レッスンで生徒さんと取り組んでみたことから、
手の動きを支えるものについて、
今回は、足までのつながりを考えてみますね。


右の図で、骨格と関節の様子を見て、
手から足までたどってみましょう。

全身骨格_all
たくさんの骨と関節があります。
(主なものしか記載されていません)



実験

楽器を構えて、床を踏んでみます。
片足で少しだけ。または強めに。
左右の足でも交互に。

足に身体の重さが移っていくと思うと?
床に押し返されると思うと?

反対に脚を少し上げて、
足にかかる重さを浮かせてみると?

脚と身体の全体の様子はどうなりますか?
バランスの変化を試してみましょう。
左右の脚の動きで、どんな違いが感じられるでしょうか。



手・腕を使う時、
頭から身体全体でつながって、
支え合って働いていることを、考えてみると、どうでしょう。

頭が動けるように、
そうすることで自分全体に動きがつながっていると思い、
楽器を構えます。
 
手から足までのつながりを思い、弾いてみましょう。

弓を使いながら、
先ほどの脚の動きを試してみましょう。

例えば、弓先に行く頃、
左足を軽く踏んでみましょう。
または、左足に重さを移してみましょう。
弓は、足とつながってくるでしょうか?
響はどうですか?

弾きやすさは何か違うでしょうか。



考察

やりやすさは、動きやすさでもあります。

弓先を弾くために腕を伸ばして行くとき、
弓先が離れて弾きにくいなら。
身体が楽器より右へすこし傾くようなら。

自分の中心とつながるために、
バランスを左足も支えてくれると思えると、
胴体と楽器は一緒にいて、右腕はずっと動きやすく、
弓先のフィットが良くなるのでは。

左手のハイポジションのとき、
バランスをほんの少し左足にかかるにように移すと、
ネックと自分の軸の周りで左腕が前に出て行きやすいのでは。
手を自分の軸に添わせるようなイメージかな。

手を使うとき、何が見えているでしょう?
どのように見えているか、
目の使い方で、軸とも関わっています。

楽器を弾いたり、腕を使う時、
左右の足のバランスは受け止め合って、
動きを支え続けて変化し続け、
腕は軸の周りで働いていることを思ってみましょう。 

 
全身関節bjoint_all軸骨格・胴体の動きは、
腕と脚につながっています。

腕構造を動かす筋は、
胴体からも働いています。

脚を動かす筋も、
胴体からも働いています。

床に押し返されているサポートがあり、
足・脚がうけ止めます。

股関節、膝、足首の動きやすさは、
脚からのサポートを得るためにとても大切です。


腕の動きには、
頭と軸と足とがバランスしあう。
歩く・走るもそうですね。


 
音を生み出すために、
指先も、身体の軸とつながっていきます。

指の動きやすさは、弦と弓の弾力をとらえやすくします。

自分全体に弾力のある支え、
サポートがあることを意識して動いてみる。
音の響きも違ってくるのではないかしら♪


最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。