昨日、小さなコンサートで弾きました。
チェロ一人でした。


ワイズレディースクリニックのログハウス。

出産前の妊婦さん達のためのレクチャーの後、
「生の楽器の響きに触れてほしい」という理事長先生の計らいで、
度々こちらで演奏させていただいています。

ログハウスということでご想像がつくように、
ガラス以外は周りが全部木で出来ていますから、
全体にチェロの響きが広がります。

皆さんは、フロアにクッションマットを敷いてゆったりと座っています。
横になって聴いて下さってもいいのです。


曲目はなじみのあるもので、クラシックの器楽曲と、
歌詞にメッセージのある曲を選びました。
簡単な曲についてのお話を交えて6曲ほど。

伴奏が無いので、作曲家が曲を作った背景などをお話しすると、イメージを膨らませて下さるようです。

<白鳥>は、伴奏が水面のさざ波の輝きのようなのですが、今回はピアノ伴奏はありませんから、長い首を伸ばし今にも大きな翼をはばたかせて飛び立ちそうな様子など想像してはどうかしら?
<愛のあいさつ>は、エルガーが婚約できた喜びを恋人に贈った曲。
などなど。

歌の曲は、歌詩を朗読します。

心に残るメロディーは、
聴くときの、ひとそれぞれの思いに重なりますね。

<風の***><やさしさに*****>
木の葉のざわめき。くちなしのほのかな香り。
髪を揺らし、頬をなでる風に氣付くとき、

歌のメッセージや思いがよみがえるといいな~と思います。


チェロが、どのようにして出来ているのか、少しお話しました。

樹が育まれ、切りだされ、形づくられて、
この手にするまでの時の流れや、樹と人とのかかわりにも思いをはせます。


そして理事長先生の作詞作曲の<スターティング・オーバー>は、
たくさんの子供たちの誕生をその手で迎えてこられ、
育んで行くご家族への思いが溢れています。


チェロの響きが、みんなと一緒の空間、
ログハウスの木の床と全体に伝わって、
赤ちゃんにも届きます。

演奏を聴いている時の赤ちゃんは、
ぽこっぽこっとお腹をけり、良く動くのだそうですよ~♪

一緒に音を感じてくれているのですね。

その小さな足で走り出し、瞳を輝かせ、白鳥gatag-00002160
かわいらしい口が歌いだす日がくるとき、
何と嬉しいことでしょう♫


音と、いのち。

この瞬間、この響がもたらす思い。

またいつの日か、音からあふれだすいのちへの思い。




最後までお読みいただきどうもありがとうございました。