指先につながる 2
腕の始まりは、胸鎖関節からです。
手の指先が胴体から伸びていく。
このことを思っていると、いろいろ役に立つのは間違いない~(笑)
指先を伸ばすことについて意識を持つと、
私は呼吸が変わることがとても興味深いと思いました。。
そのために、考えていたことがあります。
やりたいことをやるために、
まずは頭が動けるようにと思い、そうすることで自分全体がついてきて、
空間の広がりの中で、床に支えられ、上向きのサポートがある。
手足が伸びていけるように、連動する関節がいつも自由に動ける。
いつでも動き出せそうにと思う。
手は、いつも頭と一緒に動きます。
手の動きのために、胴体も脚もバランスします。
頭は胴体から離れるように動きます。
胴体は頭の動きについていきます。
腕と脚は胴体から離れていくように働きます。
手の中にはたくさんの骨があることで、たくさんお仕事ができ、表情を豊かにしていますね。
道具を使い、創作し、コミュニケーションし、演奏する。
物の形に添わせて触れる(離す)、持つ離す(置く)、
動かす(抑える)、運ぶ(止める)、
開き(握る)、伸ばす(曲げる)、
かざす、指し示す、招く(拒む)・・・
繊細なことは、たくさんありそうです。
癒す、導く、諭す、なだめる、等々感覚・感情的な働きもありますね。
その動きどれもが、
何らかの考えとともにあることについて、どう思いますか?
手が自然に動く、というのは自然な仕組みに沿って動く、ということでありたいし、
勝手に動くというよりは、やりたいように動いてほしい。
習慣的な動きは、習慣的な考えと結びついている。
新しいことをやる時には、そのための新しい考えと新しい使い方があるでしょう。
繊細に、やさしく、美しく、何かを生み出せるように、
生き生きとした手の使い方をしたい。
握ろうと閉じている手を開いてみる。
手のひらの温たかさに触れる。
指先の末端まで酸素を運ぶ血液。
ちょっと切っても痛いし、血があふれてくる。
命はいつも全身で動いていて、末端の組織まで統合されて働いている。
ほんのちょっと触れた時の繊細さを、思ってみよう。
伸びていく指を思ってみよう。
指先が、呼吸とともにあることを思い出したら?
自分全体が生き生きと呼吸して、豊かな指先の表現もある。
そんなことを思ったのでした。
あなたの手は、今何をしている?
あなたの何を表現している?
指先に何を思いますか?
指先の向き
腕と脊椎の間にあるもの2 呼吸と腕
呼吸 (6)
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
コメント