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カテゴリ:ビル先生

観察 4 観察し続けること

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観察し続けていることが、今にいるということ」KIMG0300
と、ビル先生。

とても心に残った言葉です。



過去でもなく、未来でもない、今。

今できる、1つの事は、
観察し続ける事。

今と、観察がずっとつながっていく。


空間の広がりと、
自分全体の働きの中で、
起きている、ありのままを見続ける。

呼吸があり、周りが見えていて、ここに居る。


全体の関係性の中で起きている動きについて思う時、
スペースの広がりは内にも外へも、全方向へ、
皮膚の中にも外にも、意識は広がっていく。

伸びて、広がって、つながって、動いていける、
今につながる、選択のスペースができると氣付く。


自分をきゅっと小さくして、
狭い思い込みの中に、閉じ込めているんだな・・・

そこから出てくればいいんだ。


怖れて身がまえているよりも、
自分につながるたくさんのものを、見つけだすこと。

そして、すでにある豊かさを思うこと、
大切なことを思う、温かな気持ちもあるのだということも、
また一歩ふみだす為の、信頼になっていくのでしょう。


上手くできない、やりにくいことがあるときに、
がっかりして、残念な気持ちになったり、
申し訳ない気持ちや、怖いなと思うことが、
私はよくありました。

演奏が上手くいかない時の居心地の悪さは、
自分と、楽器と、対立してしまう、
周りとの関係が、切り離されてしまう・・・
そんな状態なのだと、だんだん理解するようになりました。


楽器をコントロールしようとするのではなく、
楽器と一緒にいることや、楽器がやってくれること、
身体がやってくれることを、信頼するのだよ。

たびたび、そのようにご指導いただきました。

ああそうだったなと思えるとき、まるで目が覚めるようです。


それは、自分でやっていることに氣が付いて、
自分とのさまざまなつながりを思いだし、
硬直した状態から出てこれて、変えていける。
あらためて選択をすることができる。
そんなスペースがあるのだと、思えることなのでした。



最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

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前回の、胸骨のマッピングは、
先日のワークショップでのトピックでした。


ビル・コナブル先生は、アレクサンダー・テクニークの先生。

私達がどのように自分全体を使っていくか。
「ボディ・マッピング」の考えを役立てます。


身体は、自分の思っているようにやろうとしているので、
動かしているつもりところが、現実のしくみと違っていたら、
ちょっとしたずれでも、困難さを生んでしまいます。


股関節のマッピングも丁寧にしました。

それぞれの股関節を動かし、触れてみて、
現実のしくみの理解を深めました。

股関節の場所・形・動きなど、ふむふむ。
つながる骨盤・仙骨、結合組織などの情報も興味深いです。

股関節は、脚と胴体の動きのつながるところ。
胴体と脚は支えあいます。


***


ビル先生のお話しで、
支える方向性についても、とても印象に残りました。


「胴体は上向き、脚は下向きに。」

そのことを、とってもシンプルに思ってみたら、
身体全体で方向性を持つことが、
あらためて腑に落ちました。


方向性という言葉は、難しい感じがするけれど、
どっちに向かわせる?と意図すること。

頭が動けて
そうすることで自分全体がついていく
股関節から動くことができて、
脚が下向に支え、上に向かって胴体が起き上がる。

股関節から上と下へ双方向に、動きを支え合う。

床が体重を押し返す、抗重力と共にある働き。


当たり前のようなのに、新鮮!

なんだかとっても気持ち良くて、
ちょっと、背が伸びた~♪


最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

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