チェロと歩む 

チェロ弾きの日々の氣付きと学びの記録。
チェロと毎日をもっと自分らしく、心地よく楽しむために。
~清野佳子のブログです~

2018年08月


先日、飯能にあるカフェにて、コンサートをさせていただきました。
1回目2回目満席の合わせて50名ほどの方がご来場くださいました。

この場を設けて準備してくださった方々、
笑顔で共にいてくださった皆さまに心から感謝いたします。
振り返ってみますね。


チェロとピアノの演奏で、
途中においしいお茶とケーキを楽しんで頂く趣向です。


私は初めての所で、行って弾いてみないと、どんな響きがするかわかりません。
お店の方がお迎えにきてくださった車の中で、
「ピアノの配置を変えてみましたよ」とおっしゃいました。

チェロの響を想像してどんな配置にして、
演奏スペースをどうするのか、考えていてくださったのでした。

床やインテリアは木材で、リハーサルでちょっと弾いただけで、
あぁ、ここはいいなぁと思いました。
チェロが良く鳴って響きます。

窓の外に、街路樹の大きな楓の葉が揺れているのが見えました。
木製のテラスがあり、木陰ができていました。


お天気や、コンサートの会場にくるまでの景色、街並み、
そんなことも演奏に至るまでの情報。
到着後、ちょっとした時間に外の空気を感じつつ、少しでも周りを歩いてみます。

真夏の午後の時間でしたので心配でしたが、
この日は、暑さも少し収まって風も吹いていて、
いくらか過ごしよい日でした。

水筒には冷たい水を用意してきました。
用意したハンカチしたも、汗を拭くような出番はなかったし、
もしあまりに暑いようだったら頭を冷やそうと思って、保冷材も持ってきたけれど不要でした。


日曜の午後に、お茶とケーキを味わい、チェロとピアノの響をま近かに感じていただく、
堅苦しくなく、親しみやすく、心地よく、そんなひと時を想定しました。
曲それぞれに、イメージを広げていただけるようなヒントなどのお話を交えて、進めました。

準備した曲が、その時どのようにそこで演奏できるのか・・・
お客様は、その時どんな思いをめぐらすようになるのか・・・
一期一会だなぁと思います。


ここに至る思いとともに、
この音をここで生み出すという思いに向かいながら、
この空間で、耳を傾けてくださる皆さんの思いや眼差しに感謝しつつ、
窓の外でそよぐ風に優しく揺れる緑も眺めながら、演奏させていただきました。


終わってみると、
この曲が大好きでいつも聞いているんです。とか、
思いがけずこの曲が聞けて良かった。など、
どこかで想いがつながっているのだなぁと、うれしくなったりします。

3年寿命が延びたよ。
涙が出ました。
こんなに近くで初めて聞いて、感動しました。
こんな風に言ってくださいました。なんとまぁ・・・ありがたいことでしょうか。


終了後に、コーヒーと巨峰のタルトもごちそうになりました。
しみじみおいしくて、ほっと一息・・・。


秋には楓並木が紅葉してとても美しいのだとか。
高台からの夜景もちょっと評判の眺めだそうです。



最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

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和音を弾くときには、2つ以上の弦に触れていくのですけれど、
どうも、難しいなぁ。。。と思ったら、
なんだか、興味深いなぁと言い換えてみてね

高い音が弱いなぁ。
真ん中の音が鳴らないなぁ。。
同時に同じように鳴らしたい?

それぞれの響の違いをどんなふうにブレンドできるかな?
と思ったらどうかしら?


重音の連続するときなど、力んでしまうなぁと思ったら。

「すぐ弾かないと!
急いで次に行こうとするとき、力が入ってしまう。

「しっかり押さえないと!
移る前、ぎゅっとしていることは、
次に音を取る時の自由さを邪魔してしまう。


分かっちゃいるけど。。。ですよね。

そこで。
頭が脊椎の上でふんわりと動けるようにと思うこと、
これが、楽な動き、動きの自由さのための
ロックを外すカギなのです

そうすることで、自分全体の働きの中で、
必要なだけの力を見つけていき、
いつでも動ける自由さを見つけていきます。


まずは1つ1つそれぞれで、音の響を保ってみましょう。

指と弓は、それぞれどんなふうに触れていますか?
それぞれの動きの関係性を見ていきましょう。

次の弦に移る前の、音の終わりを観察してみましょう。

どんなタイミングで、どんな動きがあるでしょうか。


***************


音楽を思って、
自分全体の動きを思って、
1つ1つ、
指が動く。
弓が歌う。


響きを生み出す。
音の生まれる直前のエネルギーをみて。
音と音の間をながめて。
この空間に、消えていく音に耳を傾けて。
音の終わりの小さな瞬間も、今を生み出している


終わりから、始まりへ。
次にいつでも動き出せる静けさ、明晰さは美しさでもあると思います。
次に行こうとするときの意識は、興味深い



最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

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