脊柱20100712_1440316

脊椎の骨は、なだらかにカーブしながら積み重なって、
頭から胴体の重さを支え、バランスする動きがあります。
 
 
身体の軸になる脊柱。

脊椎の下部の腰椎につながる骨が仙骨です。
(2つ目骨盤後面の図、中央)

腰椎を受けとめる面がとても大きいですね。
(3つ目の骨盤前上面図の、仙骨の楕円形)


仙骨は、脊椎の重さを受けている土台にあたる部分になります。


骨盤の中央で、アーチの要石のように、
左右の腸骨に重さを分散しています。

腸骨には股関節があり、座骨に続きます。


仙骨から尾骨にかけて、横から見ると、骨盤後ろbone_pelvis_pos
ぐっと内側へ大きなカーブが備わっています。 
(1つめの脊柱側面図に、仙尾彎曲とあります)
手のひらのようですね。

胸椎の前には肺や心臓があり、
肋骨が囲って守っています。


骨盤では、骨盤底の筋肉群と共に、
呼吸の横隔膜の働きによる内臓の動きも受け止めています。


股関節から胴体が動く時には、
骨盤に動きがあります。


骨盤の傾きは、この仙骨のカーブの傾きの様子から、
脊柱全体に関わっています。

骨盤上bone_pelvis_supe骨盤が動き仙骨が傾くと、
脊椎~頭のバランスが変わります。
 
脊椎の後ろに、背中側に動きを支えて調整する、
脊柱起立筋が付いています。


立っていても座っていても、
この骨盤の動きは、
身体全体の様子に関わっていくのです。

骨盤の動きを脚も支えています。



座骨と仙骨と頭の関係を、
観察するのも、興味深いと思います。 


頭が動けるように、
そうすることで自分全体に動きがあることを思いながら、
座ってみます。

座骨に重さがのっているのを意識して、
座骨の前側から後ろ側に重さを移してみると、
胴体全体のバランスが変化していきます。

頭も動いていきますね。
脊椎の変化はどうでしょうか。
仙骨のカーブがあることを思いだしてみましょう。


呼吸の変化も観察してみると、
すっと息が入ってくるのは、どんなときでしょう?

気持ち良く楽な呼吸ができることは、
とても良いめやすになると思います。


軸となる頭から脊柱のバランスを支える動きがあり、
脊柱全体のカーブのしなやかさを活かす動きがあることによって、
呼吸と共に、繊細さや力強いパワーを生みだします。


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合氣の師が、
「仙骨を入れるんだな~」とおっしゃいます。

股関節や膝の柔らかさとともに、生じる呼吸力・・・
 
そこに軸からの動きがほんの少しでも加わると、
軽く触れた指先からも、
その小さな動きが活かされるつながりによっては、
大きな効果をも生みだす、身体全体のパワーになっていくのでしょう。

その姿の勢いは、
おそらくアレクサンダー・テクニークで言う所の、
モンキーに通じるものでしょうか。
スケーターが、リンクを滑っていく様子にも似ています。
演奏にもつながるヒントと思います。

しなやかに支えながら動きがあり、
大地とつながり呼吸している。
ヴィヴィアン先生の本を思いだしました。→自然に 4

 
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。