スラーがかかった中で、ポジションが変わるとき。

テンポが速くなると、
音がはっきりしなかったり、
動きにくくなるのはなぜかしら? 

バジル先生に、スラーのやりにくい所についてみていただきました。 

どうもスムーズに指が運ばなくて、何か不自由さを感じています。
(私は今回、具体的に言うと、Mozartoの弦楽四重奏曲「春」1楽章Allegro Vivace assai、スケールで上下行のくりかえしのあるフレーズで)


指と指の動きを丁寧に見るようにして、
やってみた後に、
「左手でもスラーをかけようとしているから、スラーは右手に任せるように」
と、おっしゃいました。

!?

それは、右手と左手の仕事を、はっきり分けなさいということでした!
関連性はあるけれど仕事は違う。
(管楽器なら指と息ということでしょうかね)

スラーでは、滑らかな運指をしたいと思っています。
ですから、ポジションが変わるときに音を保とうとすること、
さらに、次の音を明確に発音したいと思っていたこと、
それをテンポが速い中で、両方やるような指の力が入っていました。

実際、スラーは右手がやってくれていますし、遅いテンポなら出来ることでした。
私は、右手と左手はちょっと同じように動きたがるので、なるほどと思いました。


頭が動けて、自分全部がついてきて、
左手はもっと動く仕事、右手がスラーをしてくれる。

と、思ってやってみると、
以前より左手の力は使わなくても、ずっと楽に弾けました。


やりたいことを明確にする。
やっていることを観察する。

今やろうとして考えていることは?
それが機能しているかしら?


ちょっとした考え方で、身体の様子は驚くほど変わります。


ヴィヴィアン先生は以前、
「もう手放していいことがあるわよ。」
とおっしゃいました。

やらなくては上手くいかないと考えていたことを、止めることが役に立つ場合がある。
出来ていることを信頼していい。


今また新しい役に立つ考え方、
機能するやり方を選択してできるように。
 


最後までお読みいただきまして、どうもありがとうございました。
どうぞコメント・メッセージをお寄せ下さいませ。
ご感想、ご興味のあることなどお書き頂けましたら嬉しいです。
お待ちしております。