チェロと歩む 

チェロ弾きの日々の氣付きと学びの記録。
チェロと毎日をもっと自分らしく、心地よく楽しむために。
~清野佳子のブログです~

カテゴリ: 腕と手


腕の始まりは、胸鎖関節からです。BlogPaint

手の指先が胴体から伸びていく。
このことを思っていると、いろいろ役に立つのは間違いない~(笑)

指先を伸ばすことについて意識を持つと、
私は呼吸が変わることがとても興味深いと思いました。。


そのために、考えていたことがあります。

やりたいことをやるために、
まずは頭が動けるようにと思い、そうすることで自分全体がついてきて、
空間の広がりの中で、床に支えられ、上向きのサポートがある。

手足が伸びていけるように、連動する関節がいつも自由に動ける。
いつでも動き出せそうにと思う。



手は、いつも頭と一緒に動きます。
手の動きのために、胴体も脚もバランスします。

頭は胴体から離れるように動きます。
胴体は頭の動きについていきます。
腕と脚は胴体から離れていくように働きます。



手の中にはたくさんの骨があることで、たくさんお仕事ができ、表情を豊かにしていますね。
道具を使い、創作し、コミュニケーションし、演奏する。
物の形に添わせて触れる(離す)、持つ離す(置く)、
動かす(抑える)、運ぶ(止める)、
開き(握る)、伸ばす(曲げる)、DSC_5242
かざす、指し示す、招く(拒む)・・・

繊細なことは、たくさんありそうです。
癒す、導く、諭す、なだめる、等々感覚・感情的な働きもありますね。


その動きどれもが、
何らかの考えとともにあることについて、どう思いますか?

手が自然に動く、というのは自然な仕組みに沿って動く、ということでありたいし、
勝手に動くというよりは、やりたいように動いてほしい。

習慣的な動きは、習慣的な考えと結びついている。
新しいことをやる時には、そのための新しい考えと新しい使い方があるでしょう。

繊細に、やさしく、美しく、何かを生み出せるように、
生き生きとした手の使い方をしたい。



握ろうと閉じている手を開いてみる。
手のひらの温たかさに触れる。
指先の末端まで充たされ流れる血液。
命はいつも全身で動いていて、末端の組織まで統合されて働いている。
ちょっと切っても痛いし、血があふれてくる。


ほんのちょっと触れた時の繊細さを、思ってみよう。

伸びていく指を思ってみよう。

指先が、呼吸とともにあることを思い出したら?

自分全体が生き生きと呼吸して、豊かな指先の表現もある。
そんなことを思ったのでした。


あなたの手は、今何をしている?
あなたの何を表現している?
指先に何を思いますか?


指先の向き 
腕と脊椎の間にあるもの2 呼吸と腕 
呼吸 (6)

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

ふと腑に落ち、今の私に役に立ったことがありました。

まず、その人それぞれの状態があり、十分な理由があってそうしている。
そして、動きにくさや、痛みがでたりしているのは、
それはちょっと、違うようにやって頂戴~って、身体が教えてくれている。
身体は完璧にやってくれている・・・


***************



チェロを弾いていて、響について考えていた時、
胸鎖関節を思い出していたら、腕が少しだけ高いところに来たのでした。
あ、腕はもうちょと高くていいんだ。


ところで、
膝を悪くしていた昨年、おかげさまでもう膝の痛みはとれたのですが、
ちょっと右腕が上げにくくて痛かったのでした。
起き上がる時、しばらく腕を使って重い胴体を支える必要があったからかなぁ・・・と思う。

合氣道では右肩が痛くて、ゆっくりと手加減してもらっていました。
痛いと思って身構えるとき、少し固める力が入っています・・・

バレエでもたびたび腕のことをピルエットで言われていたこと、思い当たりました。
頭から全身につながって動きだし、軸足が回り出すとき腕は以前よりも少し上にいっていいと思って動いてみた。
あ!回りやすい。
動きの違いに目がぱっちりした

(バレエと合氣道は趣味です

***************


生徒さんのレッスンで。

「手首の力を抜きたい。」とおっしゃいましたので、
どんな時に気が付きますか?とお聞きしたら、
「弾いているうちにだんだん力んでしまっている。」とのことでした。

実験1
手首の可動性と、弓の方向性のシュミレーション。
弓を垂直に立てて持って上下に動かしてみます。
垂直に動かすには、指から腕全体が協力する動きがありますね。
そこから水平にしてみると、ちょっとの時間でも重さを支えること自体、けっこう大変になりませんか。手首に力が入りやすくなりますね。
弓の重さを弦にのせて、毛を弦に向かわせる動きの中で垂直で動かした時の可動性を思ってみましょう。

実験2
小さなフレーズごとに止めて、少し時間を取って身体に意識を向けてみます
頭がふんわりと動けるようにと思います。
わたしも手でサポートします。
また、そこから新しく弾いていくということをしばらく続けてみました。

「ああ、肩が上がっていくけれど、それをしないでいいんだと思いました!」

ほんの少しのリセットをしていくことで、明らかに響が充実しました。
自分のやっていることが何か整理できるとき、シンプルな動きやすさがあることがわかりました。

ほっと表情も緩みました。


***************


あらためて。

肩の力を抜くといっても、その時やっていることは人それぞれの様子があると思います。
自分全体の使い方は、普段やっていることについての考えに関わっています。


私の場合。
頭が動くと思い、そうすることで自分全体をついていかせることができ、
胸鎖関節から腕の動きを考えてみたことで、
窮屈だった腕が、少し上方向にも動けるスペースを取り戻したように思いました。
そんな体験があって後、なんと痛みはだんだん無くなってきたのです。

やりたいことのために、何に意識を向けていけるのか。
それを選んでいくことは、練習に大切な要素ですね。



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最後までお読みいただき、ありがとうございました。



私たちの手は、たくさんの情報を受け取ることができますね。


温度や質感、動きや振動。

それは、本当に繊細で、なんと驚くべき精巧な仕組みでしょうか。


日常生活のためのみならず、生存や保護にもかかわるし、
コミュニケーションでは大切な役割をになっています。

情報を発信もしている。
何かを動かし、生みだしている、手です。

手はその人の考えを表すことができる。
あらためて、手だけで働いているわけではないなぁと思います。


皮膚に触れるだけでも、情報が身体の中でかけ廻っていくのですね。
様々な細胞は、連携して情報を伝える。
神経伝達物質が送られ、ホルモンの分泌も促す。


「指は脳の支店なんだよ」

と、カザルス氏の話したことをビビアン先生もおしゃっていました。


情報は、行き来して、
同様に、触れられることで、双方向に起きる変化も繊細にあるわけです。

手を動かし、物を動かし、空気を動かし、伝わっているんだなぁ。

手では触れていなくても、触れている様々な情報がある。

音楽を聴く時、目をつぶってみると、
視覚以外の感覚全てを全身で受け取っていると思います。

身体は触れる前から、その距離感や空気の動きの気配までキャッチしていますね。



今ここで受け取る自分に、発信する相手に、
本当に繊細さがあることを、大切にしたいと思いました。


****

先日ゆかさんの授業で、足の踏みっこをしました。

お隣さんの中足骨を思いつつ足でマッサージ。
いろいろやり方を模索。

「相手の血液を動かしているんだよ~」
なるほど、そうだね(^O^)

血液は、酸素のみならず、ホルモンや栄養や、老廃物を運ぶ、情報の通路でもあるんですよね!

まだ寒い朝のクラスでしたから、
足の踏みっこをしたおかげで、お互いにポカポカしてきました。

きっと、動いたことだけじゃなく、触れあったことで、
つながりホルモンのオキシトシンも働いていたことでしょう。
とっても楽しい、笑顔の時間になりました。


そういえば、私が子供の頃、
校舎は今のようには暖房が充実していなかったので、
(石炭、コークスのストーブから、石油に切り替わるころ)
寒かったから、おしくらまんじゅうしてよく遊びました~。



最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

先日のレッスンで、手の様子についてご指摘いだだいて、探求中~♪


さて、今日のポイントは、
まず、何もしていないようなときにしていること!!

普段の手は、何をしてる?

今、指は伸ばしている?曲げているかな?2017 酒蔵 21764887_1637493332992165_8264799918016622750_n
 
膝の上においた手の指、
チェロの肩の上に休めた手、
指が離れるとき(指板から、弦から)、
力を抜いたとき、力を使っていないと思うとき・・・
いつ曲げようとしてる?
どんなふうに伸ばしている?

(写真は先月の、五十嵐酒造「酒蔵コンサート」にて。
一般社団法人 奥むさし飯能観光協会さん撮影の写真を拝借しました。)


私はと言うと、だいたいはいつも曲げる方向になっていたのでした。
うーむ。
思い当ります。必要だと思っていたこと。
無意識でも習慣になっていること。

私の場合、緊張する硬さに見られる様子は、指先を曲げて引き込むのだなぁ。
なるほど。


そこで、曲げた指から伸びていく方向性を、意識してみる。
これに氣づいていくのが、とても役に立ちそうです。手A02407001b


指先の動きに方向性を持たせます。
指先だけでなくずっと手の中、腕全体、胴体の方からも、
矢印はつながっているイメージに。



指が弦を押していないときの指先の方向を思ってみる。

いろいろなタイミングで、ちょっとのびのびさせてみて、指先の動きを見てみる。

あら、このちょっとした自由さを思うと、
そこからがとても動きやすいし、音が取りやすいし、表情もつけやすい。



自分全体の働きの中で、指先のつながりを観察してみよう~♫

ミオ先生が教えてくれたやり方のように、
首はどれくらい楽かな?
首が楽な時、どんな楽さがあるかな?
その楽さがあるところから動き出したら、どんなことが起きるかな?


ここから発展して、観察してみます。
指先が楽だと、肘の方向はどうだろう?
腕が楽だと、股関節はどうだろう?
股関節が楽な時、膝の方向はどうだろう?

膝の方向を意識すると、全体が連動してきて、さらに弾きやすくなりました。
これはいいな(^^♪


この向きと楽さを思うちょっとした瞬間を持てることを思い出してみよう


****

そう言えばバレエの先生にも言われたような。
指先から水がぴゅーっと出ていくようにねーーーと♡
バレリーナの手首から指先はしなやかに伸びて、
とても美しい表現をしていますね。


ホースに水が通るときは、水の勢いで張りもありますね。
水撒きをするときに水の勢いが強すぎたら、ホースが暴れるし、弱すぎたら届かない。
ちょうどよい水の流れがあるといいですよね。

*****


最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。


参考過去記事 



新緑と明るい陽差し、気持ちいい季節になりました。
30 デュプレさん KIMG0741
写真は今朝のジャクリーヌ・デュプレさん、
今年も咲いてくれた、1輪目です(*^_^*)
とてもいい香りがしてきます。


***


今日の記事は、「肘の動き」から、
胴体や、手との関わりについて思ったことです。


新年度になって、
運動や楽器を始めた方もいらっしゃるでしょうね!


私は4月から、さちこ先生の、
「AT Dance 身体を活かす使い方」のクラスを受講しています。

クラスメイトとともに、
やりたいことを妨げていることや、
自分の思い込みに氣づいて、
そーなんだ・・・!?
という、新しい体験がいろいろあります。


肘の様子で、動きやすさが違いました。

たとえば、前屈。

運動前のストレッチとして良く行われますね。
床に足を延ばして、股関節から胴体を前に倒していく動きです。

このとき、腕を伸ばしてつま先をつかもうとしていたのですが、 
さちこさんの提案によってやってみると、
あら!?ふわっと前に行けました。


腕を持って行くやり方、そのタイミングで、
前屈の滑らかさが全然違います。


まずは、
「頭が動けるように、そうすることで自分全体が付いてきて」
というお願いをします。

これは、
なんとなくいつものやり方をしないための、
意識的なやり方なのです。

さちこさんの動きの提案は、
「きらめく」という言い方で思います。

頭のてっぺんの上の方に星がきらめく~☆
素敵な言い方ですね♡


このあと、どこから動くでしょう? 

先に、手を足に向かって近づけようとしたり、
腕を、ぐっと前に出そうとしていませんか?
なんと、これをしないほうがいい!!

肘を張り出して、腕を持ちあげているとき、首のまわりにも緊張がありました。
先に足をつかもうとすると、胴体に硬さが起きて、動きにブレーキがかかるようです。

前屈するために、
きらめく~☆をお願いしながら、
頭のてっぺんから尾骨までの脊椎の長さを思いつつ、
頭が前に行きつつ、
股関節からたたまれて、
腕は、肘を胴体から脚に沿わせつつ、
行ける所まで行き、それから手も前に出ていける。

私はだいぶ柔らかい方ですが、
思わず、えっ?!と声が出るくらい、
ふにゃっと前屈ができました!


***


ここから楽器演奏にまつわる、考察です。


楽器を始めて、まず持ち方を習う時、
「形」を考えることが多いでしょうか。

ある形を作って、それを保ちたいと思う時、
ちゃんと、しっかり持とうとするとなおさら、
弓を扱うためにある動きを止めているかもしれないのです。

手や指は、ずっと柔らかく繊細に動き続けていることで、
弓をさまざまに扱うことができます。



弓を持つまでの準備を観察します。

さて、手を前に出すときに、
どこから動き出していたでしょう?

!?

指は何をしてる?
肘や、肩関節はどんな動きをするでしょう?

肘を遠回りさせていないかな。
肩や首は楽かな。
 
動きだすときに指・手を先に形にしていると、手首に硬さがありました。
肘・腕が先に持ち上がっているとき、肩のあたりや、首に固さがありました。


弓を持つために、
首をらく~にして、
きらめく~☆自分全体を思い出しつつ、
指先から弓に向かって動き出し、
腕は、指先についていく。


先に腕を持ちあげなくていい。
肘を上げてから動かなくていい。
先に指を持つ形にしておかなくていい。

指先は、弓にただ触れ、
弓に手を添わせ、
ただ持って弓の重さを受け取り、
その長さ、全体のバランスを手で受け取ってみる。

そしてそこから、
弓を扱うために指先と手は必要な所へ動いていくこともできる。


弓の扱いやすさは、自分の動きやすさ。

そして呼吸のしやすさも思い出して。
呼吸で肋骨や腹腔などの胴体にも動きがあります。

どこかの部分だけでなく、自分全体へ意識を向けていきましょう。

頭と脊椎の動きは、自分全体の働きに関わっています。


「きらめく~☆
=「頭が動けるようにそうすることで自分全体が付いてきて」
やりたいことのために使う
動きやすさ、必要なことを導くための、
とっても大切なツールなのです 

この探求はさまざまにつづきます!
とっても面白い。


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最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
 


手の触れかた、持ち方、
力加減などが気になっていました。

合気道で相手の腕をさばくとき。
自分の動きに力んで固さがあったら、
動かされる方にも即座に、
その固さが伝わってしまうのだなぁ・・・。



アクティビティで、先生からのアドヴァイス。

「相手の骨を動かすことを考えてね」全身関節bjoint_all

そうでした!
やり方を思う時、
何を動かしているのか、
動かしているものの構造を考えてみるといいのですね。


相手の腕を持って動かす時には、
腕の骨につながる肩甲骨や鎖骨からさらに、
相手の構造を動かしている。

それを動かしている自分の腕と身体。
脊椎のカーブや、肋骨や・・・。


動いている自分の接している部分から
動かしているもの、腕からつながっていく構造へ、
その内在するものを思い、観察してみよう。

***

観察ためのメモ

相手の動きに氣づくために、
自分の動きに氣付いていく。

相手の呼吸に氣づくために、
自分の呼吸に氣付いていこう。


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***


演奏する時、指先が触れるとき。

音を生み出すとき、
動かしてしているものは何かしら?

K0010135
そのやり方は、
音を出すためのどんな機能を思っている?

どこかの部分だけを、
急いで動かそうとしてないだろうか。

目に見えていることだけでなく、
触れているところから、
自分全体と、楽器全体は、
一緒につながって動いていくのだな。




トミー先生のレッスンを思いだしました。
今春も来日されるので、とっても楽しみです!
最後までお読みいただきありがとうございました。 

このところ興味のある、腕の動きと身体のつながりについて考えます。

弓を動かすとき、肘は伸ばされたり、たたまれたりします。
伸ばす動き(伸展)の力強さにも注目。


***


さて、腕の重みって何でしょう?

「腕の重さをのせよう」と思っているとき、
どこでやろうとしているかしら。

肘、肩から押し込もうとすると、
とっても疲れるし、効果を得にくいのでは?

腕に力が入るとき、
腕をぎゅっと短くして、胴体に引き込みがちなのでした。


頭が動けて、そうすることで自分全体いがついてきて、
胴体が上に向かいつつ弾いてく時、
すごく豊かに楽器が鳴って驚いたことから、
響を妨げない身体の使い方があるのだな!
と、学んだのでした。


では、伸びやかな響を生み出すために、
どんなことが、有効な「重み」になるのでしょう?


***


重たいものを動かす時は、どうやっているでしょう?

ためしに、自分の重さを支えられるところに、手をついてみます。
壁や床などしっかりしたもので。
片手でもいいので、ちょっと押して、抵抗を感じてみます。


押しただけの力で押し返されていて、
押し・押かえされる身体と腕のつながりがあります。

力強く全身で押そうとするときには、脚も使っているでしょう。


あたりまえのようですが、
腕と脚は、胴体を支え、動かします

手を自分の前方に出していく動きで、
身体とつながりのある腕が長くなるとき、押し出す力になる。


全体でつながりながら、手を押し出す、肘を伸ばす・たたむ動作を考える。
肘を上げ横から後ろ方向へ引くとき、軸とつながりにくい。

首に力が入って縮めてしまうとき、肩も上がりやすい。


 
頭が動けるように、そうすることで身体全体がついてくると、
自分全体に動けるゆとりが出来てきます。


それによって、腕も長く使えるようになり、
身体全体でのつながる動きは「重み」になるのでしょう。


頭が動けるようにすると、自分全体の働きを協調させながら、
必要な意図を持って動くことで、
身体も腕も、自分全体を大きく充分に使っていける、
そういうことなのだと思います。



おすすめ動画メモ♫

ハイフェッツの演奏
Jascha Heifetz & Emanuel Bay | Paganini | Caprice No.24
https://www.youtube.com/watch?v=vPcnGrie__M

イッサリースの演奏

Steven Isserlis - Schumann Cello Concerto Op. 129 Complete

https://youtu.be/7tm45E8kOR0

モルクの演奏

Elgar: Cello Concerto / Gürzenich-Orchester Köln - Truls Mørk - James Gaffigan

https://youtu.be/5Obd0DdlHcI



最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。



親指のハイポジションをたくさん練習しだした頃、
痛くて、気持ち悪くなったことを思いだします・・・

初めは少しづつやりましょうね。

できるだけ痛みや不快さも無くして行きたいものです。

とっても意外かもしれませんけれど、
正しくしようと思うとき緊張がおきやすく、
急いで手を形づくろうとしているときに、
やりにくさをうんでしまうことがあります。

指の動きと弦と各音それぞれの関係性について、
自分全体の働きの中で、
ゆったりと、だんだんにつかんでいきましょうね。


***


どこかギュウッとしながら動き出すのは大変ですね。


目の様子はどうかな。

ちょっと顔を上げて周囲へ視界を広げてみると、
身体の様子が変わるかもしれません。

頭の動けるようにすることで、自分全体がついてくる事を思い続け
いつでも動き出せそうにしながら、そこで留まることもできる♪

そこから次の音程、次の指先のための動きを思う。

動きのつながりを丁寧に見ていくことで、
必要な動きに意識を向けます。
 

***


親指も含め、
指先の様々な動きを観察してみます。


音を出すために、
指にはどんな動きがあるかしら。

弦と指板に近づく、弦に触れる、音程を選ぶ、
押す、とどまる、ゆるむ、離れる。

指の上げ下げは、
トントンと軽く、またはじっくりと、
弦の弾力に触れて、押しては弛める・・・


その途中の弾力はどんなかな?
と、情報収集をしてみます。


強く叩く練習を意識することはよくあるかとは思いますが、
力を入れて、
もっと早く、
ちゃんとしたい!
と思ういつもの気持ちを、
ちょっとわきに置いてみて。


今はどんなかな?と、
とってもゆっくりの1回づつをやってみます。

ゆっくりやると、
身体の他のいろんなところが動けるゆとりがありますね。


指の上げ下げの繊細さに必要な動きと
腕や身体とのつながり
を、
だんだんにみつけます。指先につながる


弓で音を鳴らし続けていくなかで、
鳴る音もかすれる音も、
どちらも良く聴いてみます。


弦の弾力と指板の上で、
指の動きと、
音色や響との関係を観察。
 

***


左右の手の親指は、 
各指先とそれぞれに向かい合うことができる、
他の指と違う特別な機能を持っています。

母指対抗性といいます。親指の使い方のヒント1

左手の親指は、ネックを挟んで各指と弾力のあるカーブを作っています。
 
親指を動かさないように固定していると、
この働きがそこなわれてしまいますね。


胸骨は、胴体骨格と腕骨格の出会う所、
そしてチェロに出会います。

この所、胸骨のつながりに注目度高いです(笑)


チェロのハイポジションでは、
腕は前方向に出て行きながら、
チェロの触れているところ、指先と胸骨までつながる大きなカーブもある、
と考えてみるとどうかしら?

またこの時、胸骨は胴体をリードすると思って、
股関節から胴体全体が動いていけることで脚のサポートも入ってきて、
肋骨の周りの緊張が少なくなれば、
腕はずーっと楽になります。


指先から手・腕構造の動きは、
自分の全体の働きとつながっています。


弦の弾力をとらえながら、
自分全体にある弾力も思ってみる。

身体は指とつながってサポートしています。

楽器と自分には、
どんな弾力があるかしら?


動きの方向が変わる時、
弾力のある支えがあって、
次にまた動きだしていく。


***


自分の中にある弾力に氣が付くのって、
けっこう楽しい~(^^♪

思わず飛び跳ねる。
スキップしたことありますか(笑) 
楽しくないとスキップはしませんね~たぶん。

バレエのレッスン、
うわ~ジャンプなんて出来そうにない・・・
そう思っていたら、ホントに身体は動かないのでした。


ここから伸びて動いていける。

手(腕)と足(脚)は胴体から離れていくように。
頭と胴体は上に行くように。

今できるだけでいい、
小さなジャンプから、
そのほんのちょっと先へ、
やってみよう!



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最後までお読みいただき、ありがとうございました。


 

手を使う時の、親指の働きは興味深いなあ、と思います。


携帯やゲームなど、親指はとっても器用に操作していますよね。


竹animal-panda1
写真のパンダは竹を持って食べていますが、
5本の指の他に、上手につかむための6指突起という骨があるそうですよ。
指と向かい合わせて、肉球とはさんでしっかり持てるんですって。

写真は、上野動物園パンダ大百科より拝借。

解説 http://www.ueno-panda.jp/dictionary/answer01.html
リーリーとシンシンの動画も可愛い❤


人の手の親指は、他のどの指先とも向かい合わせることができるように、
様々な方向に動きます。
親指の使い方のヒント2 ~手首


 
手のひらの向きの調節は、肘の動きと関わっています。
手のひらを表裏にひるがえすとき、肘からの動きがあります。
肘の手を回すしくみ


やりたいことのために、
手のひらと指先がどちらに向かって動くのかなど、
腕全体の働きとともに観察するのも面白いなぁと思います。


バレエでは、指先からの軸で腕を回し、
腕から胴体へつなぐことを意識してみたり、
合気道でも、手と指の向きの働きを教わると、
なるほど~!まるで動きやすさが違います。



演奏でも、観察してみましょう~♫
 
 
親指の指先は、どちらへ向かっているでしょうか。

そして、その時何を動かしているでしょうか?

それによって、何が起きてほしいのでしょう?


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最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。




チェロの場合、
楽器と触れて、支えている所の一つに、
胸部があります。胸骨 145px-Sternum_animation3

胸部のことついて、少し書いてみました。


腕の構造は、胸骨とつながっています。右図にて赤色のところです。
胸郭の前中央にあり、胸骨の上部に左右の鎖骨との関節があります。
 
胸骨は、左右の肋軟骨のところで肋骨とつながっています。
K0010058肋軟骨は、柔軟性があり、右の写真では半透明に見えています。 

肋骨の後方では、脊椎との関節の可動性があります。
呼氣・吸氣に伴って、胸郭から全体へとつながる動きがあり、
呼吸は、肺の中の気圧の変化によって、空気の出入りが起きています。
それは吸いこもうとしなくても、吐きだそうとしなくても、自然に起きています。


***


あらためて思い当ったのです。

下の方ヘ息を吐くようなイメージがあったり、
息を吐く少し下向きの力が余計に入っていたら、
胸骨のあたりは、動きにくく窮屈になっているかも。
 
息を詰めている時は、身体が押し下がっているようです。


実際の呼吸の仕組みは、
息は肺から氣管を通って、上向きに出て行く
 
そして、吸いこもうとしなくても、必要なだけの息は自然に入ってくる、
ということを、思いだしました。


胸郭に不必要な力みや硬さが起きていたら、
呼吸も、腕の動きも妨げてしまいます。


頭と脊椎の関係から、自分全体へとつながっていくなかで、
胸骨は腕構造と動ける。
息の出て行くのは上方向
と思ってみる。
 
呼吸が楽で、腕もずっと動きやすいのではないかしら。


楽器とどんなふうに触れていて、どんなふうに一緒にいるのか。

こんな意識をもってみることでも、演奏しやすさがちがいます♪



最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。



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