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2017年08月

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生徒さんとのレッスンを振り返って、書いてみます。


楽譜には、 繰り返し現れる音や楽句を見つけると思います。


同じように並べて弾こうとしていないかしら?
とっとこ、さっさと通り過ぎてしまってはいないかしら?

「どう歌っていいかわからないなぁ。」と思う時は、
前の音からどのように、次の音へ受け渡していけるか考えてみましょう。

今の音から、次の音が生まれ、育っていく。
そんな風に思えるとどうかしら。


同じ音が並んでいたら、どんな変化ができる?
同じフレーズがあったら、どんな意図を持てる? 

また現れる繰り返しは、
そこでどんなエネルギーを持っているかしら。
どんなストーリーがある?




それぞれに、1つづつ新しく弾く。
そうすると、その大切で繊細な意図は、
歌となって現れてくると思うのです。

その時その時に、1つ1つの音への思いが表れたら、
きっと、もう十分素敵なのです。


自動演奏みたいに、どんどんできるのがいいと思ってしまいがちだけれど。
聞いている方は、あんまり面白くないのではないかしら?(^_^;)


新たなエネルギーを自分の中で立ちあげながら弾いてみよう\(^o^)/


まず、頭が脊椎の上でふんわりと動けるようにと思って、
音を生み出すための動きを順々に1つ1つ、自分全体の働きの中で思う。
そしてやってみてください♫


それは、私の経験上、
その都度次に新たな動きを生み出すための、パワフルな瞬間に♡


生徒さんも、目がパッチリ。
「確かにそうですね」
そうなんですよーー。


お試しくださいね。 


以下「自然に 3」から

y:>ヴィヴィアン先生の授業メモより

・・・
最初の音、そして次の音。
音は次の音に向かって育ち展開していく。

一音一音を生きぬく。
その道をたどって次の音へ行く。

「今」は音の中にどれくらいある?
今の音が育っていく時、一緒にいる。

・・・

何かのひらめきのヒントになりますように。



レッスンも受付中です~(^^♪
まずはメッセージからお問い合わせください。


参考過去記事
ヴィヴィアン先生 (11)


最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。 

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何かを学び、体験していくほどに、
その意味は、また少し深まって・・・
そして、時に目が醒めるような思いがします。



自分全体を動かしていくためのどんな意図があるのか
何が、どのように、どこへ向かうか、
段階を踏んで少しづつ練習しながら、
小さな体験を重ね、理解しようとしております♡



演奏では、音楽を表現するために、
楽器を扱う自分全体のことを考え、
音を生み出すための、弓や指先の動きを思います。

私の最近お氣に入りは、
「指先の向かう方向へ矢印を思って動く」でした。



先日のキャシー先生のレッスンで、
チェロの演奏について頂いたアドヴァイスをシェアしますね♡

弓の毛を、弦に向かわせる」でした。

うむ。
あたりまえみたいでしょ。


先生は、その時の私の表現しようとしている動きの中で見えたことから、
やりたいことのために、実際に必要なことが起きるような言葉がけによって、
やっている動きへの注意を促しています。



自分全体の働きの中で、
頭が動けるようにと思い、
そうすることで自分全体が付いてきて、
「弓の毛を、弦に向かわせる」と思い続け、動く。
その都度思ってやっていく。
というアイディアで。
そうすると、どうなるかな。


あら!
やりたい動きが、より意識的になりました。

その時々の表現、弓の動きの変化の中で、
弓のスピードや摩擦のために必要な接触の意図があります。

そのシンプルな言葉を思うことで、動きがはっきりしてきました。
表現したいことに向かっていきました。


さらに、
弓を動かしている腕の動きを実際に見ながら弾いてみる。
身体の前だけでなく、後ろ側へのつながりもあることを思い出す。
ということも指摘してくださいました。

(先生の観察では、音を豊かにするためには非効率な動きや力みが見えたのですね~)

必要なことは何かな?
今できることからを信頼し、その先の可能性へと向かうために、意図を明確にしていく。

あたりまえのようなことを、新しく思い直していくことができた、レッスンでした。

また、まだ変われそうな気がしてきます。
わくわく。


***



実は、その時ちょっと閃いて、
クラスにいらしたピアニストさんに、急にピアノのパートをお願いしました。
快く引き受けてくださり、初見で一緒に弾いていただいたのでした♪

キャシー先生の優しい眼差しとアドバイスを受けて、
クラスメートの20人位のすぐ目の前でぐるりと取り囲まれて、演奏しました♫


いま、
この空間で、
一緒に演奏してくれる人と、
優しく見守ってくれる先生とクラスメートがいて、
自分全体が働くことで、
この音楽を奏でる。
弓の毛が弦に向かうこと、腕の動きのことを思ってみる。


初見でチャレンジしてくれるパートナーに感謝。
何が起きても楽しいと思えます。
表現したい気持ちは、お互いにムクムクと沸きあがってきていました。


弾き終わってみると、手が震えるようなドキドキがあって、
思いがけずなんだか興奮していたんです。

この興奮のエネルギー、緊張っていうのと実は元は同じものって、ナルホド!
このドキドキは大歓迎!!


その時何を考えられるかで、弾き心地はまるで違うのよね。
ほんとに(^^♪



最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。 

生活のなかでのこと 2 梅干しをつくる 

カテゴリ:
食いしん坊ブログ 

梅干し作りは、2年ぶりで2回目。

2年前は、きれいな青色の大きめの梅で作ったところ、
出来上がりの皮がとっても固かったです。

初めての梅干し→2015年08月05日


でもとてもおいしかったので、また作ることにしました!

今年は張り切ってたくさん作ろうと、2週間ほど間をあけ、2回仕込みました。



***



1回目、届いたのはきれいな小梅1キロ。KIMG0823
おにぎり用に良さそうなかわいい大きさ♪
とてもいい香りがします~!

以前の経験から、
今回は青味もありうっすら黄色くなってきたくらいで漬けました。

洗って、半日水に漬けてあく抜き。
水氣をよく吹き取って、アルコ-ルをまぶします。
小梅は、1つ1つ、ちっちゃなヘタを楊枝で取ります。

容器は味噌をつけるのにも使用するホーロー製、アルコールで消毒。

1キロの梅で、塩は梅の重量の8パーセントくらいにしました。 
梅に塩をまんべんなく振りかけながら、入れていき、
最後に上から残りの塩を全部ふりいれます。

梅の上にお皿をのせ、梅と同重量の1キロで重しをします。
味噌作りの応用で、1キロの塩をチャック付きの袋で密封したものを使いました。

ふたをして、2週間ほどすると、塩が回って水分が出て白梅酢が上がってきます。
様子をみて、ゆすって上下を返しました。

水が十分上がってくれば、まずは下漬け成功。


梅を買った時に添えられていたレシピには、
もうそれで食べられるとあったけれど、
やっぱりピンクの梅干しが食べたい。

前回は生のシソの葉を枝からむしって、
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洗って、塩でもんで、何度かあく抜きして、
という手間もかけてみた。

今回は新鮮な生紫蘇の葉が手に入らなかったので、
市販の梅干し用の処理済みパックを使用。

ひたひたに梅酢が上がってきていますので、
その上に紫蘇を投入して、
またふたをして漬けこんで、1月くらい置きました。


梅雨が明け、ろそろどうかな?と覗いてみると、
きれいな赤い色に染まっています。

できた水分は赤梅酢です。
赤梅酢も瓶に入れて日光消毒します。
今回は第2段に再利用・・・はたして、どうかな。

ざるに上げて広げます。
ふっくら、つややかです。


お天気を見て、3日干すのですけれど、2017梅干し2 20374376_1912984072250643_7255915607576609312_n
梅雨の間の方が日差しが強かった~!

梅雨明けしてからのお天気はいまひとつですね。

なんとか初日は良くお日様にあてることができ、
2日目は残念ながら扇風機にあてつつ部屋干し(笑)
3日目はまた日光で消毒して、表面も乾いてきてよさそうです。


塩味も柔らかさもばっちり。
香りがいい。きれいな色。

なんだかもう、とっても愛おしい♡
 
瓶に保存。
さっそくお弁当のご飯に、1つのせました。

大満足です。
これから大事に食べまーす。

今年の2回目の梅の方はもう少し漬けておきます。
 


最後までお読みいただきどうもありがとうございました。
 

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