チェロと歩む 

チェロ弾きの日々の氣付きと学びの記録。
チェロと毎日をもっと自分らしく、心地よく楽しむために。
~清野佳子のブログです~

カテゴリ: 腕と手

先日のレッスンで、手の様子についてご指摘いだだいて、探求中~♪


さて、今日のポイントは、
まず、何もしていないようなときにしていること!!
普段の手は、何をしてる?

今、指は伸ばしている?曲げているかな?2017 酒蔵 21764887_1637493332992165_8264799918016622750_n
 
膝の上においた手の指、
チェロの肩の上に休めた手、
指が離れるとき(指板から、弦から)、
力を抜いたとき、力を使っていないと思うとき・・・
いつ曲げようとしてる?どんなふうに伸ばしている?

(写真は先月の、五十嵐酒造「酒蔵コンサート」にて。
一般社団法人 奥むさし飯能観光協会さん撮影の写真を拝借しました。)


結論を言うと、だいたいはいつも曲げる方向になっていたのでした。
うーむ。
思い当ります。必要だと思っていたこと。
無意識でも習慣になっていること。

私の場合、緊張する硬さに見られる様子は、指先を曲げて引き込むのだなぁ。
なるほど。


そこで、曲げた指から伸びていく方向性を、意識してみる。
これに氣づいていくのが、とても役に立ちそうです。手A02407001b


指先の動きに方向性を持たせます。
指先だけでなくずっと手の中、腕全体、胴体の方からも、
矢印はつながっているイメージに。



指が弦を押していないときの指先の方向を思ってみる。

いろいろなタイミングで、ちょっとのびのびさせてみて、指先の動きを見てみる。
あら、このちょっとした自由さを思うと、
そこからがとても動きやすいし、音が取りやすいし、表情もつけやすい。



自分全体の働きの中で、指先のつながりを観察してみよう~♫

ミオ先生が教えてくれたやり方のように、
首はどれくらい楽かな?
首が楽な時、どんな楽さがあるかな?
その楽さがあるところから動き出したら、どんなことが起きるかな?

ここから、発展して、
指先が楽だと、肘の方向はどうだろう?
腕が楽だと、股関節はどうだろう?
股関節が楽な時、膝の方向はどうだろう?

膝の方向を意識すると、全体が連動してきて、さらに弾きやすくなりました。
これはいいな(^^♪


この向きと楽さを思う、ちょっとした瞬間を持てることを思い出してみよう


参考過去記事 




****

そう言えばバレエの先生にも言われたような。
指先から水がぴゅーっと出ていくようにねーーーと♡
バレリーナの手首から指先はしなやかに伸びて、
とても美しい表現をしていますね。


ホースに水が通るときは、水の勢いで張りもありますね。
水の勢いが強すぎたら、ホースが暴れるし、弱すぎたら届かない。
ちょうどよい水の流れがあるといいですよね。

*****


最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

新緑と明るい陽差し、気持ちいい季節になりました。
30 デュプレさん KIMG0741
写真は今朝のジャクリーヌ・デュプレさん、
今年も咲いてくれた、1輪目です(*^_^*)
とてもいい香りがしてきます。


***


今日の記事は、「肘の動き」から、
胴体や、手との関わりについて思ったことです。


新年度になって、
運動や楽器を始めた方もいらっしゃるでしょうね!


私は4月から、さちこ先生の、
「AT Dance 身体を活かす使い方」のクラスを受講しています。

クラスメイトとともに、
やりたいことを妨げていることや、
自分の思い込みに氣づいて、
そーなんだ・・・!?
という、新しい体験がいろいろあります。


肘の様子で、動きやすさが違いました。

たとえば、前屈。

運動前のストレッチとして良く行われますね。
床に足を延ばして、股関節から胴体を前に倒していく動きです。

このとき、腕を伸ばしてつま先をつかもうとしていたのですが、 
さちこさんの提案によってやってみると、
あら!?ふわっと前に行けました。


腕を持って行くやり方、そのタイミングで、
前屈の滑らかさが全然違います。


まずは、
「頭が動けるように、そうすることで自分全体が付いてきて」
というお願いをします。

これは、
なんとなくいつものやり方をしないための、
意識的なやり方なのです。

さちこさんの動きの提案は、
「きらめく」という言い方で思います。

頭のてっぺんの上の方に星がきらめく~☆
素敵な言い方ですね♡


このあと、どこから動くでしょう? 

先に、手を足に向かって近づけようとしたり、
腕を、ぐっと前に出そうとしていませんか?
なんと、これをしないほうがいい!!

肘を張り出して、腕を持ちあげているとき、首のまわりにも緊張がありました。
先に足をつかもうとすると、胴体に硬さが起きて、動きにブレーキがかかるようです。

前屈するために、
きらめく~☆をお願いしながら、
頭のてっぺんから尾骨までの脊椎の長さを思いつつ、
頭が前に行きつつ、
股関節からたたまれて、
腕は、肘を胴体から脚に沿わせつつ、
行ける所まで行き、それから手も前に出ていける。

私はだいぶ柔らかい方ですが、
思わず、えっ?!と声が出るくらい、
ふにゃっと前屈ができました!


***


ここから楽器演奏にまつわる、考察です。


楽器を始めて、まず持ち方を習う時、
「形」を考えることが多いでしょうか。

ある形を作って、それを保ちたいと思う時、
ちゃんと、しっかり持とうとするとなおさら、
弓を扱うためにある動きを止めているかもしれないのです。

手や指は、ずっと柔らかく繊細に動き続けていることで、
弓をさまざまに扱うことができます。

弓を持つまでの準備を観察します。

さて、手を前に出すときに、
どこから動き出していたでしょう?

!?

指は何をしてる?
肘や、肩関節はどんな動きをするでしょう?

肘を遠回りさせていないかな。
肩や首は楽かな。
 
動きだすときに指・手を先に形にしていると、手首に硬さがありました。
肘・腕が先に持ち上がっているとき、肩のあたりや、首に固さがありました。


弓を持つために、
首をらく~にして、
きらめく~☆自分全体を思い出しつつ、
指先から弓に向かって動き出し、
腕は、指先についていく。

先に腕を持ちあげなくていい。
肘を上げてから動かなくていい。
先に指を持つ形にしておかなくていい。

指先は、弓にただ触れ、
弓に手を添わせ、
ただ持って弓の重さを受け取り、
その長さ、全体のバランスを手で受け取ってみる。

そしてそこから、
弓を扱うために指先と手は必要な所へ動いていくこともできる。

弓の扱いやすさは、自分の動きやすさですね。

そして呼吸のしやすさも思い出して。
呼吸で肋骨や腹腔などの胴体にも動きがありますね。

どこかの部分だけでなく、自分全体へ意識を向けていきましょう。

頭と脊椎の動きは、自分全体の働きに関わっています。

「きらめく~☆
=「頭が動けるようにそうすることで自分全体が付いてきて」
やりたいことのために使う
動きやすさ、必要なことを導くための、
とっても大切なツールなのです 

この探求はさまざまにつづきます!
とっても面白い。


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最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
 


手の触れかた、持ち方、
力加減などが気になっていました。

合気道で相手の腕をさばくとき。
自分の動きに力んで固さがあったら、
動かされる方にも即座に、
その固さが伝わってしまうのだなぁ・・・。



アクティビティで、先生からのアドヴァイス。

「相手の骨を動かすことを考えてね」全身関節bjoint_all

そうでした!
やり方を思う時、
何を動かしているのか、
動かしているものの構造を考えてみるといいのですね。


相手の腕を持って動かす時には、
腕の骨につながる肩甲骨や鎖骨からさらに、
相手の構造を動かしている。

それを動かしている自分の腕と身体。
脊椎のカーブや、肋骨や・・・。


動いている自分の接している部分から
動かしているもの、腕からつながっていく構造へ、
その内在するものを思い、観察してみよう。

***

観察ためのメモ

相手の動きに氣づくために、
自分の動きに氣付いていく。

相手の呼吸に氣づくために、
自分の呼吸に氣付いていこう。


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***


演奏する時、指先が触れるとき。

音を生み出すとき、
動かしてしているものは何かしら?

K0010135
そのやり方は、
音を出すためのどんな機能を思っている?

どこかの部分だけを、
急いで動かそうとしてないだろうか。

目に見えていることだけでなく、
触れているところから、
自分全体と、楽器全体は、
一緒につながって動いていくのだな。




トミー先生のレッスンを思いだしました。
今春も来日されるので、とっても楽しみです!
最後までお読みいただきありがとうございました。 

このところ興味のある、腕の動きと身体のつながりについて考えます。

弓を動かすとき、肘は伸ばされたり、たたまれたりします。
伸ばす動き(伸展)の力強さにも注目。


***


さて、腕の重みって何でしょう?

「腕の重さをのせよう」と思っているとき、
どこでやろうとしているかしら。

肘、肩から押し込もうとすると、
とっても疲れるし、効果を得にくいのでは?

腕に力が入るとき、
腕をぎゅっと短くして、胴体に引き込みがちなのでした。


頭が動けて、そうすることで自分全体いがついてきて、
胴体が上に向かいつつ弾いてく時、
すごく豊かに楽器が鳴って驚いたことから、
響を妨げない身体の使い方があるのだな!
と、学んだのでした。


では、伸びやかな響を生み出すために、
どんなことが、有効な「重み」になるのでしょう?


***


重たいものを動かす時は、どうやっているでしょう?

ためしに、自分の重さを支えられるところに、手をついてみます。
壁や床などしっかりしたもので。
片手でもいいので、ちょっと押して、抵抗を感じてみます。


押しただけの力で押し返されていて、
押し・押かえされる身体と腕のつながりがあります。

力強く全身で押そうとするときには、脚も使っているでしょう。


あたりまえのようですが、
腕と脚は、胴体を支え、動かします

手を自分の前方に出していく動きで、
身体とつながりのある腕が長くなるとき、押し出す力になる。


全体でつながりながら、手を押し出す、肘を伸ばす・たたむ動作を考える。
肘を上げ横から後ろ方向へ引くとき、軸とつながりにくい。

首に力が入って縮めてしまうとき、肩も上がりやすい。


 
頭が動けるように、そうすることで身体全体がついてくると、
自分全体に動けるゆとりが出来てきます。


それによって、腕も長く使えるようになり、
身体全体でのつながる動きは「重み」になるのでしょう。


頭が動けるようにすると、自分全体の働きを協調させながら、
必要な意図を持って動くことで、
身体も腕も、自分全体を大きく充分に使っていける、
そういうことなのだと思います。



おすすめ動画メモ♫

ハイフェッツの演奏
Jascha Heifetz & Emanuel Bay | Paganini | Caprice No.24
https://www.youtube.com/watch?v=vPcnGrie__M

イッサリースの演奏

Steven Isserlis - Schumann Cello Concerto Op. 129 Complete

https://youtu.be/7tm45E8kOR0

モルクの演奏

Elgar: Cello Concerto / Gürzenich-Orchester Köln - Truls Mørk - James Gaffigan

https://youtu.be/5Obd0DdlHcI



最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。



親指のハイポジションをたくさん練習しだした頃、
痛くて、気持ち悪くなったことを思いだします・・・

初めは少しづつやりましょうね。

できるだけ痛みや不快さも無くして行きたいものです。

とっても意外かもしれませんけれど、
正しくしようと思うとき緊張がおきやすく、
急いで手を形づくろうとしているときに、
やりにくさをうんでしまうことがあります。

指の動きと弦と各音それぞれの関係性について、
自分全体の働きの中で、
ゆったりと、だんだんにつかんでいきましょうね。


***


どこかギュウッとしながら動き出すのは大変ですね。


目の様子はどうかな。

ちょっと顔を上げて周囲へ視界を広げてみると、
身体の様子が変わるかもしれません。

頭の動けるようにすることで、自分全体がついてくる事を思い続け
いつでも動き出せそうにしながら、そこで留まることもできる♪

そこから次の音程、次の指先のための動きを思う。

動きのつながりを丁寧に見ていくことで、
必要な動きに意識を向けます。
 

***


親指も含め、
指先の様々な動きを観察してみます。


音を出すために、
指にはどんな動きがあるかしら。

弦と指板に近づく、弦に触れる、音程を選ぶ、
押す、とどまる、ゆるむ、離れる。

指の上げ下げは、
トントンと軽く、またはじっくりと、
弦の弾力に触れて、押しては弛める・・・


その途中の弾力はどんなかな?
と、情報収集をしてみます。


強く叩く練習を意識することはよくあるかとは思いますが、
力を入れて、
もっと早く、
ちゃんとしたい!
と思ういつもの気持ちを、
ちょっとわきに置いてみて。


今はどんなかな?と、
とってもゆっくりの1回づつをやってみます。

ゆっくりやると、
身体の他のいろんなところが動けるゆとりがありますね。


指の上げ下げの繊細さに必要な動きと
腕や身体とのつながり
を、
だんだんにみつけます。指先につながる


弓で音を鳴らし続けていくなかで、
鳴る音もかすれる音も、
どちらも良く聴いてみます。


弦の弾力と指板の上で、
指の動きと、
音色や響との関係を観察。
 

***


左右の手の親指は、 
各指先とそれぞれに向かい合うことができる、
他の指と違う特別な機能を持っています。

母指対抗性といいます。親指の使い方のヒント1

左手の親指は、ネックを挟んで各指と弾力のあるカーブを作っています。
 
親指を動かさないように固定していると、
この働きがそこなわれてしまいますね。


胸骨は、胴体骨格と腕骨格の出会う所、
そしてチェロに出会います。

この所、胸骨のつながりに注目度高いです(笑)


チェロのハイポジションでは、
腕は前方向に出て行きながら、
チェロの触れているところ、指先と胸骨までつながる大きなカーブもある、
と考えてみるとどうかしら?

またこの時、胸骨は胴体をリードすると思って、
股関節から胴体全体が動いていけることで脚のサポートも入ってきて、
肋骨の周りの緊張が少なくなれば、
腕はずーっと楽になります。


指先から手・腕構造の動きは、
自分の全体の働きとつながっています。


弦の弾力をとらえながら、
自分全体にある弾力も思ってみる。

身体は指とつながってサポートしています。

楽器と自分には、
どんな弾力があるかしら?


動きの方向が変わる時、
弾力のある支えがあって、
次にまた動きだしていく。


***


自分の中にある弾力に氣が付くのって、
けっこう楽しい~(^^♪

思わず飛び跳ねる。
スキップしたことありますか(笑) 
楽しくないとスキップはしませんね~たぶん。

バレエのレッスン、
うわ~ジャンプなんて出来そうにない・・・
そう思っていたら、ホントに身体は動かないのでした。


ここから伸びて動いていける。

手(腕)と足(脚)は胴体から離れていくように。
頭と胴体は上に行くように。

今できるだけでいい、
小さなジャンプから、
そのほんのちょっと先へ、
やってみよう!

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。


 

手を使う時の、親指の働きは興味深いなあ、と思います。


携帯やゲームなど、親指はとっても器用に操作していますよね。


竹animal-panda1
写真のパンダは竹を持って食べていますが、
5本の指の他に、上手につかむための6指突起という骨があるそうですよ。
指と向かい合わせて、肉球とはさんでしっかり持てるんですって。

写真は、上野動物園パンダ大百科より拝借。

解説 http://www.ueno-panda.jp/dictionary/answer01.html
リーリーとシンシンの動画も可愛い❤


人の手の親指は、他のどの指先とも向かい合わせることができるように、
様々な方向に動きます。
親指の使い方のヒント2 ~手首


 
手のひらの向きの調節は、肘の動きと関わっています。
手のひらを表裏にひるがえすとき、肘からの動きがあります。
肘の手を回すしくみ


やりたいことのために、
手のひらと指先がどちらに向かって動くのかなど、
腕全体の働きとともに観察するのも面白いなぁと思います。


バレエでは、指先からの軸で腕を回し、
腕から胴体へつなぐことを意識してみたり、
合気道でも、手と指の向きの働きを教わると、
なるほど~!まるで動きやすさが違います。



演奏でも、観察してみましょう~♫
 
 
親指の指先は、どちらへ向かっているでしょうか。

そして、その時何を動かしているでしょうか?

それによって、何が起きてほしいのでしょう?


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最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。




チェロの場合、
楽器と触れて、支えている所の一つに、
胸部があります。胸骨 145px-Sternum_animation3

胸部のことついて、少し書いてみました。


腕の構造は、胸骨とつながっています。右図にて赤色のところです。
胸郭の前中央にあり、胸骨の上部に左右の鎖骨との関節があります。
 
胸骨は、左右の肋軟骨のところで肋骨とつながっています。
K0010058肋軟骨は、柔軟性があり、右の写真では半透明に見えています。 

肋骨の後方では、脊椎との関節の可動性があります。
呼氣・吸氣に伴って、胸郭から全体へとつながる動きがあり、
呼吸は、肺の中の気圧の変化によって、空気の出入りが起きています。
それは吸いこもうとしなくても、吐きだそうとしなくても、自然に起きています。


***


あらためて思い当ったのです。

下の方ヘ息を吐くようなイメージがあったり、
息を吐く少し下向きの力が余計に入っていたら、
胸骨のあたりは、動きにくく窮屈になっているかも。
 
息を詰めている時は、身体が押し下がっているようです。


実際の呼吸の仕組みは、
息は肺から氣管を通って、上向きに出て行く
 
そして、吸いこもうとしなくても、必要なだけの息は自然に入ってくる、
ということを、思いだしました。


胸郭に不必要な力みや硬さが起きていたら、
呼吸も、腕の動きも妨げてしまいます。


頭と脊椎の関係から、自分全体へとつながっていくなかで、
胸骨は腕構造と動ける。
息の出て行くのは上方向
と思ってみる。
 
呼吸が楽で、腕もずっと動きやすいのではないかしら。


楽器とどんなふうに触れていて、どんなふうに一緒にいるのか。

こんな意識をもってみることでも、演奏しやすさがちがいます♪



最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。




手首を柔らかくしたい。
と思う時。

手首が柔らかいことで、
どこにどんな動きを生み出したいのでしょう?
 
実際に起きていることは何でしょう。



手首が動きにくくなっているときは、
首をギュッとしていないかな。手関節_hand

 
その時の指や肘の動き、
からだの様子はどうでしょう?


どこかの動きの代わりに、
首や、手首で必要以上に力んでしまうことも、
起きていたかもしれません。

動きの意図などに混乱があって、
硬さや動きにくさを生じているかもしれません。


***


考察


肘 elbow手首とつながる動き、
手の指までのつながりを考えてみます。
 
とてもざっくりいうと、
指を曲げ伸ばしする様々な筋が腕からも来ていて、
手のひらの中の、たくさんの骨に関わっています。

手のひらの小さな手根骨があることで、
手首も、繊細な動きが可能です。


手をスナップするように振るとき、
手や肘の動きを観察してみましょう。
ボールを投げたり、ドリブルするような動きです。
 
肘が楽になると、手首は動きやすくなり、
手首が動くと、指も楽に動けるようになっていくのでは。

指先や、肘の動きにも、自由さがあることで、
曲げ伸ばしの作用が相互に働き、
柔らかくしなる動きとなって(→♡)
腕全体へ、身体とつながりながら、
パワーを伝えることができるのですね。


腕の構造
じょうしこつ【上肢骨】


頭から脊椎につながる動きがあることを思いだしながら、
自分全体を眺めるような意識でやってみます♪

いつものように、問いかけてみましょう。
なんとなく動いてしまうのを止めてみます。

やりたいことのために、
指や、肘とは、どんな関係にある?

どんな動きがある?
どれくらいの力でできる?
 
 
意図を整理していくと、
次に動き出すためのゆとりができそうです。


データの整理をして、メモリの空き容量ができて、
サクサク・・・という感じ、かな?(笑)



♡おまけ
  [しなる]を変換したら、→[撓る]と出ますね!
  なるほど~撓という難しい字は骨がしなっていることを表しているのですね~。
  
  撓骨:前腕の二本の長い骨のうちの一つ。

  骨にしなりがあることで、前腕の2本の骨は交差して、
  手のひらを返すこと(回内/回外)ができるのですね。 


***


合気道の稽古で。

半身の構えで、
前後の重心移動、
身体のつながりの鍛錬。
船漕ぎ運動の基本動作を練習しました。


指先は楽に、
ポンとほうり出すような感じです。

ぎゅっと握っていたら、
腕は伸びて行きにくいのです。

押し出す手首のスナップのような動きは、
足腰とつながることが肝要。

腕の力とは違う、
全体の使い方であるというお話でした。

「1000回やったっていいんだよ」
と先生。
ひぇーーー

指先・手の向きにも、
力が働くための機能的な方向性があります。

技では、関節の取り方で小手をきめたり(動けなくすること)、
動きには梃子(てこ)の作用があったり。


バランス移動は、こちらの優位に動きながら、
丸く流れるように支点を変えて、

相手の関節の動きを固めて、軸とのつながりで持ちこたえられない所へ動かしてしまう。
動きの意図は、ほんとに興味深いなぁ。

体験を重ねながら、
どんな意識で動いていくのか、
その意味をまた新たに学んでいくのですね。

*小手:①手先。腕先。②手首と肘ひじとの間。 

*船漕ぎ運動に興味のある方は、こちらにとっても詳しい説明があります。
私も稽古している小林道場の大先輩が、道場長をされています。

 会津合気会ホームページ
http://aizuaiki.com/index.php?%E6%8A%80%20%E8%A1%93%20%E8%AB%96


最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

前記事、<手の動きを支える>に続いて。

腕と、脊椎の間にあるものは、何でしょう?

???

あらためて興味を持ってみることで、
本当にやりたいことのために、
また新たな変化への一歩があるかもしれません♡

どんな構造があるかしら。
絵に描いてみたら?
なかなか、難しい!?→興味深い!ですね(笑)

骨格図は前回の記事にものっています。
御参考になさってくださいね。

以下の質問、もしよかったら考えてみてください。


①-1、腕の動きは、どこからでしょう?
 -2、腕はどこに付いているのでしょう?

肩から・・・と思っていませんか?
鎖骨に触って、腕を動かしてみるとどうでしょう。
鎖骨の動きが感じられたら、どこにつながっているかしら?


身体の骨格は大きく分けると、軸骨格と、付属骨格。
付属骨格は、腕の骨格、脚の骨格、そして顎(あご)もです。

② -1、って、具体的に何がある?
  -2、軸には、どんな支えがあるでしょう?

も軸です、お忘れなく。
胴体は、何からできているでしょう?
脊椎はどこにある?どんなかたち?


③-1、チェロと、身体の出会うところはどこでしょう?
 -2、チェロと、脊椎の間にあるものは何でしょう?

弓についても同じく考えてみてください。   
どこが触れているかしら。
どんなふうに触れているかしら。


④-1、チェロを支えているのは何でしょう?
 -2、演奏するために、動いて欲しいのはどこでしょう?
 
演奏するために、何を考えているでしょう?


こんな質問から、
身体のしくみと動きについて考えてみるのも、
面白いかな~と思います!
今日は質問だけです(笑)

身体全体のもっている実際のしくみについて理解していくとき、
必要な動きの質が、変わってきます。

やりたいことのために、どう考えているのか、
意識していることが自分全体の働きに関わっているからです。



***

来月はワークショップを受講するために、
京都に行く予定です♪
<アレクサンダー・テクニークをときほぐす ワークショップ with ビル・コナブル
講師のビル・コナブル先生(William Conable博士)は、チェリストでもあります。
ボデイ・マッピング」によって、
演奏のためにもとても大切なことを伝えて下さっています。


『音楽家ならだれでも知っておきたい「からだ」の事』バーバラ・コナブル著
かつてこの本に出会ったことから、時を経て、
アレクサンダー・テクニークを学び、こんな風につながってきました。
実際にお会いできるなんて、とっても楽しみです♫ 




関連過去記事です

頭はどこ?



 

腰痛から思うこと





 

呼吸・・・身体のイメージ


最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

 


レッスンで生徒さんと取り組んでみたことから、
手の動きを支えるものについて、
今回は、足までのつながりを考えてみますね。


右の図で、骨格と関節の様子を見て、
手から足までたどってみましょう。

全身骨格_all
たくさんの骨と関節があります。
(主なものしか記載されていません)



実験

楽器を構えて、床を踏んでみます。
片足で少しだけ。または強めに。
左右の足でも交互に。

足に身体の重さが移っていくと思うと?
床に押し返されると思うと?

反対に脚を少し上げて、
足にかかる重さを浮かせてみると?

脚と身体の全体の様子はどうなりますか?
バランスの変化を試してみましょう。
左右の脚の動きで、どんな違いが感じられるでしょうか。



手・腕を使う時、
頭から身体全体でつながって、
支え合って働いていることを、考えてみると、どうでしょう。

頭が動けるように、
そうすることで自分全体に動きがつながっていると思い、
楽器を構えます。
 
手から足までのつながりを思い、弾いてみましょう。

弓を使いながら、
先ほどの脚の動きを試してみましょう。

例えば、弓先に行く頃、
左足を軽く踏んでみましょう。
または、左足に重さを移してみましょう。
弓は、足とつながってくるでしょうか?
響はどうですか?

弾きやすさは何か違うでしょうか。



考察

やりやすさは、動きやすさでもあります。

弓先を弾くために腕を伸ばして行くとき、
弓先が離れて弾きにくいなら。
身体が楽器より右へすこし傾くようなら。

自分の中心とつながるために、
バランスを左足も支えてくれると思えると、
胴体と楽器は一緒にいて、右腕はずっと動きやすく、
弓先のフィットが良くなるのでは。

左手のハイポジションのとき、
バランスをほんの少し左足にかかるにように移すと、
ネックと自分の軸の周りで左腕が前に出て行きやすいのでは。
手を自分の軸に添わせるようなイメージかな。

手を使うとき、何が見えているでしょう?
どのように見えているか、
目の使い方で、軸とも関わっています。

楽器を弾いたり、腕を使う時、
左右の足のバランスは受け止め合って、
動きを支え続けて変化し続け、
腕は軸の周りで働いていることを思ってみましょう。 

 
全身関節bjoint_all軸骨格・胴体の動きは、
腕と脚につながっています。

腕構造を動かす筋は、
胴体からも働いています。

脚を動かす筋も、
胴体からも働いています。

床に押し返されているサポートがあり、
足・脚がうけ止めます。

股関節、膝、足首の動きやすさは、
脚からのサポートを得るためにとても大切です。


腕の動きには、
頭と軸と足とがバランスしあう。
歩く・走るもそうですね。


 
音を生み出すために、
指先も、身体の軸とつながっていきます。

指の動きやすさは、弦と弓の弾力をとらえやすくします。

自分全体に弾力のある支え、
サポートがあることを意識して動いてみる。
音の響きも違ってくるのではないかしら♪


最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。 


身体の動きには、拮抗する働きがあります。

曲げる・伸ばす反対の作用が起きることで、
力を出し、緩む事ができ、
支えたり、安定させたり、 
動くことでバランスします。


立っている、座っているだけでもいつもこの働きがあって、
歩くためには、足を蹴り出したりバランスを支える働きが、
全身で起きているのですね。
 
緊張する・固まる・必要以上の力が入る・または力が入らない時は、
この拮抗する動きが、上手く働いていないということがあるようです。


以下考察
BlogPaint

さてポパイのイメージ、力こぶというと、
腕の前側にあります。
肘を曲げる働きの筋。
力持ちのイメージは持ちあげる力ですね。

肘を伸ばす働きが、腕の後側です。
腕を上げる働きの筋と一緒に働くと、手を前に出していきます。

腕を前に動かす働きは、胸部からもあります。

腕を伸ばす力を発揮するのは、どんな時でしょう。
ちょっと想像して、考えてみてくださいね。

・・・・・・

前方に大~きくパンチのような動作をして観察してみると、
肩甲骨・鎖骨や肋骨や骨盤までにも、動きがつながっていますね。

背中側から腕につながる筋肉たちも、
腕を長くするために一緒に動きがあります。

個別の筋の働きよりも、
何が、どこに向かって動いて欲しいかということで、
考えやすくなるかと思います。



さて、チェロ演奏の、ボーイングについて思い当りました。


ダウンボーで弓先に向かっていく、肘を伸ばしていく腕の動き。

音がうまくでなかったり、弓が外れてしまうとしたら、
腕を伸ばしていく動きを意識してみてはどうでしょう?

曲げ・伸ばしの拮抗する動きはバランスしています。
反対側が支えたり、ゆるんだりしているのですね。

頭が動けるように思う、そうすることで自分全部がついてきて、
弓の動きたい方へ手と腕がついて行くために、
弓の真ん中あたりから先に向かうとき、
手を前の方へ伸ばしていくことで、
弓先を弾くために、腕を長く使うことができる。

もっと力が必要だと思う時
肘を曲げる動きが強く働いているのかもしれません。

そんなときは、腕を胴体の方に引き込んで、
肘を後ろへ引っ張るような力も働いてしまうので、
腕全体を緊張させて、前に伸びて行きにくいのです。
 
肘が曲がっていく時も、
その長さをたたむ、と思ってみるとどうでしょう。

もしかしたら、もうほんのちょっとのところ。
 
自分全体の大きさを思いだしながら、
手は自分の前で働くこと、
長い腕のままで弾いて行けることで、
そこからの、弓先を扱う角度やフィットが得やすくなり、
音が伸び、響が輝きを増すようになるのではないかしらと思います。


関連記事

弓先のために



 Paul Cathedral London hqdefault

素敵な動画がありました。

https://youtu.be/2FroBGNMeB8?t=8

(Orfeo Mandozzi Cello Caroline Clipsham Piano Bach Marcello Adagio BWV 974 St. Paul Cathedral London)




  **********


合氣の稽古で。
師からたびたびお聞きしたのが、
「腕の前の筋より、後ろ側なのだよ~」ということです。

私はちょっと力こぶもあるし、握力も強いです。
でも、腕の後ろは・・・ふにゃふにゃでした。
腕の後ろ側が働くことが、なかなかピンときませんでした。

ふむふむ~。
腕は、伸ばしたり、押し出したり、支えたり、
後ろ側もしっかり働くんだなぁ。


アレクサンダー・テクニークの先生にも言われます。
「身体の後ろ側もありますよ。」

後ろ側、思いだしてみてください♪


最後までお読みいただきありがとうございました。
 


すっかり初夏の陽射しになり、KIMG0134
緑を揺らす風も爽やかです。


      ***************


腕に力が入って、窮屈な感じがするとき。

腕を楽にするために。


以下考察です。


楽器に触れる手の動き出しを、
指先から始めていきます。

腕は、指先の方向について行ってみよう。


動きの始まる先端を、リーディングエッジといいます。

必要な動き
を起こしていく行くところを考えると、
腕に余分な力が入らないので休めます。

そうすると、指先にも繊細な感覚を持ちやすいようです。

弦楽器は、弾力、摩擦、振動などをキャッチして動きますね。


指先が弦に向かい、
弾力をとらえながら弾いてみます。

押し、押し返される力が働くと思うと、
どのくらいの力でできるかな。

ギュッと押さえるのを止め、
押し返されるのを繊細に受けとめながら、
弦の弾力の上で指をちょっと休めます。
BlogPaint


自分の腕の長さを思ってみる。

腕は、手から鎖骨まで。
指節骨・中手骨・手根骨・橈骨・尺骨・上腕骨、肩甲骨・鎖骨。

腕構造
は、胸鎖関節で胴体の軸骨格と接続します。

軸骨格は、頭から脊椎・胸骨・肋骨・骨盤まで。



本来の長いままの腕で弾いてみよう。

力が入る時は、腕をギュッと引き込みやすいのです。

肘・腕を後ろの方へ引っ張っていると、
肩甲骨を動きにくく、腕を短く窮屈に固くしてしまいます。

腕は、身体ので休めます。



どこかがギュッとしている時は、首をギュッとしていないかな。

まずは首を楽に。鎖骨bone_clavicle

頭が脊椎の上で動けるように、
全体と腕のつながりを思ってみよう。 



腕のつながりを支える仕組みは?

骨は筋肉・靱帯・筋膜などの結合組織でつながっています。
筋膜は筋肉を包んでまとめ、頭から足まで全身にわたっています。
頭部・頭皮とつながる筋肉や結合組織は、
鎖骨や肩甲骨とつながっています。

腕は、頭からつながって吊られていると思ってみよう。


腕や指には、張りのある柔軟な支える仕組みがあります。

腕を支えるつながり
にゆだねて休めます。



必要な動きや、備わっている支えの仕組みを思う。

そこから動きだしてみると、どうでしょう~。
 

 
ちょっとした意識の持ち方で、
やり方を考えてみると、
ずっと楽になれることがあります♪


        ***************


写真は、私の通うバレエスタジオのボーンズくん♡
 
この標本は、腕が実際に近い動きができるように、
ゴム紐で吊られ、つなぎとめられています。

鎖骨は真っ直ぐではなく、穏やかなS字カーブ。
肋骨の上にスペースがあります。

脊椎の積み重なるカーブ、
肋骨にも豊かなカーブがみられます。

しなやかに支える曲線の構造は、
身体の中にもたくさんありますね~


最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

 


楽器(チェロ)演奏についてです♫

スラーの移弦を滑らかに弾きたいとき。
音程の跳躍で滑らかに変わりたいとき。

もし何か上手くいっていないかな・・・と思うことがあったら。


楽器を演奏する時は、左右の手が違う仕事をしています。
とても繊細な作業ですね。

どんな関係性があるかを考えて、
つながりを持ち続けることが大切。


動きを見直すために、
あらためて問いかけてみます。

ちょっとまどろっこしく思うかもしれませんが、
やってみると、思考の整理に役立ちます。


まずは片方づつ。

右手のやりたいことは何でしょう。(望み)
右手は何をしているでしょう?(観察)
具体的に何をしますか?どんな順番ですか?(プラン)

左手のやりたいことは何でしょう?
左手は何をしているでしょう?
具体的に何をしますか?どんな順番ですか?


では、右手を使いながら、左手を意識してみます。

右手のやりたいことは何でしょう。
左手のやりたいことは何でしょう?

右手は何をしているでしょう?
左手は何をしているでしょう?

具体的に何をしますか?どんな順番ですか?


さて、どんな考えが浮かびましたか?

①~したいので、~する
という考え方で進みましたか?

②~できないので(評価)、~しないようにする(否定形)
となりましたか?

②が浮かびやすいときは、
①の考え方であらためて進んでみましょう。



やり方に、
どんな違いを工夫できるでしょうか?

新しいプランには、
今までと違う考え方や、やり方に
先生のサポートが必要になっているのかもしれませんね。



右手はどれくらい左手とつながりが持てるでしょう?
右手と左手を両方意識に入れておいてみましょう。


左右の意識の割合を少しずつ変えてみるとどうでしょう?
左に意識が多く行く時も、右手に意識を持ち続けます。


例えばおおまかに、
右手に8割の意識で左手2割くらいとか(その逆になり易いかと思うので)、
意識の持ち方を変えてみます。



(以下ある生徒さんとのやりとりから)
左右のつながりを持ち続けることを試してみたら、
何か変わりますか?

考察:右手に十分仕事をしてもらえるとき、
左手はつながリを感じつつ、もう少し少ない力でできるかも。
「一緒にぎゅっと力を入れなくていいようですね。」

考察:右手に意識を持ちながら
左手の動く意図を明確にしていくとき、音のつながりが良くなっているかも。
「左手の動きが明確なら、発音が良くなって響くようですね。」
(ここまで)



1つ考えたいのは、
右と左を関連づけながら、別々に動いていい、
ということかなと思います。

そのとき時に、それぞれに必要な働きがある。

同時に違うことをするという考えは、
動きが混乱しやすいようです。
もっと速く、ちゃんと正しくせねばという考えがある時は、なおさらです。


今やっている仕事を、
最後まで十分に見届ける事が、
おすすめです。


よく観察してみると、
それだけでも動きは変わる。
グレッグ先生はそう教えて下さいました。

注意を向けると、
必要なことが起きる。
トミー先生はそうおっしゃっていました。



必要な注意力を持ち続けることは、
やりたいことのために、
つながりのある関係性が見えてくるということなのですね。
 

つながりを持ち続ける
観察力が練習には重要になるのだなぁ~と、あらためて思います。



*****************


先日の合氣の稽古で。

来月は久しぶりに進級審査を受けたいと思っております。
審査の課題で、座技呼吸法というのがあります。

正座して向き合い、両手首を押さえられたところから、
逆転して相手の力と動きを制する鍛錬です。

まず腕力ではなく、脚・胴体とのつながりで腕を通して、
自分の前で上に行くようなエネルギーを思います。
相手は押されて脇が開くように肘が上がってしまうときには、力が弱まります。

そこから自分の片方の手を低く持っていき、相手をその方向へと崩すと、
もう一方の手は反対に高くなります。
それで相手はバランスを崩されつつ腕を開かれるので、くるんと倒れてしまいます。
押すというより回り込むような力です。

Y先生は「腕の力は抜くんだよ~」とにこやかにおっしゃりながら、
ひょいと一発で先輩方を弾き飛ばしてしまいます。

もちろんそんなに簡単にはいかないのですけれど。
そこで、お相手してくれた黒帯の青年に、
左右の手はどう考えているのですか?というような質問をしたら、
つながりを持ち続けることでしょうか」と、ひと言。
おお、なるほど~!と目がパッチリしました♡

腕力で踏ん張っても、抵抗されてしまいます。
左右の手は違う動きをしながら、動きを活かすつながりがある。

つながりを持ち続ける。
ああこれって!と、
ビビッと興味がつながることって、ありますよね♪


   

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。



関連過去記事です。

観察する

観察する 2

スラーの中で

跳躍音程・ポジション移動 

今、考えていること

大晦日カウントダウンに放映された、
シルヴィ・ギエム最後のダンス「ボレロ」ご覧になりましたか?
音楽と一体になった鼓動のようなリズムとステップ。
全身全霊の踊りを、どうぞご覧になって下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=6Sr-P1gcE0M

ほんとうに美しくて、素晴らしいです。
冒頭から、手の表現は印象的な働きをしています。
しなやかな力強さは、
手も足も、指先にまで行きわたっています。

腕を胸の前で軸に添えたり、バランスをとり伸びていったりと、
腕の動きには身体全体をリードするつながりもあるのですね。


歩いたり走ったりするときは、
腕は自然に前後に振れて動きます。
腕を動かないように固めていたら、スピードは遅くなりますね。
荷物を持って腕が動きにくいときも、歩きにくさがあるかと思います。


腕や脚は、目の見ている方向へさらに伸ばしやすいのだそうです。
腕は身体の前で使うようにできています。

肩甲骨と鎖骨までが骨格の腕構造に含まれ、
視線手のひらや指の向きも、
力を生む動きの方向性に関わって、
一緒に働いています。


また先日、
合氣道の稽古で先輩にこのように教えて頂いたのです。

「つかもうとしない」
「腕を長く、大きく使う」

相手の腕をつかみに行こうとしてしまうと、
肘・腕を身体に引きつけるような作用と共に、
無意識に身体を小さくし、動きも制限してしまいます。

剣もギュッと握らないで、
手からスッと抜けるくらいの力で持つそうです。

力が必要だと思って身構えている時に、
腕から胴体ににつながる筋の緊張があると、
腕をギュッと短くして使いにくく、
動きにくくなります。


さて、演奏では?

楽器を持ってくるとき、音を出す時、
指先・手・肘・腕全体へと意識を向けてみましょう。

指先の動きには、どれくらいの力が必要でしょうか。

周りと自分全体、楽器との関係性の中で、
どこへ、どれくらい動いたらいいでしょう?

そして、頭と脊椎のバランスにつながっていればこそ、
腕は自由になるのでした。


では、シンプルに。
頭が動けるように、そうすることで自分全体がついてきて、
指先から動き出して、
長い腕のままでやってみる。

腕全体で長く使うと思うと、
身体にも伸びやかな、
気持ち良さがあるのではないかしら?    





関連過去記事です

カテゴリ別アーカイブ

胴体の動きのつながり

頭と腕、全体へ

触れるとき

腕を自由にするために 

     
 
     *****************


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最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。 


速い指の動きを練習していたら、
腕が疲れてしまうような力が入っていたことに氣が付きました。


腕が固くなってしまっては、指は速く動きくいですね。


腕や指をふっと休めるタイミングを考えてみます。

どれくらい手と腕をリリースできるかしら?

音の終わり、指を上げるとき、ポジションを変わる時、
弦を押す時・離す時、
どのくらいの力でできるでしょう?

響やフレーズを思いながら、
はずれても音が抜けてもよし!と思いながら、
思いきって実験。


何度か弾いていて、あらためて氣が付いたことは、
抜けたり出にくい音は、指の力加減よりも、
その音程のイメージがぼんやりとしていたので、
動きがにぶくなっているということ!

それなのに、力んで頑張ってしまうことで、上手くいきません。
意図がはっきりしないままに動かしても、手は迷ってしまうわけです。


思考がすっきりとするためにも、頭と脊椎の関係が大切なのでした。


その調や和声を理解するこで、音程がハッキリとしてきますね。

臨時記号や、アクセントの記号などある時も、
音程そのものをしっかり強調するよう歌ってみます。

1つ1つの音を出来るだけはっきり思いながら指を動かしていくとき、
音が抜けにくく、外れにくくなっています。
響がだんだん明確になり、
音楽の勢いも出ててくるように思いました♪


音の1つ1つのつながり、
この音から次の音への関係性を思うことが、
動きを左右するのだなぁ~と、あらためて思いました。


速く弾けない、と思う時、
一連の動きに必要な考えがあるかどうか?を見直します。


速い動きもゆっくりやってみることから、
だんだんテンポを変えていく練習は
やはり大切と思います。

頭が動けるように、そうすることで自分全体がついてくると思いながら、
どんな動きがあるだろうか?
そこで必要な考えは何だろう?
と、問いかけてみる。


最後までお読みいただきありがとうございました。  

左手のポジション移動で、
親指が動きにくく、力が入ってしまう。
そんな場合を考えてみます。



ポイント①

親指は角度調節が得意です。
ネックと、弦の上の他の指の動きに対応して動きます。
曲げ伸ばしの他に、いろいろ指先の角度を変えて触れ具合を試してみます。



ポイント②

親指の指先から動き出して、ネックに沿って、
続いてハイポジション・指板・弦の上に沿って、
スルスルと上から下まで移動できるように、
動かせる自由さをもって。

親指と腕と身体全体の動きの中で一緒に働くことを思います。
親指の動きために、腕のつながりを思いだします。
鎖骨・肩甲骨  bjoint_shoul_clavi

手から鎖骨までのつながりをたどり、触ってみましょう。
鎖骨に触れ、腕を動かしてみましょう。
左右の腕は、胴体の前中央の胸鎖関節のところに動きがつながります。


胴体と親指までつながりは、
脊椎→肋骨→胸骨→鎖骨肩甲骨上腕骨→前腕(橈骨側)→
手根骨(舟状骨→大菱形骨)親指の(第1指)中手骨指節骨(第1指基節骨)末節骨
肘 elbow


ポイント③

出したい音のために、
頭が動けるようにと思い、そうすることで身体全部がついきて、
親指は必要なだけの力で
そこに好きなだけ留まること、
そこでお休みできること、
いつでも好きな時に動きだせること、をやってみます。


充分ゆったり時間を取って。。。
そこの仕事を止めて。。。
移る。。。
指を置く。。。
そして弾く。
手の骨 bone_hand

ただゆっくりやるのと違うところは、
頭が動けるようにと思いながら、
その瞬間、やっていることに意識を向けていることです。

反射的に、
ギュウッと力が入って動こうとしている瞬間に気がつけて、
それをしなくても大丈夫と思えるように。


骨の画像、参考になさってくださいね♪


最後までご覧いただき、ありがとうございました!

弓をどんな風に持ったらいいのかしら?
と思うことがあったら。

弓を扱う右手の、
指先の動き、重さを扱う手の運びについて、
見た目の形ということから少し離れて、
動きを意識してみます。


意識が部分に入り込んでいると、身体が固くなりやすいですから、
自分全体と周りの様子に意識を広げながら、
「首はどれくらい楽かな?」と、問いかけてみてくださいね
(以下♪のところで)



実験です。

手は膝に置いて、
指先を、見ながら少しだけ動かしてみましょう。

指先が、リーディング・エッジ。
リーディング・エッジとは、動きの先端という意味で、
目的に向かう動きはそこから始まります。


指先が弓に向かって行く軌道を考え、
リーディング・エッジの指先から動きだして、
回りも見えていて、いちばん近いところを通ります。
指先に、腕と身体はついていきます。

弓の持ち方とは関係なく、
指先がちょっと触れるところまで。
ただ触るだけです。まだ持つのを我慢。
持つより先に、持った手の形を作っていたら、
膝の上からもう一度やりなおしてね(笑)


観察します。

指先のどこが触れている?指先の感覚は?
指先に意識をつなげます。

まずは弓を持つ手の形は関係なく、そっと持ってみます。

どこが動くかな?
指を曲げるのは、手のひら側からの筋の作用。

「落とさないように」と思って持っているとき、ぐっと力が入ってました。
指先を緩めてみます。

さて、どれくらい少ない力で、持てるかな?
曲げるのを止めていくと?
筋が緩み、重さで指先が少し伸びます。

そっと、離してみます。

指を伸ばすのは、手の甲側からの作用。

指の曲げ伸ばしの筋は、腕から来ています。
つまむ・はさむや指間の開・閉は手の中の筋の調整作用があります。
弦楽器奏者はこの働きがとても発達しているそうです。

そんなこともちょっとだけイメージしつつ、指先を曲げ伸ばししてみます。
指先にはさむ強い力が入ると、手首も固く動きにくくなりますね。


指先をリーディング・エッジにして動きだし、
ただ弓に触れます。
指先の感触を意識しながら、弓の形に指を添わせます。
弓の重さを、指先から扱います。

あらためて、手の中の弓の重さを受け止めてみて、
握って、安定させて持ってみてもいいですね。
弓を垂直に立てたり、毛を上に逆さに横にしてみるなどもやってみると、
重さが感じやすいと思います。

実際のところ、はじめから弓を持つ手を形作らなくても、
ピッチカートの時のように握って持っていって、
アルコに持ちかえてもいいですよね。


ここで、肘からの回る動きがポイント。
手の角度をつける肘の働きです。

手は肘から回ります。
手のひらが上向きは回外(弓を持って毛を上向きにする動き)、
下向きは回内(弓の毛を下向きにする動き)といいます。

中指と肘のラインを軸に、鍵を回すのと同じような動きです。
または小指と尺骨のライン上を、クロスしていくように、
親指と橈骨側が、肘のところで回っていきます。
 
肘を脇に付けてみると、肘からの回す動きが良く分かります。
*参考過去記事があります 肘の手を回すしくみ


弓のに近付けていく時、
この肘の回内を使います。

先日、由香先生にご指摘いただいたポイントです。
私は、目からうろこでした!


弾きはじめに弓を持っていく時、意識して肘から回すようにすると、
不必要な肘を張る動作をすることなく、
弓の重さ弦にのせる動きがよりスムーズになり、
指先から肘が自然と楽になってきました。

肘からの動きで弓の重さを支えて扱うことができると、
手首の負担がかからないと思います。
私は特に低弦の鳴りも良くなってきました。


指先の動きと腕のつながりをもちながら、
肘から回すことが出来て、
手の中に弓の重さを扱い、
今度は、弓の毛をリーディング・エッジにして動きだし、
弦の触れたいところに持っていく時、いちばん近い軌道を考えてみます。


音を出すために、
頭が動けるように、そうすることで身体全体がついてくると思い、
毛が弦に触れて、
弦に弓の重さを載せる。
指に来る感触をとらえながら弾いていきます。


弦と弓がつながり、指先がつながります。

指や手に入るプレッシャーをどれくらいなくせるでしょうか。
響はどう変わるでしょうか。


         *************


毛替えに行ってきました。
弓にも、職人さんの技が込められています。
弾力が備わるように反りがつけられています。
次回は反り直しをしようということでした。
弓もメンテナンスが大切ですね。

弓に使われる材木は、今は希少となってきたヘルナンブコが有名です。
長さや重さはだいたい同じようですが、天然素材ですので木材の質やバランスも微妙に違い、手作りですから、個性もいろいろ。

弓が、やってくれることがあります。
いろいろ弓を試している時、いくらでも弾いていたくなる、
次々にメロディーが思い浮かんできてしまう~
自分の思っている以上の可能性を弓が弾きだしてくれる、
そんな弓で弾いていたら、嬉しくなってきます。
そんな出会いもあったりします。
欲しくなってしまうので、
♪試奏は、一目惚れにお気をつけて(笑)




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お知らせ・miyukiさんのワークショップ! < 終了しました>
とても分かりやすく教えてくれます♪お勧めいたします!!
好評につきお申し込みはお早めにどうぞ~
『ワークショップ~カラダ編 開催のご案内♪』 3月21日(土・祝)練馬区内にて♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最後までお読みいただきありがとうございました。

ご感想やご興味のあることなどお知らせくださいね。
お待ちしています。 

チェロを弾く左手のために。


動く前に音を思ってみます。
1つ1つに、だんだん繊細に思うようになっていきますね。

どこを、どの指で、
どんなふうに、どんなタイミングで。

そして指先の感触は?


実験です。

早く、正しく、力強くをちょっと保留して。
出したい音を思います。


音程を選びます。
その音を弓で弾いて鳴らしていきましょう。

開放弦の共鳴のある音だと、響が分かりやすいと思います。


弦の弾力をとらえながら
何度かゆっくり指を上げ下げしてみます。

音を鳴らしながらその音程のままで、
指の触れかたや角度をいろいろ試してみます。



手のひらの向きや高さを変えてみます。
手首やひじは、指先の動きについていきながら。

いつもの演奏に使う手とは全然違う様に思うところまで、遊んでみます。 
指の関節を伸ばしたり、曲げたり。

どんな感触かな?
はどうかな?

指先の当たるところをいろいろ試します。
手のひらの向きも肘の高さも一緒にいろいろに変わります。



こうしたさまざまな動きの中で、だんだんと、
もう少し「自由に動けると思う」ことは、できるかな?

指先の動きについていく、実験でした。


音の鳴り方を聴きながら、
出したい音程の意図を持って
指が止まっているビブラートの無い響という選択、
楽にそこにいるという選択から、
必要なバランスによって指の力と角度をさらに選んで動いていくと、
自由に動けて、ビブラートにもつながると思います。


ここでポイントは、
音程の意図があり、
指先と手と腕の動きにつながりがあり、
そして指と指どうしの動きも、手と腕につながっているということ。
さらに、自分全体とつながっています。

頭が動けるように思い、
自分全部を思いだして、
出したい音程を思い、
指先から動く。

指が触れるとき、
指先に意図があり、
手と腕は指先の動きについていく


音を思い、指先を動かす時に、
ここで、その都度
頭が動けるように意図し続けながらやっていると、
あら!?と思うくらい良くあたってくると思います~。
なぜでしょう~♪

頭と脊椎のバランスは身体のすべての動く仕組みに関係しているので、
指の必要な動きもやりやすく、実際楽になるのです♪


出したい音をはっきりさせます。
出したい音がはっきりしていないと、指先は迷ってしまいます。


そんなことについて、ちょっといつもと違う角度から考えてみます。

指先がそこを選ぶように思う。
音を響かせつづける間、意識的に自由な指でそこにいる。

どんなふうに触れるでしょう。

動きにどんな意図をもてるか
やってみます。


バランスは、いつも動きの中にある。




最後までお読みいただきありがとうございました。

ご感想やご興味のあることなどお知らせください。
お待ちしています。
 

手の指は、
曲げ・伸ばし、握る・開く動きができて、
握る作用は、指先が手のひらに向かって集まり、
開く作用で離れていきます。


気になる指の動きを、眺めてみます。

たとえばチェロの指使いで、
小指に力が入らない、
人さし指が上手く届かない~という時に、
どのようにしているでしょう?


指先を伸ばしてから、押さえようとする・・・a
指先を曲げたまま、開こうとしている・・・b

このようなことがあったら。
曲げる作用と伸ばす作用、曲げる作用と開く作用について、 
反対のまたは違う動きを、あわてて同時にキュッとやっているかも。

曲げながら伸ばす働きを親指といっしょにすると、物をつまむように働きます。
親指とギュッとはさむようにして固定する働きがあります。


必要なことに役だっていれば、もちろん問題ありません♪

弦を押す指が、ぺこんと窪んでしまうようになって、
それで指先に力が伝わりにくい場合でしたら、
必要なだけの力で押しながら、
もう少し指先を曲げる作用があった方が良いでしょう。


弦の弾力をとらえるのが、コツ♪
必要な力加減を弾力によって見つけます。


そして、指先を曲げる働きをゆるめる(指を伸ばす)と、
外側に開いていくことができます。

親指とギュッとはさむようにしている・・・c
そうすると指先が閉じていきます。
親指は自由にして、動けるようにしましょう。


a、押す時には、指先をもう少し曲げるように
  (もう少し曲がっていいよ、と思います)
b、指先を少し伸ばしながら開く
  (伸びて開くことができるよ、と思います)
c、親指は自由に動けるように
  (向きや角度は変えられるよ、思います)

こんな考えがあると、
指の置く角度をもっと選びやすく、音を取りやすくなります。


あわてずに、指先の動きをゆっくり観察してみましょう。
まずはこのあたり意識してみましょう。


指を曲げ伸ばしする筋肉は、腕から来る外在筋
指の間を開く・閉じる筋肉は、手のひらの中の内在筋の働きです。

主に、曲げる筋は手から腕の内側から、伸ばす筋は腕の外側から来ていて、
手首の前で細い腱になって指まで行きます。

内在筋は細かな動きの調整役をしています。
親指、人さし指、小指のためにだけ働く筋もあります。

骨や関節は、靱帯といくつもの筋肉・腱など様々な作用によって結びついています。
いくつもの骨の関節に渡って働いているので、関わる作用が複雑なのですね。


手首の動き
も関係します。

手の甲側へ曲がると、指は自然に曲がりやすく(伸筋が緩む)、
反対に手首を手のひら側に曲げる時に、指は少し伸びて行きやすい(伸筋が引っ張る)、
このような腱や靱帯の影響もあります。

指が緩んで手首が甲側にほんの少しだけ曲がっているのが、
手に緊張のない、ニュートラルな(何にもしない)状態になります。
ここからだと、いろいろな形のものをつかんだり、形に添わせたりしやすくなるようです。
パソコンのマウスをもって動かす時も、ちょうどこんな様子ですね。

手首を曲げる筋も、腕から来ています。             
手首には、手と指を動かすたくさんの腱が通っているので、
回らない手首から回そうと思っていたり、
強く力が入っていたりすると、負担がかかります。


手の角度は肘からも腕全体からも作れます。

指は、手の中の骨からも動き、
腕の骨と動きがつながっていて、
腕の構造は肩甲骨と鎖骨もつながっています。

手が腕全体で働くイメージを持つことで、指がもっと楽に動くようになります。


やりたいことをやるために、
まず頭が動けるようにと思い、そうすることで身体全部がついてきて、
手は腕全体で身体と一緒に働くことを思って、
指先から動いてみたらいかがでしょう。


指先に、腕はついていきます。




                     **********************************



気になっていることを、一緒に考えてみませんか?
やりやすさや、考え方を探求しますしょう♪
演奏をもっと楽しくするヒント、お伝えします♪


心地よく 自分らしく音楽したいひと

のためのワークショップ  
Part II~ココロ編~

こんなに練習しているのに
もっと上手くなりたいのに
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手について、<手と指の柔らかさのために>の記事に関連して、続けてみます。


関節では、靱帯が骨と骨をつなぎ止め、
動きに対して、しなやかに補強しています。

靱帯は、弾力を持ちながら、しっかり動きを支え、
骨や筋肉の動きや接する物との関係性を、
素早くキャッチし、対応しています。

曲げた指を支え、力を緩めると戻してくれます。
手に限らず、私たちの体には、
しなやかな弾力が備えられています。

靱帯に支えられ、力のかけ具合に応じて押し返される抵抗も、
受け止めているのですね。


触れるものに対応し、手が繊細に動いて、
物の形に沿って持つことができ、しっかりと握れるように、
親指と他の指がが向かい合い、近付くようになる仕組みがあります。

親指が手の中から曲がって他の指に向かい合う、
母指対向性です。

小指と薬指(第4指と5指)はBlogPaint
手のひらの中、手根中手関節から、親指の方に向かって動くので、
小指の下の膨らみ(小指丘)は、
親指の膨らみ(母指丘)に近付くのがわかります。

手の仕組みは、このようにして、
物をしっかりと握れるようになっています。
指と、手のひらの骨たちも一緒に働いて、
繊細にキャッチして、フィットする仕組みなのでした。


もし、小指は短くて弱くて頼りないような気がしていたら、
ちょっと応援メッセージ。
小指のために働く筋もあります。
(作用によって他の屈筋・伸筋・外転筋と骨間筋や虫様筋と共同して働きます)

腕からは、小指伸筋:伸ばす(補助)
手の中は、小指外転筋:開く 短小指屈筋:曲げる (補助)


今回私にとって一番興味深いのは、
小指対立筋:寄せて向かい合う、
母指対立筋に対応する働きです。

小指対立筋の働きを観察します。
手のひらを見て、手のひらの中から小指が動くと思って、
小指を親指の方へ動かしてみてください。
手のひらの中に窪みができました。

そのようにして、中手指節関節(人さし指から小指まで)が、
手のひらの横アーチを形成するのです。


げんこつを作って、小指の方を意識ながら、
手を強めにギュッと握ってみて下さい。

げんこつのポコポコでている骨の並びが、
どのように動いていくか見てみましょう。

くすり指と小指の骨が一緒に、
少し内側へと動きます。
同じ手根骨に接しているからです。


以前はなんとなく平らに並んでいるように思っていたせいで、
肘 elbow
始めは動きにくかったですが、
仕組みを知って
だんだん良く動くようになりました。


ゴルフなどスポーツで、
クラブやラケットなどの道具を使う時や、
武道で剣を使う時には、
意識して小指側から持つようです。
上腕は尺骨と肘関節をつくっています。

小指は尺骨側にあるので、
上腕とのつながりで手構造をしっかり支えるライン上にもあるのです。


小指に小指対立筋が働き、
手のひらにアーチができる。

手のひらの中の骨から働くことで、
手と指の働きをもっと安定させることができる。

小指と薬指の曲げ伸ばしは、
手の中からも、もっともっと可動性がある。

これによって、
弓を持つ薬指・小指のフィットが感じられていくように思います♪足の関節_foot


左手も同じように、
指を伸ばしたり、押さえて保持する時など、
もっと自由さが増すようです♫

頭が動けて、自分全部がついてきて、
腕全体のつながりがあって、
小指を使う為に、
手の中からも、もっと動くことができる。
と思ってやってみます。


このことは足の裏の3つのアーチbone_foot
(踵から外側・土踏まずの内側・指の付け根の3つのライン)が、
しっかりと体重を支え、
指先を蹴りだして歩きだすしくみと比べたら、
なんだかとっても似ているので納得でした。


もと四足動物だったとすると、
肩と股関節の構造も似ているわけだし、
同じように、手と足の仕組みや働きは良く似ています。

足が床にフィットして、
でこぼこ道でも歩きだせる弾力があり、

手はいろんな形のものをつかめる柔らかさがあって、
物の形に添う。

それで似ているな~と腑に落ちた感じです。


足のアーチのことは、いつか書きたいと思います。



最後までお読みいただきまして、どうもありがとうございました。

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