チェロと歩む 

チェロ弾きの日々の氣付きと学びの記録。
チェロと毎日をもっと自分らしく、心地よく楽しむために。
~清野佳子のブログです~

カテゴリ: 腕と手

指の動きやすさについて考えるとき、指とつながる動きに観察を広げます。


むやみに動かすことよりも、動きの違いを調べるつもりで。
一つ一つの言葉の指示でどんな変化があるでしょう?
興味が向きましたら(笑)

丁寧な方向性の意識を持ってみましょう。

指を開く
指を伸ばす
伸ばしながら開く手関節_hand


曲げた指を伸ばす
曲げた指を伸ばしながら開く

指先が伸びていく
指先に向かって伸びていく
指先から開いていく
指先の動きについていく

指が長くなる
腕が長くなる


どんな感じがしましたか?


手の平の中のたくさんの骨があることで、
手は物の形に沿わせるように、動くことができます。



指先から考え、
指先が伸びていくように思い動き出し、
手の平のからも動いていけることで、
触れるものの形に沿わせ、
どんな動きかなと思って触れてみる。

楽器を弾いてみたら、何か変わるでしょうか、変わらないでしょうか?


手のひらの中の指の骨の中手骨、BlogPaint
手首近くには手根骨が並んでいます。

中指は、中手骨と手根骨の真ん中にある有頭骨と接しています。
手の各指は、手の中から広がっていくように動いていくと思ってみましょう。






BlogPaint
親指は、どの指とも向かい合うような可動性があって、
手を使うときの各指の動きに関わってきます。


親指は、大菱形骨に、それから舟状骨、腕の骨へ。
親指は前腕の橈骨の動きに密接に関わっています。








手を使うとき、いつも自分全体の動きのバランスと影響しあいます。

ぎゅっと押さえつけているとき、繊細な動きが得にくいと氣が付いたら、
ちゃんとやろう、うまくやろうという気持ちを脇に置いて、
その時々で、どのくらいの力で、どんな動きができる?
という観察の視点を持ちましょう。

やりたいことのために、
自分全体の働きの中で、気持ち良い動きやすさを見つけられると、
本来持っている可動性をもっと使うことができ、動きの質が変わります。


レッスンを受け付けております。
どうぞお気軽にお問い合わせください。



最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。







頑張って、痛い思いを我慢していませんか?

やりたいことのために、
自分に優しいやり方を、見つけましょう

もし、指の形がうまくできない。
指を開きにくい。
形を保てない、
というようなという考えがあったら。



指の動きについての考察です。


曲げようとするとき、指先どうしは手のひらに向かって閉じていきます。
伸ばそうとするとき放射状に開きます。

手と指先の動きは、物の形に添わせることができる仕組みによる、
受動的可動性があります。


弦・指板・ネックで指先2点を触れて沿わせたときの、可動性のヒント。

スマホやタブレットで2点でポイントし、縮小するときのように動かしてみて下さい。
親指を除く指先では、曲げている時はあまり広がりません。
それに比べると親指はどの指とも自由に距離を作れます。
親指が音程やポジションのガイドになる時、
親指の可動性、母子対抗性、受動的可動性などの手の指の特徴が関わっています。


手を形づくろうとすると、
あらかじめ動きを制限しているかもしれません。
しっかり力を入れたいと思うと、
肘を後ろに引いて、ネックをつかむようにしているかもしれません。


必要な動きについて、指先がそこへ伸びていけるようにと考えてみましょう。

指先を意識してつながっていることで、指は弦の弾力をとらえながら動くことができる。

弦と指の触れて離れる動きをあらためて観察しましょう。
何がどこから・どこへ・どのように?と問いかけてみましょう。

1つづつその問いの答えを見つけていきます。
前の音と次の音の「間」にやっている動き方も眺めてみましょう。
関係性を見つけましょう。
どんな動きが「響」を作っているでしょうか。

いつでも動けそうなつながりを持ち続けながら。
その時その時の動きの関係性について考えていく道筋に、
自分全体の働きとつながるヒントや、
やりやすさの鍵があります。


身体は骨のつながる構造を使っています。
こんな風に動くことができる!と、
可動性を理解することは、
必要な動きを助けます。

身体の使い方に興味をもってみると、
複雑に思える動きが、だんだんシンプルに見えるようになると思います



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最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

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毎年ゴールデンウイークに御殿場で行われるアレクダンダーテクニークの学校ボディチャンスの合宿がありました。
今年の海外からの講師はマルコムさん、リンジーさん。
今回の学び。演奏する足と腕につながるたくさんのヒントがありました。

マルコムさんからは、足・脚のバランスする構造を理解していきながら、ランニングの基礎から学びました。
マルコムさんはチェロも演奏されます。今バッハの無伴奏6番を練習中とのこと、チェロ愛を感じました。
チェロの演奏もレッスンを受けました。これについても後半に書きます。


私には膝の古傷があるので、走ることは普段していないです。
怖いなという思いと苦手意識がありましたが、とても丁寧なプロセスで動きだしていくと、
足の骨で着地のバランスが取れていなかったからなのだとわかりました。
足のたくさんの骨が連動してしっかりと地面に足の裏が着地していくと、
小さなジャンプが安心して心地よくできるようになってきて、
小さなジャンプを練習してから走り出すとき、何とも軽く足が運べるようになったのでした。
合宿後の東京でのクラスの練習は、短い距離ですがグランドを楽しく走ることができました。
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さてここで、ふくらはぎに注目。
蹴りだす動きを支え、衝撃を吸収する役目も果たしている。

歩き続け走り続けるために、
その都度収縮したふくらはぎが
伸ばされることで
ふくらはぎの弾力性が発揮され、
かかとが地面に着地する反動を得て
動き出せる。

アレクサンダーの発見を用いつつ、全体の働き、連動を見ていきます。
観察の仕方も教わると身体が変わります。
動きの提案が様々にあって、
お!?ここは今まであまり意識してなかったな、
というところも伸ばされ刺激されて動き出しました。
股関節と腕が、なんというかヌルヌルと動けるのね!と驚きました。


チェロの演奏もレッスンを受けました。
ドヴォルザークのコンチェルトの冒頭部。
マルコムさんは、何が問題なのかな?と聞いてきます。
力みや音量、注意力を持ち続ける事などについて相談したと思います。

弦に弓を運ぶ動きについて提案がありました。
弾く前の、腕の動き方です。
腕を伸ばしてしばらく休めたところから、目をつむってチェロの方へ運んでいきました。

すると、駒の向こう側へ弓がいきました。
普通にはこんな風にほとんどやらないですから、まぁ!意外でした。

先生はそうなるでしょ、という具合で、エンドピンの調整をします。
先生の提案を、何それ?!と、今だに思うのです😂
自分の普段やらないことは違和感があるのです。

でも、そんな風にちょっと長い腕から動いて弾いてみたら、
なんと良い音で鳴ったので、その瞬間思わず笑ってしまう。

いつもと違う動きは心もとなく、違和感がある。
響が良く始まるとき、弾きながら自由度がどんどん増していることに気付き、
なんだか楽しくなってしまう。


このことから、どう考えていくことができるでしょうか。

あらかじめ弾くために必要だと思う緊張が、身構える腕にあった。
腕の動きに長さがあることを思い出させてみたことで、
余分な緊張をせずに弾き出せた。

そして、必要な注意力は、動きの無駄がなければより楽に働く。

いかに腕をリリースしながら必要な動きを起こしていけるか。



リンジーには、アレクサンダーテクニークの伝統的練習方法で、
手の使い方を通して自分全体を協調させるということについて、
様々な動きに発展させて教えてもらいました。

手を使う時、どんな意図をもって動けるか。
触れるものと自分全体は繊細につながっていく。



これらのことから練習していくと、
指先に向かって方向性とトーンをその都度持ち続けることで、
ずっと楽に動きやすくなるとあらためて実感できたのでした。




最後までお読みいただきありがとうございました。


音の出だしが気になったら。


演奏する動き出しを見てみます。
それはどこだと思いますか?

楽器特有の動きがみられ、とても興味深いです。
どこから音を出す動きを始めているのでしょう~?

動き出しイントロ、楽器当てクイズにしたら面白いかも!



繰り返しやっている動きがあると思います。
実際に認識するより動く指令はとっても早く起きているそうです。

必要でない動きが、もし含まれているとしたら、
動きを見直してみることはとても大切です。

機能的な動きで準備していけたら、
ぐっとスムーズな流れで、美しい音の出だしにつながっていきます



例えば、
楽器の安全なところに手と指を添わせて、
どんな重さかを受け取って。
楽器を持つ手と自分全体と周囲へ意識を広げていくことができる。

もっとさかのぼれば、楽器をケースから出すときや、持ち上げる時、
移動するときなどなど様々な手の動きがありますね。

ステージに出ていくとき、椅子に座る時、楽器を構える時、腕を上げる時、
指が触れる時・・・・

その人全体の様子には、何らかの考えが現れているでしょう。



動きを洗練させて、音の出だしをスムーズにしていくことができます。
それは、どんな意図で動くかという考えによって変わります。

興味を持つことで、その時また新しい体験に出会い続けます。
音も動きも1つ1つ、一期一会ですね。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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楽器が響くために。

音がつぶれてしまう。そんなときに考えたこと。
強く弾きたい思いを、ちょっと手放す必要がありました。
強く弾きたいときの力みは、動きを鈍らせているのが明らかでした。



どうやって動くためのリリースをしたらいいのでしょうか?
そもそもどれくらいの力でできるのでしょうか??

今できる、表現はどれくらい?
どんな対比なのか。どんな風に鳴らしたいの?


アレクサンダーテクニークを学ぶほどに、
自分全体の働きの中で、何をしているのだろう?
何を考えることができるだろう?
という視点を持つ意味を、より信頼できるようになりました。


いつでも動き出せそうにしている。そしてあらためて選択できる。
意識的に、やろうとするそのタイミングを選ぶことは考えたいことの1つ。


なんだか全然うまくいかないという思いのところから、
観察をしていき、
うまくいきだしたとき、それが続くとき、
氣が付いたことがありました。


左手の指先には、弦に触れる繊細さを思いました。
あ、右の指は何をしているの?

右手の方は、弓の動きや、毛の接触に意図は持っていたのに、
指先の動きや感触を左手ほどキャッチしていませんでした。


指先の動きに、手と腕がついていく。自分全体の働きの中で。

道具が指先になる。
そのためには、指先に繊細さが必要なのだと、
あらためて氣が付いて、
弓に触れた指先が動きだしたら、
表現したいことを思う時、
左手の指先と一緒に協調していることが分かりました。

左右の仕事は違うけれど、弦に触れるための指先の感触は、
その響と直接につながっていました。

響につながり続ける指先。

やりたいことのために、
腕や手の先の、指の動きを、その繊細さを、
自分全体につながる働きの中で意識してみよう。



ああ、こんな風にも弾けるのだな~と自分の中では大満足の発見
この注意力と全体の自由さ、柔軟さを、持ち続けたいなぁ。

困難に思われる課題にチャレンジしてこそ、見えてくることもあるのだと実感。。。
その中の小さな発見からあらわれた小さなステップは、
好奇心と幸福感の両方を間違いなく満たしてくれた。




最後までお読みいただきどうもありがとうございました。



指のやりにくさ、力んで動きにくい状態をなんとかしたいなぁ・・・

音程の取りにくい時、個別の指の動きを考えることが多いかと思いますが、
力みを生む「考え」を用いていたことにハタと気が付きました。

音を押さえよう、掴もうとしていました。
ぎゅっとしながら動き出そうとしていたら大変なのです。


動きにくい時は自分を動きにくくさせている考え、選択があった。

ほんのちょっと先をせっかちにやろうとしていることが、自分を固めています。

そして、動く順番を見直して整理すると、
弓の動きをより明確に意識する必要がありました。


状況を見る。
どんな軌道?どれくらいのスピード?その時、何が大切?
対応できるような動きやすさと、変化に対応して、必要な選択ができる事。


例えば、自動車の教習所で習ったことを思い出す。
(マニュアルでした💦)
ニュートラルを通って変化する。
ギアを変えることでその時必要なパワーを選ぶ・・・
オートマチックでない、自分の判断がいるのよね。
ブレーキが良く効くからこそ、安心してスピードが出せる。
ペーパードライバーですけれど(笑)

ずいぶん前ですが、新幹線のドアが開くのを見ていて、氣が付いたことがあったのです。
ドアのロック。
油圧?が解除され、ドア全体がすこし外側へ浮いてから開く。

指も弦の弾力を受け止めつつ押し返されている。
その圧をゆるめてから、動けばいい。



やりたいことをやるために、
その考えを用いる時に、
自分全体の働きがあることを思い出していく。
→なぜなら、ぎゅっとする考えから、出てくる必要があるから。

頭がふんわり動けるようにと思う。
そうすることで、自分全体がつながっていて、
動きに必要な支えと、バランスがするつながりがあることを思い出せたら。
今、やることを1つづつやっていくというシンプルさに戻れます。


やりたいことのために、役に立つ考えの言葉使いを選んでいくこと。

指が触れたり離れたりする感触に意識を持ちつつ、弓の音を歌うタイミングを決める。
弓の動きに表現のための明確さがある時、左手がずっと楽に動く。

「弓は動くと決めて、動く」
「音を弓が弾きたいとき、指がいるように」

奏でたい音楽を弓が弾くために、指がそこ(弾きたい音の所にいて、弓が弾くと決めて動く。
向きを変える、弦を変える、位置を変える、
その時々の動きを眺めつつ、あらためて弾くと決めて弾く。
ちょっとややこしいでしょうか(笑)


音程は、音楽的な要求に沿った弓の扱いの意図が決まってくると、
ずっと楽に弾けるようになるなぁ・・・(複合的な様々なことにおいての一面として)
今はこんな風に考えています。。


最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。


腕の始まりは、胸鎖関節からです。BlogPaint

手の指先が胴体から伸びていく。
このことを思っていると、いろいろ役に立つのは間違いない~(笑)

指先を伸ばすことについて意識を持つと、
私は呼吸が変わることがとても興味深いと思いました。。


そのために、考えていたことがあります。

やりたいことをやるために、
まずは頭が動けるようにと思い、そうすることで自分全体がついてきて、
空間の広がりの中で、床に支えられ、上向きのサポートがある。

手足が伸びていけるように、連動する関節がいつも自由に動ける。
いつでも動き出せそうにと思う。



手は、いつも頭と一緒に動きます。
手の動きのために、胴体も脚もバランスします。

頭は胴体から離れるように動きます。
胴体は頭の動きについていきます。
腕と脚は胴体から離れていくように働きます。



手の中にはたくさんの骨があることで、たくさんお仕事ができ、表情を豊かにしていますね。
道具を使い、創作し、コミュニケーションし、演奏する。
物の形に添わせて触れる(離す)、持つ離す(置く)、
動かす(抑える)、運ぶ(止める)、
開き(握る)、伸ばす(曲げる)、DSC_5242
かざす、指し示す、招く(拒む)・・・

繊細なことは、たくさんありそうです。
癒す、導く、諭す、なだめる、等々感覚・感情的な働きもありますね。


その動きどれもが、
何らかの考えとともにあることについて、どう思いますか?

手が自然に動く、というのは自然な仕組みに沿って動く、ということでありたいし、
勝手に動くというよりは、やりたいように動いてほしい。

習慣的な動きは、習慣的な考えと結びついている。
新しいことをやる時には、そのための新しい考えと新しい使い方があるでしょう。

繊細に、やさしく、美しく、何かを生み出せるように、
生き生きとした手の使い方をしたい。



握ろうと閉じている手を開いてみる。
手のひらの温たかさに触れる。
指先の末端まで酸素を運ぶ血液。
ちょっと切っても痛いし、血があふれてくる。
命はいつも全身で動いていて、末端の組織まで統合されて働いている。

ほんのちょっと触れた時の繊細さを、思ってみよう。

伸びていく指を思ってみよう。

指先が、呼吸とともにあることを思い出したら?

自分全体が生き生きと呼吸して、豊かな指先の表現もある。
そんなことを思ったのでした。


あなたの手は、今何をしている?
あなたの何を表現している?
指先に何を思いますか?


指先の向き 
腕と脊椎の間にあるもの2 呼吸と腕 
呼吸 (6)

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

ふと腑に落ち、今の私に役に立ったことがありました。

まず、その人それぞれの状態があり、十分な理由があってそうしている。
そして、動きにくさや、痛みがでたりしているのは、
それはちょっと、違うようにやって頂戴~って、身体が教えてくれている。
身体は完璧にやってくれている・・・


***************



チェロを弾いていて、響について考えていた時、
胸鎖関節を思い出していたら、腕が少しだけ高いところに来たのでした。
あ、腕はもうちょと高くていいんだ。


ところで、
膝を悪くしていた昨年、おかげさまでもう膝の痛みはとれたのですが、
ちょっと右腕が上げにくくて痛かったのでした。
起き上がる時、しばらく腕を使って重い胴体を支える必要があったからかなぁ・・・と思う。

合氣道では右肩が痛くて、ゆっくりと手加減してもらっていました。
痛いと思って身構えるとき、少し固める力が入っています・・・

バレエでもたびたび腕のことをピルエットで言われていたこと、思い当たりました。
頭から全身につながって動きだし、軸足が回り出すとき腕は以前よりも少し上にいっていいと思って動いてみた。
あ!回りやすい。
動きの違いに目がぱっちりした

(バレエと合氣道は趣味です

***************


生徒さんのレッスンで。

「手首の力を抜きたい。」とおっしゃいましたので、
どんな時に気が付きますか?とお聞きしたら、
「弾いているうちにだんだん力んでしまっている。」とのことでした。

実験1
手首の可動性と、弓の方向性のシュミレーション。
弓を垂直に立てて持って上下に動かしてみます。
垂直に動かすには、指から腕全体が協力する動きがありますね。
そこから水平にしてみると、ちょっとの時間でも重さを支えること自体、けっこう大変になりませんか。手首に力が入りやすくなりますね。
弓の重さを弦にのせて、毛を弦に向かわせる動きの中で垂直で動かした時の可動性を思ってみましょう。

実験2
小さなフレーズごとに止めて、少し時間を取って身体に意識を向けてみます
頭がふんわりと動けるようにと思います。
わたしも手でサポートします。
また、そこから新しく弾いていくということをしばらく続けてみました。

「ああ、肩が上がっていくけれど、それをしないでいいんだと思いました!」

ほんの少しのリセットをしていくことで、明らかに響が充実しました。
自分のやっていることが何か整理できるとき、シンプルな動きやすさがあることがわかりました。

ほっと表情も緩みました。


***************


あらためて。

肩の力を抜くといっても、その時やっていることは人それぞれの様子があると思います。
自分全体の使い方は、普段やっていることについての考えに関わっています。


私の場合。
頭が動くと思い、そうすることで自分全体をついていかせることができ、
胸鎖関節から腕の動きを考えてみたことで、
窮屈だった腕が、少し上方向にも動けるスペースを取り戻したように思いました。
そんな体験があって後、なんと痛みはだんだん無くなってきたのです。

やりたいことのために、何に意識を向けていけるのか。
それを選んでいくことは、練習に大切な要素ですね。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。



私たちの手は、たくさんの情報を受け取ることができますね。


温度や質感、動きや振動。

それは、本当に繊細で、なんと驚くべき精巧な仕組みでしょうか。


日常生活のためのみならず、生存や保護にもかかわるし、
コミュニケーションでは大切な役割をになっています。

情報を発信もしている。
何かを動かし、生みだしている、手です。

手はその人の考えを表すことができる。
あらためて、手だけで働いているわけではないなぁと思います。


皮膚に触れるだけでも、情報が身体の中でかけ廻っていくのですね。
様々な細胞は、連携して情報を伝える。
神経伝達物質が送られ、ホルモンの分泌も促す。


「指は脳の支店なんだよ」

と、カザルス氏の話したことをビビアン先生もおしゃっていました。


情報は、行き来して、
同様に、触れられることで、双方向に起きる変化も繊細にあるわけです。

手を動かし、物を動かし、空気を動かし、伝わっているんだなぁ。

手では触れていなくても、触れている様々な情報がある。

音楽を聴く時、目をつぶってみると、
視覚以外の感覚全てを全身で受け取っていると思います。

身体は触れる前から、その距離感や空気の動きの気配までキャッチしていますね。



今ここで受け取る自分に、発信する相手に、
本当に繊細さがあることを、大切にしたいと思いました。


****

先日ゆかさんの授業で、足の踏みっこをしました。

お隣さんの中足骨を思いつつ足でマッサージ。
いろいろやり方を模索。

「相手の血液を動かしているんだよ~」
なるほど、そうだね(^O^)

血液は、酸素のみならず、ホルモンや栄養や、老廃物を運ぶ、情報の通路でもあるんですよね!

まだ寒い朝のクラスでしたから、
足の踏みっこをしたおかげで、お互いにポカポカしてきました。

きっと、動いたことだけじゃなく、触れあったことで、
つながりホルモンのオキシトシンも働いていたことでしょう。
とっても楽しい、笑顔の時間になりました。


そういえば、私が子供の頃、
校舎は今のようには暖房が充実していなかったので、
(石炭、コークスのストーブから、石油に切り替わるころ)
寒かったから、おしくらまんじゅうしてよく遊びました~。



最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

先日のレッスンで、手の様子についてご指摘いだだいて、探求中~♪


さて、今日のポイントは、
まず、何もしていないようなときにしていること!!

普段の手は、何をしてる?

今、指は伸ばしている?曲げているかな?2017 酒蔵 21764887_1637493332992165_8264799918016622750_n
 
膝の上においた手の指、
チェロの肩の上に休めた手、
指が離れるとき(指板から、弦から)、
力を抜いたとき、力を使っていないと思うとき・・・
いつ曲げようとしてる?
どんなふうに伸ばしている?

(写真は先月の、五十嵐酒造「酒蔵コンサート」にて。
一般社団法人 奥むさし飯能観光協会さん撮影の写真を拝借しました。)


私はと言うと、だいたいはいつも曲げる方向になっていたのでした。
うーむ。
思い当ります。必要だと思っていたこと。
無意識でも習慣になっていること。

私の場合、緊張する硬さに見られる様子は、指先を曲げて引き込むのだなぁ。
なるほど。


そこで、曲げた指から伸びていく方向性を、意識してみる。
これに氣づいていくのが、とても役に立ちそうです。手A02407001b


指先の動きに方向性を持たせます。
指先だけでなくずっと手の中、腕全体、胴体の方からも、
矢印はつながっているイメージに。



指が弦を押していないときの指先の方向を思ってみる。

いろいろなタイミングで、ちょっとのびのびさせてみて、指先の動きを見てみる。

あら、このちょっとした自由さを思うと、
そこからがとても動きやすいし、音が取りやすいし、表情もつけやすい。



自分全体の働きの中で、指先のつながりを観察してみよう~♫

ミオ先生が教えてくれたやり方のように、
首はどれくらい楽かな?
首が楽な時、どんな楽さがあるかな?
その楽さがあるところから動き出したら、どんなことが起きるかな?


ここから発展して、観察してみます。
指先が楽だと、肘の方向はどうだろう?
腕が楽だと、股関節はどうだろう?
股関節が楽な時、膝の方向はどうだろう?

膝の方向を意識すると、全体が連動してきて、さらに弾きやすくなりました。
これはいいな(^^♪


この向きと楽さを思うちょっとした瞬間を持てることを思い出してみよう


****

そう言えばバレエの先生にも言われたような。
指先から水がぴゅーっと出ていくようにねーーーと♡
バレリーナの手首から指先はしなやかに伸びて、
とても美しい表現をしていますね。


ホースに水が通るときは、水の勢いで張りもありますね。
水撒きをするときに水の勢いが強すぎたら、ホースが暴れるし、弱すぎたら届かない。
ちょうどよい水の流れがあるといいですよね。

*****


最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。


参考過去記事 



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