チェロと歩む 

チェロ弾きの日々の氣付きと学びの記録。
チェロと毎日をもっと自分らしく、心地よく楽しむために。
~清野佳子のブログです~

カテゴリ: 頭と脊椎

前回、足のことでアレクサンダーさんの見つけたことについて触れました。
この先赤字部分です。

今回のテーマの文章は、学校の課題で提出したものです。
ですから、ここに正解を求めないでくださいね。
ご自身で本書訳を読むことをお勧めします・・・。
また書きなおすかもしれません。
自分の振り返り用に必要なので投稿しておきます。


彼は全部で4冊の著作があります。
4冊のコース(Bodychanceのブックコースです)に参加し終えました。
なかなか大変ですが、先生とメンバーとの課題を通しての交流があるので、なんとか読みすすめられました。
この課題は、教師養成の2段階に進むためのプロセスでした。2冊読むことが卒業課題。
アレクサンダーの著作は文章がなかなか読みにくいので、たびたび読み返し振り返ることで少しずつ学んでいます。。
本を読むと、頭は混乱させられます。必要なプロセス!
考えること、体験することについて、生きることすべてにまつわるものとして、問いかけはづづくのです。


アレクサンダーさんが生きたのは、第1・2次世界大戦前後に渡る時代でした。
人が幸せに生きるために必要な個人の在り方についての、深い洞察がありました。

それはまさに現在なお深く問われるべき内容です。
ほかの著作では、教育(再教育)について、個人と政治や社会についての関りも、鋭い考察を述べていて考えさせられます。

個人としていかに生きるか。
なぜ人は変われないのか?変われるのか?
どのようにして変わることができるのか?
深い洞察の旅路です。

 
 ***************************


 F・Mアレクサンダー著「自己の使い方」より「テクニ―クの進化」内容要約 




F・M・アレクサンダーは、
人間という有機体を誤って使っている状態を改善するためのテクニ―クを進化させた。


それはいかなる人間活動プロセスも「精神的」「身体的」と分けることは不可能であるという考え方に基づいている。

自分の使い方において、精神的なものと身体的なものが統一性を持ってすべての活動で一緒に働いている。

 

シェークスピア作品の朗唱家として情熱を傾けて活動していたが、だんだん発声に不調をきたすようになった。

息を吸う時にあえぎ、息をすする音がし、声が枯れてだんだんと出なくなってきてしまい、不安に襲われていった。

 

医師の診断に忠実に従い声を出さないでいると症状は良くなったように思われたが、ついに大切な本番中に声が出なくなるという最も恐れていた事態となってしまった。

彼にとって大変魅力的な仕事を続けていく事はできないと思われる状態に落胆したのだった。

 

しかし、なぜそうなってしまうのか?
その原因についての問いに医師は答えることはできなかった。

実際の舞台での体験から、声を出すときの自分がやっていることに原因があるのだと考え、それをなんとか突き止めようと、自らの観察をすることにした。

 

声を出している時の自分が何をしているのかを1枚の鏡に映して、
話し声と朗唱についてじっくりと詳細に観察した。

朗唱において「頭を後ろに引き、喉頭を押しつぶし、あえぐように息をすする」という3つの事実があった。

それは朗唱において顕著に見られたが、実は現れ方に差はあっても普段にも共通する傾向だった。

朗唱において特別な要求に応えようとしてやっていることは、声がかれる状態を作り出していた。

 

それは有機体のいくつかの部分を間違って使っており、それを改善するためにはその誤用を起こさないようにするか、変える必要があると考えた。

 

さらに観察と実験を続け、息をすすることと、喉頭を押しつぶすことは直接やめられないが、

「頭を後ろに引くのを止められることで、他の2つを間接的に起こらないようにできる」

ということを見つけ出す。

これは自分全体の使い方におけるプライマリーコントロールとして、主要な制御要素の発見だった。

 

誤用を防止し有害な傾向を抑えることで、使い方を変えることができ、声と呼吸のメカニズムの機能に顕著な効果が見られたことから「使い方は機能に影響している」ことが分かる

 

発声の器官の機能は、胴体全体の使い方によって影響を受けていた

また頭を後ろに引くことは、ある特定の部分の誤用ではなく、背が短くさせるほかの部分の誤用と結びついており、そのことに関する別の誤用を防止しなければならないとわかる。

 

また、朗唱しているとき頭の引き下げてしまうことを止めるためには、
「頭を前へ上へとすること、さらに背中を長くすること」が、プライマリーコントロールに必要であるとわかり、これは、防止と行為を結び付けるという体験となった。

 

実験を重ねる中で、声を出すために頭を前へ上へとすると決めたとき、「実際に必要な意図をやっていると信じているのに、実際は反対のことをやってしまっている」という事実が起きていた。

 

望ましいと思うことを実行するとき「慣れたことを行おうと思えばできるように、不慣れな動作も同じように実行できる」ということが幻想であると分かり、壁に突き当たる。

 

さらに鏡を2枚増やし、どこで誤った方向へ行ってしまうのかを見つけるために実験と観察を重ねていく。

朗唱するという強い欲求があるときには、声を出す喉の使い方の問題だけなのではなく、それまで正しいと思って忠実に行ってきた足で床をつかもうとしている立ち方必要となる身体部分の全てをどう使うかということに関わる誤用(習慣的使い方)であったと思い当たる。

 

間違ったことを直そうとして自分の意図してやっていることについて、「正しくやっていると認識する感覚の評価」は実際にはあてにならないのだった。

 

いかなる動作においてもある部分の使い方は有機体の他の部分の使い方に密接に関わっていて、直接使われていない他のところも互いに間接的に影響しあっている

 

やろうとする刺激について起きる、慣れ親しんできた誤用は初めのうちはとても抗い難いものである。

自分の使い方にどのような指示を与えているのかと考えた時、あてにならない感覚に頼っていて、そのことがさらに機能低下を招いている。

 

本能的なコントロールと方向性では十分な人間の要求を満たすことはできないので、感覚を信頼できるようにする必要がある。

 

 

声を使おうとすることが刺激となり、本能的な感覚によって反応を引き起こしているので、本能的感覚に頼らない論理的な思考をするために、

「①使い方の分析をし
より良い使い方の手段の選び
これらの手段が機能するために必要なディレクションを意識的にだす」ことにより、
新しい意識的な方向性にかえられることが重要である。

 

しかしながら、それらを実行しようとするや否や、やはり本能的に反応してしまうので、
すぐにやろうとすることを止め(抑制)
習慣的なやり方を止められるような新しい意識的な方向性をとてもたくさん出し続ける必要があった。

結果達成の手段には、それを行う準備となる方向性をその度ごとに与え続けなければならない。

 

これは「活動の中で考える(ジョン・デューイ)亅という、
目的に沿った手段を得ていくために、
すべて一緒に、1つずつ順番にいくつかのことが組合わさっている活動のプロセス
を表している。

 

しかし、新しい手段よりも、習慣的に培われた使い方のほうが正しく自然に感じられてどうしても信頼してしまう。

望んでいる使い方の変化を達成するためには、自分の使い方を方向付けるプロセスを新しい体験のもとにおく必要があり、
間違っていると感じられても実行し続ける準備ができているような、論理的プロセスへの本当の信頼が必要になる

 

本能的な反応を抑制し続けられるように、ついに次のプランを採用した。


ある目的について

即座の反応をすべて抑制し、
必要なやり方を十分に考えた上でプライマリーコントロールを用いながら、
必要な方向性をその都度出し続け、
プロセスの1つ1つの手順を実行するその決定をするまさにその場面で、
次の3つの選択ができることが必要である。

 

ある目的を実行することについての反応を全て拒否する 

ある目的とは違うことを選択して実行する 

ある目的を新たに選択して実行する

 

このような「意識的で論理的な方向性」は「非論理的で本能的方向性」に優り、
新しい方向性を出し続けることができ、
目的の達成に向かって取り組み続ける行動が可能になる方法である。
.
・・・・・

アレクサンダーは自身の探求から、科学的な態度によって実証した。

そして彼の体験から見出したこのテクニ―クによって、
人間が行動の中で意識的で建設的な選択を行えることにより自らを導くこと、
その意義を彼のその後の人生を通じて人々に情熱を持って示したのだった。

 

以上


***************************

最後までお読みくださった方、ありがとうございます。

ご心配なく。
これは、読んだだけではさっぱりわかりません。
アレクサンダーさん自身が、どんな学びも読んだだけで習得できはしないものでしょう、というように言っています。
でも誰もが人間として本来持っている変わらないものについての考察、再発見なのです。
難し…いや、興味いです。。



こんな時なので、身体に注意を向けることが多くなると思います。
健康状態について、変化があるかどうか、熱を測ったり気を配っていることでしょう。

前回は呼吸についてでした。
今回は足。
「足の裏はどんなかな?」
日々の暮らしの中でちょっとしたときに思い出してみてくださいね


わたしの中でずっと前からある言葉が折に触れて思い出されます。

『「足の裏はどんなかな」?と、思うぐらいでいいのよ。』

この言葉は、以前劇団四季の<ウィキッド>公演で初演のオーケストラのメンバーとして参加していた時のこと。
劇場のオケピットはとても深くて、指揮は小さな液晶画面を見て、音はモニターから聞くような状況でした。
毎回とても緊張していたのですが、その時の仲間に教えてもらったのです。

そして、ものすごい緊張の中でもう一つ自分で見つけて役立ったことは呼吸でした。
心臓がそれはバクバクするときに、鼻の奥の方で冷たい息を感じ、酸素を脳に送るというイメージでした。
これは注意力と、積極性を保つことにとても役立ちました。
(実際の呼吸の仕組みはカテゴリの呼吸 (8)をご参照ください)

後から、この2つはアレクサンダーテクニークに出会って、なるほど腑に落ちることでした。


全身は何らかの関りを持ちバランスしながら働いています。
足の裏に緊張があるときには、自分の動きのつながりを妨げるような力みが起きている。

FMアレクサンダーは、起きていた足の力みの気付きから、自分でやっていることとの関りを見つけたのでした。
以前必要だと思ってやっていた、地面を足でつかむようにして立つこと、それが声を出すときの不調と一緒に起きていたという氣づきは、彼の眼を覚まさせるような出来事でした。
その人の活動におけるある部分のどんな使い方も全体の機能に影響している、ということを見つけたのです。
アレクサンダーさんの発見についてはこちらへ:カテゴリ頭と脊椎 (8)

足の裏のことを教えてくれた人は、アレクサンダー・テクニークを知っていたのかな。


演奏しているときに、座り方が大切だったり、足のスタンスが動きやすさに関わっていると思ったことがありますか?
なるほどそうだなぁ、と感じたら思い出してみましょう。



足が繊細で、全身の動きやすさにかかわっているということは、ちょっとけがをしたり靴擦れでまめを作ったりするとすぐわかります。
深爪しても大変で、足はとっても敏感なところです。

足は太古の原初的なころから大地と繋がってきました。
重力と動き。この文字の成り立ちは興味深いと思います。
わたしたちは生きて動く、活動するとき重力と一緒にいます。
重さを生かし支えるために、弾力が備わっています。
身体のばねのような仕組み、どんなことが思いつくでしょう?

足の力は弾力の働く仕組みがあり、たくさんのセンサーがあります。
全身各所に対応するツボがあります。


最近はスティ・ホームで不活発になりがちです。
私は氣分が滅入るなぁと思うときは、その場でジャンプをしばらくします(笑)
足裏全体のバランスや弾力のあるばね脚とのつながりを思い、かかとが着いたらすぐ小さいジャンプで軽く飛び跳ねます。
重力の刺激が全身に伝わることは、機能に働きかける影響があります。

頭が脊椎の上でふんわり動けるようにと思ってみましょう。
脊椎のてっぺんは鼻の奥、耳と耳の間くらいの高さです。
頭が上に向かって、そして胴体が頭についていくように動く、
頭から脚がぶら下がっているように思ってみるとどうでしょう。
頭はふんわり乗っかっていて、ゆるゆると繋がっていって、足の裏から頭のてっぺんまで動きがあります。
無理なくやってみてください。
興味を持つと観察ポイントはいろいろ見つかると思います。

足の骨やアーチの構造については興味深いことがいっぱいあるので、また続いて書きたいと思います。

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

前記事、<手の動きを支える>に続いて。

腕と、脊椎の間にあるものは、何でしょう?

???

あらためて興味を持ってみることで、
本当にやりたいことのために、
また新たな変化への一歩があるかもしれません♡

どんな構造があるかしら。
絵に描いてみたら?
なかなか、難しい!?→興味深い!ですね(笑)

骨格図は前回の記事にものっています。
御参考になさってくださいね。

以下の質問、もしよかったら考えてみてください。


①-1、腕の動きは、どこからでしょう?
 -2、腕はどこに付いているのでしょう?

肩から・・・と思っていませんか?
鎖骨に触って、腕を動かしてみるとどうでしょう。
鎖骨の動きが感じられたら、どこにつながっているかしら?


身体の骨格は大きく分けると、軸骨格と、付属骨格。
付属骨格は、腕の骨格、脚の骨格、そして顎(あご)もです。

② -1、って、具体的に何がある?
  -2、軸には、どんな支えがあるでしょう?

も軸です、お忘れなく。
胴体は、何からできているでしょう?
脊椎はどこにある?どんなかたち?


③-1、チェロと、身体の出会うところはどこでしょう?
 -2、チェロと、脊椎の間にあるものは何でしょう?

弓についても同じく考えてみてください。   
どこが触れているかしら。
どんなふうに触れているかしら。


④-1、チェロを支えているのは何でしょう?
 -2、演奏するために、動いて欲しいのはどこでしょう?
 
演奏するために、何を考えているでしょう?


こんな質問から、
身体のしくみと動きについて考えてみるのも、
面白いかな~と思います!
今日は質問だけです(笑)

身体全体のもっている実際のしくみについて理解していくとき、
必要な動きの質が、変わってきます。

やりたいことのために、どう考えているのか、
意識していることが自分全体の働きに関わっているからです。



***

来月はワークショップを受講するために、
京都に行く予定です♪
<アレクサンダー・テクニークをときほぐす ワークショップ with ビル・コナブル
講師のビル・コナブル先生(William Conable博士)は、チェリストでもあります。
ボデイ・マッピング」によって、
演奏のためにもとても大切なことを伝えて下さっています。


『音楽家ならだれでも知っておきたい「からだ」の事』バーバラ・コナブル著
かつてこの本に出会ったことから、時を経て、
アレクサンダー・テクニークを学び、こんな風につながってきました。
実際にお会いできるなんて、とっても楽しみです♫ 




関連過去記事です

頭はどこ?



 

腰痛から思うこと





 

呼吸・・・身体のイメージ


最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

 

脊柱20100712_1440316

脊椎の骨は、なだらかにカーブしながら積み重なって、
頭から胴体の重さを支え、バランスする動きがあります。
 
 
身体の軸になる脊柱。

脊椎の下部の腰椎につながる骨が仙骨です。
(2つ目骨盤後面の図、中央)

腰椎を受けとめる面がとても大きいですね。
(3つ目の骨盤前上面図の、仙骨の楕円形)


仙骨は、脊椎の重さを受けている土台にあたる部分になります。


骨盤の中央で、アーチの要石のように、
左右の腸骨に重さを分散しています。

腸骨には股関節があり、座骨に続きます。


仙骨から尾骨にかけて、横から見ると、骨盤後ろbone_pelvis_pos
ぐっと内側へ大きなカーブが備わっています。 
(1つめの脊柱側面図に、仙尾彎曲とあります)
手のひらのようですね。

胸椎の前には肺や心臓があり、
肋骨が囲って守っています。


骨盤では、骨盤底の筋肉群と共に、
呼吸の横隔膜の働きによる内臓の動きも受け止めています。


股関節から胴体が動く時には、
骨盤に動きがあります。


骨盤の傾きは、この仙骨のカーブの傾きの様子から、
脊柱全体に関わっています。

骨盤上bone_pelvis_supe骨盤が動き仙骨が傾くと、
脊椎~頭のバランスが変わります。
 
脊椎の後ろに、背中側に動きを支えて調整する、
脊柱起立筋が付いています。


立っていても座っていても、
この骨盤の動きは、
身体全体の様子に関わっていくのです。

骨盤の動きを脚も支えています。



座骨と仙骨と頭の関係を、
観察するのも、興味深いと思います。 


頭が動けるように、
そうすることで自分全体に動きがあることを思いながら、
座ってみます。

座骨に重さがのっているのを意識して、
座骨の前側から後ろ側に重さを移してみると、
胴体全体のバランスが変化していきます。

頭も動いていきますね。
脊椎の変化はどうでしょうか。
仙骨のカーブがあることを思いだしてみましょう。


呼吸の変化も観察してみると、
すっと息が入ってくるのは、どんなときでしょう?

気持ち良く楽な呼吸ができることは、
とても良いめやすになると思います。


軸となる頭から脊柱のバランスを支える動きがあり、
脊柱全体のカーブのしなやかさを活かす動きがあることによって、
呼吸と共に、繊細さや力強いパワーを生みだします。


    ***********

合氣の師が、
「仙骨を入れるんだな~」とおっしゃいます。

股関節や膝の柔らかさとともに、生じる呼吸力・・・
 
そこに軸からの動きがほんの少しでも加わると、
軽く触れた指先からも、
その小さな動きが活かされるつながりによっては、
大きな効果をも生みだす、身体全体のパワーになっていくのでしょう。

その姿の勢いは、
おそらくアレクサンダー・テクニークで言う所の、
モンキーに通じるものでしょうか。
スケーターが、リンクを滑っていく様子にも似ています。
演奏にもつながるヒントと思います。

しなやかに支えながら動きがあり、
大地とつながり呼吸している。
ヴィヴィアン先生の本を思いだしました。→自然に 4

 
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。


 


陽射しが少しずつ春めいてきました。
だんだん日が長くなってきて、
日の出・日の入りの時刻、
太陽の位置や明るさやの違いでも季節を感じますね。
光の輝き、暖かさが嬉しいです。

中学生の時に理科で学んだ、
地軸の傾きや、太陽の周りを回る1年の軌道。
月の満ち欠け。重力。潮の満ち引き。
星々のまたたき。
宇宙の空間の中にいるのだな~と、
空を見上げて、時々思います。 


今、私は、どこにいる?

宇宙の、銀河系の、太陽系の、
地球の、日本の、東京都の、
・・・の、・・・の、
ここにいます。


年度末には生活の上でも、
何かと変化が訪れていますね。
私たちそれぞれに。

変わるもの、変わらないもの。
動くもの、動かないもの。


見ているもの、見えていないもの。
意識しているもの、意識されていないもの。


***


「頭はどこにあるでしょう?」

解剖的な意味もいろいろありますが、
まず、シンプルな答えとして。

「頭が脊椎の上にある」


学校の授業を振り返りながら、
脚が動き、胴体が動き、腕が動く、と動作をしながら、
やっぱり頭が動くことで、軸は安定しつつ、
つながって・・・

私という存在が、脊椎動物として、
頭と胴体なしではありえないのですし、
頭が動いて、そうすることで身体全体がついてきて、
生きているのだなぁ。



動きの方向性を考える時、
自分全体が動き、
周りとの関係性が変わる。


動きは、空間の中で多様に変化する関係性。
「頭が」「ある」と意識されて、関係性を考えるのだな。


何度も何度も聴いた、先生たちの言葉が、
あらためて思い出されました。

「あなたは今どこにいる?」
「頭はどこにある?」
なぜそう問うのでしょう?


空間の中での関係性。
「私は今どこにいる?」と、
「頭はどこにある?」は、
自分の全体の在り方へ、意識を向け関係性を問いかける。


私はあらためて、あれ?そうか~!と思ったのです。
つながっている、ほぼほぼ、同じ意味の問いかけじゃないのかしら?

あたりまえのようでもあり、
もちろん違う考えもあると思います。


「何が見えていて」
「何をしている」
関係性の思考のために。


まずはとってもシンプルに。
今、この空間で、
「頭が動く」
「そうすることで自分全体がついてくる」
と思ってみる。


そしてそれは、「何のために?」
という問いかけに、
また、とてもシンプルにつながるのです。


***        


先生は問いかけます。
「やりたいことのために、何をしていますか?」

意識していること、していないこと。

そこに「ある」何かに氣づき、はっとする。

あっ・・・!?
そうなんだ!!と1つ、
ピカッと輝いて♪

自分にとって新しい意味に、
また、出会い続けていくのだな。
そう思います♫



最後までお読みいただき、ありがとうございました。



関連過去記事です。

「頭が動けるように」


頭が動けるようになると、身体全体のバランスが働いて、動きやすくなる。


これまで書いてきました「頭が動けるように」とは、どういうことなの?
ということについてまとめてみました。


直立2足歩行の人間の脊椎は、重力に対して上向きのバランスを取っています。

脊椎動物は、目の見えている方向へ頭が進むように動きが起こるとき
続いて脊椎から身体全体にバランスする動きが伝わります。


赤ちゃんは、大きくて重い頭を支えられるようになり、ハイハイして前進できるようになり、
さらに立ちあがろうとくり返し転びながら、バランスを身につけていきますね。

しなやかに前進する野生動物の動きや、アスリートが100m走のスタートをする様子も思い浮かべてみたり~。

見ている方向へ頭が動いていく、脊椎動物が本来みんなもっている、自然な仕組みがあります。


普段自分の身体の事を考えるとき、頭の存在は忘れているのではないかしらと思います。

自分の頭を、どんな大きさでどんな形か、あらためて両手で実際に調べるつもりになって、
頭のてっぺんから、後頭、そして全体を、優しく触れてみてくださいね。



頭は、どのくらいの重さでしょう?頭bone_skull_side

5キロ以上もあるのですって!


首が頭を載せている関節は、左右の耳の穴の奥あたりにあります。

後頭骨環椎(頸椎1番)の関節が、頭と首の接点(環椎後頭関節)。
 
首の骨は頸椎といいます。
頸椎の上に後頭骨がのっています。
頸椎は7つの骨があります。




環椎Gray86

環椎(頸椎1番)は、輪状で左右に2つの楕円関節面があり、
後頭骨が乗っていて、筋肉や靱帯で支えられ、
スライドするように動き、ここからうなずいたり、
傾けたりすることができます(繊細な動きです)。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%92%B0%E6%A4%8E
 
 
頸椎1番は、軸椎(頸椎2番)の突起によって回るようにできています。BlogPaint
突起は首の前側。




重力に対して、頭の重さを脊椎が積み重なって受け止めています。

脊柱は、頸椎・胸椎・腰椎・仙骨・尾骨の全部で26個の骨が連なっています。

脊椎の周りの、深い所にある脊柱起立筋が、
骨と骨をバランスするように働き、この筋は身体が活動するために、ずっと働いています。


頸椎の周りに働く筋肉の調整によって頭部を支えています。
頭のバランスには、特に首の後ろの後頭下筋群が関係しています。脊柱20100712_1440316

【小後頭直筋に関する一口メモ】
ウィキペディアより

後部の後頭下筋群の一つです。

ここの筋肉は、様々な姿勢をした時に、目線を水平に保つために、調整をする部分です。

頚椎の1、2番は、その意味でも大切な部位です。

また、この部位は、椎骨動脈や頚動脈といった、脳への血液循環を左右する複雑な部位でもあります。

それゆえに、これらの後頭下筋群の働きは重要です。


引用ここまで


このあたりが収縮すると、後頭部下筋群k118頭を後ろに引き下げる作用があります。



何か危険や刺激を察知した時、身体を守ろうとして起きる働きで、
ギュッと首の筋肉が緊張する、びっくり反射というのもあります。


現代の生活の中では、成長していくうちに、
様々な活動において、必要以上に首を縮めてしまうことが度重なっていて、
脊椎のカーブの持つ弾力のある支えの働きを活かせなくなってきています。


たくさんのストレスや刺激への反応で、頭を支える首の筋肉が収縮して固くなるとき
頸椎が動きにくくなって頭とのバランスを崩し、それが脊椎全体へ負担になっていきます。


ちょっとした余分な力が入ることでも、活動に対処するために働く身体の表面の筋は、
バランスの変化を察知して身体を支えようと働くことになります。

それは、その人の身体の使い方によっては、
肩凝りなど身体のいろいろな疲れや痛みにでるだけでなく、様々な動きにくさ・やりにくさを起こしてしまっています。



「頭が動けるように」
と思うことで、脊椎とのバランスを取り戻し、
身体の緊張を無くしていくことができます。


動こうとする意識と、動きの変化はつながって、末端まで全身に及びます。

身体全体への動きの指令は「動こう」、「~しよう」と思うことで起こり、
動く指令は瞬時に身体に伝わります。




ここで実験です。************** 
 


頭が全然動かないように思いながら、左右を見てください。

身体にはどんな動きがあるでしょうか?
身体ごと向きを変えるようになるでしょうか。

「頭が動けるように」
と思い、視線から動かしていき、
頭がその動きについていくと見たいところを見ることが出来て、
身体の動きもついて来ると思いながら周りを見てください。

身体のどんな動きの違いがあるでしょう?
ずっと楽に自由に見えますね。



頭が全然動かないようにと思いながら、
弾きたい音を演奏して(やりたいことをやって)みてください。

首を固く縮めていると、身体の動きはどうなりますか?

これは、ストレスで緊張していて身体が委縮し固くなった状態と似ています。
弾き心地、やり易さはどうでしょう?


その固くなったところから、
今度は、
頭が動けるように、身体全体がその頭の動きついてくる思いながら
周りに意識を広げて、自分全体が伸びて広がるように思いながら、
弾きたい音を演奏して(やりたいことをやって)みてください。

響や、やり易さに違いはあるでしょうか?


            **************


楽しいことや嬉しいことをのびのび・生き生きと行っている時には、
身体はのびやかで緊張は少なく、活動的になっていますね。

小さな子供がびっくりするくらい大きな良く通る声を出すのは、
この頭と脊椎の関係がとても良いからかしら(笑)



私たちは普段どのように過ごしているでしょう?

今の身体の様子は、長い間にだんだん身に付いた身体の使い方の習慣でもあることは、
なんとなく想像がつくかと思います。



シェイクスピアの朗唱家だったアレクサンダー氏が、
舞台上で声がでなくなってしまったことから、再び舞台に立つための強い情熱を失わずに、
その原因を自分のやっていたことから突き止めようと決意し、とても長い年月をかけて探求します。

再び声を自由に出せるようになった過程から、
どんな人間の活動においても、目的を達成するためのプロセスに重要なことを見いだしました。

その考えの1番重要になる考え(プライマリーコントロール)に、頭と脊椎の関係があり、
そして身体へ働きかけている意識的な思考が、関係していました。



頭がどのように脊椎とバランスしているかが、全ての活動に影響を与えていて、
「頭が動けるように」と思うことが、自分全体の働きのためにとても大切なのです。



興味をもたれたら、演奏や生活に試してみてください。
 
小さな変化を楽しんで♪



アレクサンダー・テクニークについて、関係する本から、入門編のご紹介です

『アレクサンダー・テクニーク入門』サラ・バーカー著 北側耕平訳・片桐ユズル監修
『音楽家ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと』B・コナブル著 片桐ユズル・小山千栄訳


関連過去記事です 

はじめの一歩・・・やりたいことをやる為に       

胴体の動きのつながり    

頭はどこ?

       
       ****************

学んだことや日々の体験から、大切に思えることや感じたことを文章にして、
読んで下さる方との交流をはじめて1年になり、
記事数は100を、アクセスも10,000を超えました。
これからも、感じたこと・学んだことをのんびり書いていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

最後までお読みいただきまして、どうもありがとうございました。

 

気持良く座っていようと、
電車に揺られながら、考えていました。


どんなふうに座ってるかな。
頭が動けて、
座骨の上に胴体が軽く乗っているようにして、
股関節からも動くことができて、
膝は楽で、足は床を感じる。

脊椎は、積み重なってバランスして、
頭が動く方向は、矢印を書くとしたら、
頸椎の一番上から頭のてっぺんへ、
首の後ろが楽に伸びて、上前方向へ動いていける。


そしてサラ・バーカー先生の本を、
また久しぶりに、始めから読み返していました。

本にもある、頭の方向について思っていたら・・・
今までにない様子で、肋骨がちょっと動いたのに気が付きました。

肋骨はスッと下向きに少しだけ降りて行きました。

着ていた服と胸の周りにゆとりができて、脊柱20100712_1440316ふわっと胸周りが柔らかで、
脊椎のカーブは少し上向きの弾力があった。

これが頭の動きと首から脊椎がついていったとき、一緒にありました。


肋骨に下向きのカーブがあって、
脊椎からにつながるバケツの柄のように動きます。

脊椎にもカーブがあって、
脊椎のカーブの伸びがあり、動きがある。

その動きは、頭と首の動きについていく。

動きは身体全体で一緒にある。


縮んでいた首が伸びて、脊椎が上向きについていくと、
上がっていた胸が緩んでいって、あご下の首の窮屈さがとれ、
視線も、楽に前を見ることができる。
K0010058
ちょっと目線が下を向いているような、違和感がとれました。
胸をいつも少し上向きにしていたようです。


身体の伝えてくる情報は、
具体的なより現実に合った身体のイメージによって、
もっとはっきりしてきたように思います。


次の日、その素敵な感じを、もう一度やってみたくなる。
残念ながら同じ感覚再現できるわけではない、と知りながら、
どうだったかな、どうすればまた肋骨のあの感じがやってくる?と、
ちょっと思ってしまう。

もう動いたんだから、変わっているかもしれないし、
またいつもの習慣に戻ったかもしれない。


自分が気持よく座っているために考えて、
思ってみることで変化がありました。


なんでもやりたいことをやるための考えとして
頭と脊椎の上向きの方向を思い、その動きについていく

ここに戻って、
いつも、またそこから始めればいいし、
いつか、またどこかの動きに氣が付けるかも。

なんだかちょっと楽しみ。


***


バレエのレッスンで感じたこと。

バランスは動き。

気持良く動かせる時は、
関節や筋肉、身体の中に少しペースがあるような感じがします。

いつでもすぐ動きだせるような軽やかさがあるときは、
動きための、支えもあります。

すぐに動けそうな身体でいる。
いつも身体の中に動きがあるまず頭が動く、
それを思うのをきっかけにして
みます。

立っていても、座っていても、
いつも体には動きがある。

そして笑顔でいると、動くことがいきいきとして、
なんだか楽しくなってきます。


「能力を出し切る身体の使い方/アレクサンダーテクニーク」
(ビイング・ネット・プレス発行)お勧めの本です♪




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久しぶりのバジルさんのレッスンにて。


練習ではいろいろプランを考えて練習していたのですが・・・
いざ人前で弾こうとすると、あわあわ・・・。
でも気を取り直して、振り返ってみます。



あれもこれもと複雑に思い出そうとするより、
練習したできることを信頼する。


「A・Tをちゃんとやれている?」と
チェックすることを手放す


この日はクラスメートも同じように、
「頭が動いてそうすることで身体全部がついてきて」とお願いして、弾く。
というシンプルさでやっていました。

先生の手のサポートは、
胸のあたりの角度でした。

久しぶりにぐぐっと促され、
下向きになって背中が丸まったところから、
少しずつ、周りの人の顔が見えるところまで起き上がってきて、
左右・天井も見えるように、
頭を動けるようにして、弾いてみます。

どうも、丸まったまま、背が縮んでいるように感じます!?
「伸びようとしていたんだね~。」と言われました。

はい、「もっともっと伸びることができるはず~」と思っていました。


先日の由香先生の時は、
弾きながら肋骨が楽器から離れていくようになると言われ、
あぁそうだな!とわかりました。

これと関連していると思います。
でも今日はすごく変な感じ。

実際丸まったような感じで弾いてみると、
変な感じで、可笑しくて笑いっぱなしでしたが、
笑えるってことはこれまで上手くいってる時です。


あれ~これでも弾けるのね。
変な感じがするけれど、身体は弾きにくさや固さも無いし、
どうやら音はずっといいみたいです。

確かに弓が楽器ともっとフィットしている。

すごく変な感じ→こっちがいいみたい、になります(笑)


「何をしていたんだろう?」
それを考えてみるのが宿題になりました。


これまでのいろいろなサポートで、
頭と脊椎の関係があれば、
けっこうもっと上に伸びていけるのだ!と思っていたけれど、
伸びている感覚を再現しようとするのではないのですね。

上・前の方向性に、もっとゆったりとついていく、
動いていけると思う位でいい。

以前すごく上手く行った時の身体の様子を何か再現しようとして、
やっぱり、固まってしまう。

やっていたことは、伸びようとしながら同時に、
無意識に背中を後ろへも引っ張って少し反っていました。
それで胸が、上に向き加減でした。

見た目ではほんのちょっとのバランスが身体の後ろへかかっていくと、
弾きやすさや、響きが変わってしまうくらい、
弓の接触に影響があると思いました。


「肋骨は胸椎から前の胸骨の方へ下向きの角度がある。
K0010058脊椎には胸椎では後ろ側へのカーブがある」
というボディ・マッピングを知っていたら役に立ちそうです。

カーブに沿って動きがある。
腕を動かす筋肉は
胴体にもあって、身体の表層の筋肉。

身体を支える筋肉は
身体の深層で、
脊椎の周り
にある(脊柱起立筋)


バランスは動き。

頭と脊椎全体(身体の軸)がバランスしていれば、
腕を動かしやすく、楽器を鳴らしやすい。

後ろ側に反っているとき、
身体の表層にある筋肉が身体を支え、
バランスを取ろうとするため仕事もしなければならないので、
動きを妨げる。

身体の軸でバランスする。腕が使いにくい時は、
この事を思い出すと良いと思う。

そして実際まず
「頭が動いて、そうすることで身体全部がついてきてとお願いして、弾く。」
で、シンプルにやってみる。

正しさや、
上手く行った時の感覚でかつてのやり方を思うより、
その時その都度、
また新たに、上・前の方向性を考える。

こんな感じと思うより、
意識的に具体的に言葉にしていくことも練習。



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楽器を弾くときに、考えたい身体のこと。

一番は、頭と脊椎の関係性、
「頭が動けるようにして、そうすることで自分全部がついてくる」
を自分にお願いすること。

今日は、頭がどれくらい無駄に動かないで弾けるかを考えてやってみました。
自分の全体の中でまず、てっぺんのバランスをたいせつに。


「無駄な動きは不自由さの表れなの!」
と、ヴィヴィアン先生はおっしゃっていました。


あらためて、腕の可動性について確認。

腕の骨格構造的な始まりはどこ?
鎖骨。
鎖骨から腕が動くと思って弾く。


肩甲骨も動く。
腕を反対側の肩甲骨を触るようにぐーんと動かす。
両腕を肩甲骨ごと 前方へストレッチ。
いろいろ腕を回したり伸ばしたり。
肩甲骨はもっと可動性がある。

演奏前の準備にとてもいい動きです。
腕と身体のつながりを思い出します。


肘。手と肘の関係は?
手の動きのための、肘の動きを見てみます。

左手は指板に沿って、右手は弓の軌道に沿っていくとき、
指先の動きに肘がついて行くようにすると?


腕は、身体の前で使う。
腕の動きに伴って、身体の軸で回る事も考える。
軸はバランスに沿うようにシフトして動く。


腕が身体の軸に沿って使えると呼吸もしやすく、肋骨も動く。
呼吸で身体が動いていく。
息が出たら、肺に空気は自然に入ってくる。


座っているときの座骨・股関節と脚もつながって、
全身上から下まで動いていく。



メモ

何を考えたらうまくいくか。
考えたいことを口に出して言ってみる。
書き出してみる、絵にあらわしてみる。
思いだすために目に触れるように置いておく。




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楽器を演奏する時の腕と脚、
身体全体の関わりが気になっています。


全身がつながって動くことについて、
腕や脚の動きと、胴体の動きのつながりについて書いてみますね。


胴体を立てて起こしておく骨と筋肉は、
支える仕事と動かす仕事をしてくれています。

脚や腕を動かす時は、胴体が支えて働きながら、
身体全体に動きがつながります。

胴体を安定させるためには脚が、
脚を動かすにためには胴体が、
それぞれつながっていて働きます。

腕が動くためには、
同じように胴体がつながって働くことを思い出しましょう。


胴体には、5キロ前後ほどもになる重たい頭がのっていますが、
普段はその重みを感じることはほとんどありませんね。

身体の一番上の重たい頭を支えるために、
身体はいつも休まずに働いています。

頭が動いていくと、
重さを支える身体のバランスが変わっていきます。


K0010051普段の生活で疲れや痛みがある時には、
首や肩に気付いたり、
または脚につながる腰・背中などを意識したりしますね。

いいお知らせ。

頭がバランスよく脊椎の上にいるとき、
重さを支える身体の負担が減って、疲れにくくなります。


もっといいことは、胴体がバランス良くなれば、
腕・脚はずっと動きやすくなります。

胴体が手足の動きのために、
もっと関連して働くことを意識して使えるようになると、
もっとやりやすくなります。


身体の仕組みの知識を一部おさらいします。
ボディ・マップを知って役立てましょう。
K0010058
・ここで大切な認識は、
頭が脊椎のいちばん上に乗ってバランスしている場所です。
頭蓋骨の底の真ん中で、両耳の穴を結んだあいだの中央です。
ここでうなずくことができます。

脊椎には上から頸椎7個、胸椎12個、 腰椎5個、
そして骨盤は仙骨・尾骨・腸骨・座骨・恥骨。

たくさんの骨が連なり、脊椎の間には椎間板がクッションになって、
重さを受けとめながら、身体の骨格の軸を作ります。

胸椎に肋骨左右各12本がつながります。

・そしてさまざまなはたらきを受け持つ筋肉たちは何層にもなって、
これらの骨と骨とを複雑に結びつけて動かし、
驚くべき緻密さで多様な動きに対応して働いてくれている。

これらのしくみを活かすためのポイントは、

・バランスすることは、常に動けるようにあり続けること。
・骨と骨が連動するように筋肉が働く。
・頭と脊椎のバランスが胴体から全身へつながっていくと思うことは、
やりたいことのために身体にとって機能的に働くことを助け、腕と足を動かしやすくする。


今、身体のどこが動いているかしら?
今、自分を支えてくれているのは、何でしょう?
そして、身体のつながりも思い出してみましょう。

胴体がどのようにつながりをもって動いているかは、
やろうとしている動きにすぐに影響があります。

そのつど、今ここから、頭が動けるようにして、
身体全部がついてくると思ってやってみます。


演奏で、または生活の中で、
このようなことを考えながら動いてみたらどうでしょう。

やってみたら、違いはありますか?
試してみてくださいね。



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