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指の動きやすさについて考えるとき、指とつながる動きに観察を広げます。


むやみに動かすことよりも、動きの違いを調べるつもりで。
一つ一つの言葉の指示でどんな変化があるでしょう?
興味が向きましたら(笑)

丁寧な方向性の意識を持ってみましょう。

指を開く
指を伸ばす
伸ばしながら開く手関節_hand


曲げた指を伸ばす
曲げた指を伸ばしながら開く

指先が伸びていく
指先に向かって伸びていく
指先から開いていく
指先の動きについていく

指が長くなる
腕が長くなる


どんな感じがしましたか?


手の平の中のたくさんの骨があることで、
手は物の形に沿わせるように、動くことができます。



指先から考え、
指先が伸びていくように思い動き出し、
手の平のからも動いていけることで、
触れるものの形に沿わせ、
どんな動きかなと思って触れてみる。

楽器を弾いてみたら、何か変わるでしょうか、変わらないでしょうか?


手のひらの中の指の骨の中手骨、BlogPaint
手首近くには手根骨が並んでいます。

中指は、中手骨と手根骨の真ん中にある有頭骨と接しています。
手の各指は、手の中から広がっていくように動いていくと思ってみましょう。






BlogPaint
親指は、どの指とも向かい合うような可動性があって、
手を使うときの各指の動きに関わってきます。


親指は、大菱形骨に、それから舟状骨、腕の骨へ。
親指は前腕の橈骨の動きに密接に関わっています。








手を使うとき、いつも自分全体の動きのバランスと影響しあいます。

ぎゅっと押さえつけているとき、繊細な動きが得にくいと氣が付いたら、
ちゃんとやろう、うまくやろうという気持ちを脇に置いて、
その時々で、どのくらいの力で、どんな動きができる?
という観察の視点を持ちましょう。

やりたいことのために、
自分全体の働きの中で、気持ち良い動きやすさを見つけられると、
本来持っている可動性をもっと使うことができ、動きの質が変わります。


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最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。