうか。



考察

やりやすさは、動きやすさでもあります。

弓先を弾くために腕を伸ばして行くとき、
弓先が離れて弾きにくいなら。
身体が楽器より右へすこし傾くようなら。

自分の中心とつながるために、
バランスを左足も支えてくれると思えると、
胴体と楽器は一緒にいて、右腕はずっと動きやすく、
弓先のフィットが良くなるのでは。

左手のハイポジションのとき、
バランスをほんの少し左足にかかるにように移すと、
ネックと自分の軸の周りで左腕が前に出て行きやすいのでは。
手を自分の軸に添わせるようなイメージかな。

手を使うとき、何が見えているでしょう?
どのように見えているか、
目の使い方で、軸とも関わっています。

楽器を弾いたり、腕を使う時、
左右の足のバランスは受け止め合って、
動きを支え続けて変化し続け、
腕は軸の周りで働いていることを思ってみましょう。 

 
全身関節bjoint_all軸骨格・胴体の動きは、
腕と脚につながっています。

腕構造を動かす筋は、
胴体からも働いています。

脚を動かす筋も、
胴体からも働いています。

床に押し返されているサポートがあり、
足・脚がうけ止めます。

股関節、膝、足首の動きやすさは、
脚からのサポートを得るためにとても大切です。


腕の動きには、
頭と軸と足とがバランスしあう。
歩く・走るもそうですね。


 
音を生み出すために、
指先も、身体の軸とつながっていきます。

指の動きやすさは、弦と弓の弾力をとらえやすくします。

自分全体に弾力のある支え、
サポートがあることを意識して動いてみる。
音の響きも違ってくるのではないかしら♪


最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。 

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