親指のハイポジションをたくさん練習しだした頃、
痛くて、気持ち悪くなったことを思いだします・・・

初めは少しづつやりましょうね。

できるだけ痛みや不快さも無くして行きたいものです。

とっても意外かもしれませんけれど、
正しくしようと思うとき緊張がおきやすく、
急いで手を形づくろうとしているときに、
やりにくさをうんでしまうことがあります。

指の動きと弦と各音それぞれの関係性について、
自分全体の働きの中で、
ゆったりと、だんだんにつかんでいきましょうね。


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どこかギュウッとしながら動き出すのは大変ですね。


目の様子はどうかな。

ちょっと顔を上げて周囲へ視界を広げてみると、
身体の様子が変わるかもしれません。

頭の動けるようにすることで、自分全体がついてくる事を思い続け
いつでも動き出せそうにしながら、そこで留まることもできる♪

そこから次の音程、次の指先のための動きを思う。

動きのつながりを丁寧に見ていくことで、
必要な動きに意識を向けます。
 

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親指も含め、
指先の様々な動きを観察してみます。


音を出すために、
指にはどんな動きがあるかしら。

弦と指板に近づく、弦に触れる、音程を選ぶ、
押す、とどまる、ゆるむ、離れる。

指の上げ下げは、
トントンと軽く、またはじっくりと、
弦の弾力に触れて、押しては弛める・・・


その途中の弾力はどんなかな?
と、情報収集をしてみます。


強く叩く練習を意識することはよくあるかとは思いますが、
力を入れて、
もっと早く、
ちゃんとしたい!
と思ういつもの気持ちを、
ちょっとわきに置いてみて。


今はどんなかな?と、
とってもゆっくりの1回づつをやってみます。

ゆっくりやると、
身体の他のいろんなところが動けるゆとりがありますね。


指の上げ下げの繊細さに必要な動きと
腕や身体とのつながり
を、
だんだんにみつけます。指先につながる


弓で音を鳴らし続けていくなかで、
鳴る音もかすれる音も、
どちらも良く聴いてみます。


弦の弾力と指板の上で、
指の動きと、
音色や響との関係を観察。
 

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左右の手の親指は、 
各指先とそれぞれに向かい合うことができる、
他の指と違う特別な機能を持っています。

母指対抗性といいます。親指の使い方のヒント1

左手の親指は、ネックを挟んで各指と弾力のあるカーブを作っています。
 
親指を動かさないように固定していると、
この働きがそこなわれてしまいますね。


胸骨は、胴体骨格と腕骨格の出会う所、
そしてチェロに出会います。

この所、胸骨のつながりに注目度高いです(笑)


チェロのハイポジションでは、
腕は前方向に出て行きながら、
チェロの触れているところ、指先と胸骨までつながる大きなカーブもある、
と考えてみるとどうかしら?

またこの時、胸骨は胴体をリードすると思って、
股関節から胴体全体が動いていけることで脚のサポートも入ってきて、
肋骨の周りの緊張が少なくなれば、
腕はずーっと楽になります。


指先から手・腕構造の動きは、
自分の全体の働きとつながっています。


弦の弾力をとらえながら、
自分全体にある弾力も思ってみる。

身体は指とつながってサポートしています。

楽器と自分には、
どんな弾力があるかしら?


動きの方向が変わる時、
弾力のある支えがあって、
次にまた動きだしていく。


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自分の中にある弾力に氣が付くのって、
けっこう楽しい~(^^♪

思わず飛び跳ねる。
スキップしたことありますか(笑) 
楽しくないとスキップはしませんね~たぶん。

バレエのレッスン、
うわ~ジャンプなんて出来そうにない・・・
そう思っていたら、ホントに身体は動かないのでした。


ここから伸びて動いていける。

手(腕)と足(脚)は胴体から離れていくように。
頭と胴体は上に行くように。

今できるだけでいい、
小さなジャンプから、
そのほんのちょっと先へ、
やってみよう!


最後までお読みいただき、ありがとうございました。