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カテゴリ:今日の学び

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フルート奏者の祥子さん、ヴァイオリン奏者の史佳さんと一緒に<コトリオ>というグループ名で活動しています。
アレクサンダー・テクニークを学ぶ仲間なので、演奏の中で実験・実践をしています。

昨日は祥子さんのフルート教室の生徒さんとコトリオとで、アンサンブル会がありました。
生徒さん方も、アレクサンダ・テクニークを使っていく練習を重ねながら、演奏していきます。

昨年末からの数回のリハーサルがあって、練習成果を録画することになり、フルート・リコーダーと弦楽器が一緒に奏でる響きを、心地よい緊張感とともに楽しみました。


音楽のリハーサルの中には様々な意図がありますが、
何がその時大切になってくるのか
どのように演奏するのか
そのために何をしているのか
という観察があり、それについての考察と提案があります。

自分全体がどんなふうに使えるだろうか
どうしたら自分自身を伸びやかに生き生きと表現できるのかしら
という視点から実験していく探求もできるのです。

何か課題を見つけたときに、それをやっているときの自分の使い方に意識を向けられたら、
必要以上の頑張りや、無駄な動きが減っていきます。
そうすることにより必要なことは自由に行えるように、身体の本来持っている能力を使っていくのです。

必要なだけの時間をかけること、むやみに繰り返さないこと、意図をもってやってみること、この辺りも大切な要素です。

繊細な変化を意図して、小さな変化を見逃さない注意力が養われます。
表現の豊かさにつながる素敵な変化の兆しが、だんだんとわかるのです。
良い方向性を見出せる感覚を育てることは、どんなことにおいても大切なのです。

プロセス・道のりにおける探求心、それを楽しんでいきたいですね。
今、まだできないことはいっぱいあるけれども、それは静かな喜びを秘めています。
やろうとおもってやってみた、すべてのことに意味があるですよね


会が終わってから、コトリオの3人でたくさんおしゃべりしました。
帰り際、祥子さん宅の花壇のラベンダーの枝を花束にして、プレゼントしてくださいました。
もうこの季節にも花が咲くのですね!とてもいい香り。
写真に撮ってのせたかったのですけれど、この素敵さがまるで伝えられないので止めました。


最後までお読みいただきどうもありがとうございました。

ケガの功名で、探求中

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昨日脚を強打してしまい、だんだん痛くなって夜には歩行困難に。
さて翌日の今朝、どうしようか考えます。

休日診療は徒歩5分の病院がありますが、湿布を貼って安静に、ということぐらいの対処法だと思う。
仕事がお休みでよかった。

幸いさほど腫れたり内出血もない
関節は痛めていない、正座・屈伸は問題なくできる
ひざ下腓骨外側上部に、勢いよく重さが加わったダメージ(😣)
重さ、ねじりを支える働きで激痛

課題:
全身で上向きのサポートと、四肢のバランス配分を考え、痛みを生む圧を分散できるように動きたい

実験:
1壁やテ-ブルを伝って歩く
2痛くない方へ腕で支えつつ足に重さを移して、痛い方の脚をかばう
3道具を使う
✖傘(ゴミ出しで使用、曲がりそうで重さをかけづらい)
✖杖(合氣道の、フローリングはコツコツ音がする)
!お掃除ワイパーを使う
  〇ゴム面のパッドがすべり止めになる
  〇お掃除接地面が広く安定性が良い
  〇全方向に角度が変えられる自由度もある
⇒痛い方の足のすぐ近くに置くようにサポートして歩く
  〇お掃除クロスを付けてみる
⇒一歩づつ、試しつつお掃除しながら進むことができる
⇒痛くないバランスを見つける🤩
◎ワイパーなしでも歩けそうだとわかる🤓


痛みを意識してしまうと、怖さから動きにくくなる。
どんな動きができそうか、無理のない動きはどのようにしていくか、
身体のシステムによ~く聞きながらやっていきましょう。


昨日の稽古中、隣の人の受け身が勢いよくぶつかったのでした。

私はその時取り(技をかけるほう)で、軸足の方に衝撃をもろに受け止めてしまった。
畳なので倒れるのは上手にできた。
最近受け身から立ち上がる時のバランスなど、考えつつやってきてはいると思うのだけれど。

滑らかに必要な動きが出せるには、自分と周りの様子が見えている必要がある。
動きが固くなる時、視野が狭いのですね。

確かにその時の意識は自分のやることばかりだったし、周辺視野を使って、周りの状況を察知できるように意識を広げておく必要もあるのだと、学びました。



最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。







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身体の観察・楽器の構えに関係する氣づき

身体の後側では、以前はたびたび痛みがありましたが、
今はほとんど改善し腰痛や肩こりはありません。

ちょっと前まで、前側はあまり困った感じはしていませんでした。

でも実際は前側に関係していろいろあることも少しずつわかってきました。
顎から脚まで・・・!!
全部一緒に。
1つ1つ順番に。

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ファシア

ファシアを学んでいくと、
身体の組織は様々な膜と層構造があり、
様々な細胞と構成物が包み包まれて相互にその機能を保ち、
支えていることがわかります。

ファシアの定義はまだ用語もいろいろにみられて、
定まっていない現在も進行中の分野です。
筋膜とひとまとめにせず、
その詳細な機能を解剖手法によって研究しているステッコの研究に基づいた、
ファシアの仕組みを少し学んでいます。

ファシアは浅層・深層があり、様々な構造をつないで機能しているシートです。
ファシアを通して骨や筋肉の動きは各所に伝わって、
それがさらに全体の機能をつなぎ統合する重要な働きをしていることがわかります。



筋肉は細胞の束となって、束ごとにまとめる膜があって、
腱になって、腱とつながる膜は各機能とつながる構造に働きかけます
個別の筋が力を伝えるために、
それぞれに動けるようなすべり面があったり、
可動性をつないでいる構造がファシア層です。


写真で見るとお腹の筋のついている腹直筋鞘背中の筋のついている深層の腸腰ファシアは、
白い繊維が広がって見えますが、働きも広範囲に関わっています。
細い繊維が方向性を持ちつつ重なっているのがわかります。
筋肉のラインに沿って、前側、後ろ側と構造を支えたり伝えて(筋ファシア展開)連動しています。
アナトミー・トレイン(トーマス・マイヤー)


マッサージやテーピングもファシアの展開方向にされることが効果的なのもなるほどです。
ストレッチは、筋を取り巻く組織の温度を高めることで、コラーゲンなどの流動性を高める必要があるということでした。

そして1分ほどの持続的なストレッチでは80%ほど可動性を高めるそうです。
温めることで動きがよくなるること、
ストレッチにはある程度時間がかかるということも、要チェックですね。

学び始めなので大まかです、もし間違っていたらごめんなさい、修正します。
また学んで今後も書いてみます。

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座禅

春から瞑想をするようになって、
結跏趺坐という脚をももにのせる座り方で瞑想していました。
始めは太ももの厚みで足首がきついし、
しびれて痛くて大変でした。

痛いことも観察し、
もぞもぞしたり何とかやってました。
ようやく半年過ぎた頃、
脚のストレッチがされてきて、
痛みが少なくなってきました。
1時間後に立ち上がる時のしびれも、
だんだん回復が早くなってきました。

小さい動きをよくよく観察していくと、
もっとお尻の方が動けると気がつきました。
太もも前側からお腹、
反対後の太ももから骨盤背中の様子。
表面、中の方、
どんな感じ?

静かに観察していたら、おっ?!
普段あまり気がつかない内臓の方に動きがあって驚いた。
身体に入っていた力を気がつくたびに緩めていくと、
自然に脊椎の動きも起きました。

どうやら、骨盤の股関節回りで、
前側が強く引っ張ってギュッと締めていました。
そういえば、考えてみると呼吸でお腹があまり動いていません。

股関節の動きは身体の前側のつながりがあって、
前側の腹直筋鞘や大腿ファシアのつながりを動きにくくしていたのだと、
わかりました。


静かに座り続けてみると、
力の入っているところにあちこち氣づくことができました。
呼吸の動きは、
吸うと胸郭が広がる動きを思いながら。
息が入ったら、
お腹はもっとゆったり広がっていいのだね~。

またお腹をすぐにギュッと締めたくなります💦
お腹とお尻、ずっと引っ込めようとしていたんだなぁ・・・
股関節の働きために、お腹も腿も緩められることも必要でした。


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演奏の場面ではどうでしょうか。

動き出そうとするときの、股関節や脊椎の様子はどうでしょう。
頭の動きからつながっているかしら。

私自身は身体の前側を固くしている自覚があまりなかったのでしたが、
どうもこれがしぶとくて、喉・首・顎に関係していると確信した。

そういえば、家でリラックスして練習しているときはエンドピンは長めでいいのに、
外で実際の演奏を聴いてもらうような場面になると、ちょっと短い方が安心。
エンドピンが短い方がいいと思うのは、
その方がしっかり弾けるような氣がする弾き方に戻りたくなるのです。
身体の前側を屈める、縮めている動きは、
ちょっとした緊張に表れているようです。


脚からお腹にはいる力に気がついて、
胸部から首への緊張について、開放することを試みます。

以前に書いた親指の伸びていける方向性のアイディア、
呼吸の動き、身体の前側でお腹周りのつながりなど、
頭の動きから一緒につながる動きとして思い出してみよう。

全部一緒に一つ1つ1つ順番に。
そして、静かに少し時間をとってみる、
もう一度やると決めて動く。
言葉にするとこんな様子かな。
実験はつづく。



最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

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合氣道で、技をかける方と、受ける方があります。
どんな風に手を使うか、いろいろあります。

技によって、かけやすいように取らせる。
自分の力みも、相手に次ぐ伝わります。
意図があいまいだと、全然動けない。
こうするとこうなるという理、まだまだ全然わからないことばかりですが、
少しだけ思うところを書いてみます。


柔らかく動く。
かけるほうの時、腕を大きく回したり、小さく回したり、
そのとき自分の手は自分の前にあるように身体を回していく。
自分の力がつたわって、相手が動いてしまうような所へ動いていける、
腕と身体全体のつながりがある。


受ける方の時、怖がっていると固くなってしまう。
ほとんど皆さん上級者なので、ゆっくりやってくださいとお願いすれば、
とっても優しくやってくれます。
今の自分の可動性でこのくらいならついていけそうという範囲で、
安心なくらいでだんだん負荷をかけてもらいます。
自分が動けてくるようになれば、相手もそれに合わせてくださいます。

抑え技は、柔らかく受けることができれば、じんわり効いてきます。
先輩はさじ加減はお手の物ですから、こちらの顔色を見ながらキュッと決められてしまいます。
瞬殺です(笑)


どんな風に動いたらいいのか分からないで棒立ちになってしまっていたら、ある意味成立しない。
相手を動かそうという意思、相手に動かされるという同意があって、
そこで起きるくるくる回る動きが起きる理があり。
各所で見られる螺旋の動きに、パワーがあるのだなぁ。

投げ技は、受けて転がって、起き上がる、向かっていく、
その繰り返しが気持ちいい。
もうすこし上手になりたい。
かけて、受けて、つながる、
その連続が、何とも言えない時間で。
そのまだわからない何かの中にいます。



自分全体がついてくる動き。

腕に力が入ったら、腕が動ける全体のつながりを思い出す。
脚が固まったら、脚が動ける全体のつながる動きを思い出す。
部分じゃなくて、全体が動けるように。

全部一緒に一つづつ順番に。
手首や腕の動きから、胴体と足がついてくるように。
股関節やひざの動きから、胴体と腕がついてくるように。

やりたいことをやるために、
頭が動けて、自分全体がついていくことができて、
そうすることで、周りが見えていて、
頭の動きに胴体がついていく、
腕と脚の、胴体から離れるように動けるつながりがあって、
腕と脚の、胴体を動かすつながりがある。

その動きは相手とつながる動きになる。



最後までお読みいただきありがとうございました。



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投稿の間が空いてしまいました。
元気にしております。
夏から4か月お休みした合気道を再開しました。
これまでにもたびたび休んでしまったので遅い進み具合なのですが、またぼちぼち行けたらいいなあと思います。
身体は軽く、膝もほとんど気にせず動けて調子が良いです。


やり続けることについて考えました。
わたしは、教わって理解してできるようになって、身につくまでとても時間がかかります。
何度も何度も教えてもらいます。
何となくできて、繰り返していけるようになって、そこからまた気づきや、アドヴァイスをもらえます。
大事なのは、気づきでしょうか。

何でも始めはわからないことです。
自分がいいと思うことも、知っていることの範囲のことと言えます。
難しく感じたり、やりにくく感じる時、何に気がつけるかが大事と思います。

なんでそこに違和感があるの?
どうしてそうなるの?
自分は何をしているの?

力を抜くことがわからないのは、まず力を入れられないことも含め、つながる張りのある動きが見つかるまでは、やってみるしかないのだなあと思います。
「剣も100回降って疲れるくらいやったら、力は抜けるんだよ」と先生のお言葉。

ただ立って身体の力を抜きつつ手と腕を上げて保つことだけを、5分やってみたら、それを日々観察していたら、まだ力の入っているところに気がつきます。

身体のつながりをよくする体感が重要なのだなぁと思います。
支えがあれば抜けるし、必要な力が使えなければ支えられない。
支えを育て、気づきが育つのは双方向ですね。

意識的にやることで繊細な新しさをまたここから感じ取れるように。
どうなってる?という興味に沿ってやってみよう。


自分全体の動きには、骨や筋肉だけではなくて、それをまとめたりつないでいる働きがあります。
どんなつながりがあるのかも、少しずつ体感しています。
いつでも動けるように、すっと滑らかに動かせるようなつながりを見つけます。
ある時ふっと、ちょっとした手ごたえが見つかる面白さもあります。



最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。


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きみこさんのGAP(ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス)ワークショップ基礎編に参加しました。
私の体験から少し書いてみます。


問いかけによって、今何に注意を向けていくかを選びます。

1今自分の周りにあるどんなことに氣が付いていますか?
2今自分の皮膚の内側のどんな感覚に氣が付いていますか?
3今自分の頭の中にどんな考えがありますか?


2人ペアになって、
それぞれに3分間づつかけて意識的に言葉にしていく練習をしました。
そして、それを話しているの聞くということを互いに交代でやります。

話すとき、ただ聞いてもらっているということに、照れ臭い感じがしました。


また「好きなものは何ですか?」と質問してもらい、1つ1つ応えていきました。
それについて5分話し、5分聞きました。

聞いてほしい質問をいくつかの中から選んで
聞いてもらうというのもありました。8分話し、聞きます。
私は「欲しいものは何ですか?」を選びましたが、案外言葉が出てきませんでした。


相手の人がどんなことを話すのか、とても興味深く聞いていましたが、
黙って受け止めて聞いていればそれでいいのに、すぐに反応しようとする自分に氣が付きます。

相手の話を聞くことは、確かに、自分の中の何かを刺激されます。
同意したり、解釈したり、自分の考えを言ってみたくなります!
その話しにどんな反応をするのかは、私の選択。

ただ聞いているだけでいい、という選択普段意外としていないかも。
思いは浮かべておく。そんなメモをしていました。


そのあとみんなで感想をシェアしました。

これまでにも2回ほどの機会もありましたが、
今回は前とはまた少し違う氣付きもありました。


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伝わってくる感覚、そして認識と選択。

自分の外側・内側・頭の中にある3つの意識に区別している
感じ考えていることを言葉に表現している
相手の話していることを、受け止めている


問いかけ、観察し、受け取る。
その時、その空間で、自分全体でその人全体と一緒にいることができたら?
ゆったりとそんな時間を過ごせたら?


この体験、あとからじわじわ来ています。


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ワークショップで帰り際に、GAPについてのパンフレットと小さなカードがあって、そこから1枚もらいました。
ワークが進むといろんな質問があるんだなと思いました。

何気なく手に取ったカードには、ある質問が書かれていたのです。
「あなたが待っているものはなんですか?」(Tell me what you are waitng for.)
この質問に覚えがあったので、はっとしました。


クラスではいつも望みを尋ねられます。
「あなたのやりたいことは何ですか?」
何がやりたいのかよくわからない。手が上げられないなぁ・・・

そんな私に、以前kenさんのクラスでもらった言葉でした。
「何を待っているのだろう?」
そのとき答えは浮かんでこなかったのだけれど。


さて。また巡り合ったこの質問・・・。自分自身に問いかけてみています。

これまで与えられた機会に応えることが多かった。
機会を与えられることを待っていた。

先日は生徒さんの募集をしました。
今は、お誘いし、機会を作る側にもなっているのでした。



「あなたが待っているものはなんですか?」
あなたにはどんな答えがあるでしょうか。



最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。








いつものようにやろうとすること

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先日、合気道の昇級審査を受けました。

広い本部道場で受験は2度目です。
100人近い人たちがいる前で、初めて組む人とやりました。

1つの技で、あわててしまいました。
出来るつもりのことが、最初の動きだしの手を間違えたら、
そのあと出てこなくなってしまいました。

あれ?
なんだっけ・・・

審査の先生の何度も技の名前を言ってくださる声は聞こえているが、
周りを見ることができず。
やり直す時間の猶予もあったのだけれど、身体が動かない。
たくさん練習したのに(泣)

そのあとは気持が切り替えられて、しっかり元気に出来た!
ということで、技は1つ抜けたけれど、合格でした。


先輩方、稽古してくださったみなさんが、
笑顔で「おめでとう!」と言って下さいます。
よし、次の目標に向けて稽古しよう~。

いまは、1つの事をやり終えた爽快感があります。
これが、いいな。
お祝い。


***
KIMG0626


振り返ってみれば、
できているつもり
の中には、
あいまいなところも含まれていたのです。

そのとき手先にとらわれて、
頭のこと、自分全体のことを思い出せていなかったんだ~
これがとっても残念。。
 
「いつものようにやろう」としていたから、
あいまいなところがひょこっと出てきたんだな。

「そこからどうするか?」の学びに向かうために、
失敗は教えてくれたと思います。


お稽古は、新しさに向かう体験に臨むことなのだ。

やっていることのその先の、
「こうやったら、どうなる?」へ、
いまここで、未知なるものに向かっていこう。


***


技は、一番はじめは見た目の形や手順から教わるけれど、
少しずつその意味をかみくだくように教わりながら、
動きながら考えていくようになる。

どんな動きのつながりが起きるのか? 
くるんと相手が動いてしまうのは、とても面白い。

先生にポーンと飛ばされると、なんだか思わず笑ってしまうくらい。
コロンコロンと投げられる。
転んでは起きあがり、また向かっていく。
これは子供の時の遊びみたいな楽しさです。


先生がポツリとおっしゃることは示唆に富む。
「稽古では、考えたことを試すんだよ」
「思うこと、意識が動かすんだよ」
 
「つながる」ということばがさかんに出る。 
それにまつわるたくさんのこと。

以前は、バレエは自分の動きのことだけれど、
合気道は相手がいるから難しいと思っていた。

何が見える?どう動く?何が起きる?

相手があるからこそ、そこで自分が何をしているのか、わかることがあるんだな。 



最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
 

響きあう 2

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先日のクラスで。KIMG0622

自分の声が、身体全体に響くことがわかった時に、
部屋全体の響きにも気づくことができ、
そこにいる人たちにもお互いに響いている、
ということに、はっ!としたのでした。

自分自身が響くのだという信頼は、
響きの豊かさと、空間でのつながりを思うための、
大きなポイントなのでした♪


***


自分の声が響いていくときには、
声帯が振動し、
空気は自分の中からも、
空間とつながっている。

聞こえる音は大きくても小さくても、振動によって伝わっている。
空気に触れ、身体に振動している。


楽器は振動し、
楽器の中からも空気が振動して、
空間に響いている。

楽器を演奏するとき、
指先に伝わる響き、身体に伝わる響きを思ってみる。


自分全体で、どんな響を受け取っているだろう?

表現したい音楽を思い、
頭が動けて、自分全体がついてきて、
そうすることで、
1つの音を生み出す動きによって、
その時その空間で、
自分自身が響いている。


その音には、
繊細な、大切な思いが満ちていて、
その空間で、その時それぞれの思いに響きあうのだと、
氣付いていたらどうだろう♫



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最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

動かしているものは何?

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手の触れかた、持ち方、
力加減などが気になっていました。

合気道で相手の腕をさばくとき。
自分の動きに力んで固さがあったら、
動かされる方にも即座に、
その固さが伝わってしまうのだなぁ・・・。



アクティビティで、先生からのアドヴァイス。

「相手の骨を動かすことを考えてね」全身関節bjoint_all

そうでした!
やり方を思う時、
何を動かしているのか、
動かしているものの構造を考えてみるといいのですね。


相手の腕を持って動かす時には、
腕の骨につながる肩甲骨や鎖骨からさらに、
相手の構造を動かしている。

それを動かしている自分の腕と身体。
脊椎のカーブや、肋骨や・・・。


動いている自分の接している部分から
動かしているもの、腕からつながっていく構造へ、
その内在するものを思い、観察してみよう。

***

観察ためのメモ

相手の動きに氣づくために、
自分の動きに氣付いていく。

相手の呼吸に氣づくために、
自分の呼吸に氣付いていこう。


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***


演奏する時、指先が触れるとき。

音を生み出すとき、
動かしてしているものは何かしら?

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そのやり方は、
音を出すためのどんな機能を思っている?

どこかの部分だけを、
急いで動かそうとしてないだろうか。

目に見えていることだけでなく、
触れているところから、
自分全体と、楽器全体は、
一緒につながって動いていくのだな。




トミー先生のレッスンを思いだしました。
今春も来日されるので、とっても楽しみです!
最後までお読みいただきありがとうございました。 

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演奏や朗読などの表現で、
自分全体をどのように意識して使うのか、というアイディアをもつことで起きる変化。

音や声の、響や表現の存在感と質の違いはまさに感動的♪
先生のご指導のもと、本当にその変化を毎回目の当たりにしています。

チャレンジし、変化を受けとめる勇氣も素敵。
その人全体から、生き生きと輝くまた新しい何かが現れてくるのです。


何がその変化をもたらすのでしょうか。


私たちは、様々な情報から来る刺激を感覚が取り入れて、
自分全体の反応が起きています。


刺激に反応して、身体をぎゅっと固め小さくしてしまうと、
そのせいで次の反応を鈍くしてしまいます。

どう反応していけば、必要な情報を取り入れやすく、
よりふさわしい反応ができる状態になれるか、
ということを意識していくことが関わってるのだなと思います。


感覚を目覚めさせ、自分の大きさを取り戻すようにするために、
どうしたらいいのかを考える。

頭が動けるように、そうすることで身体全体がその動きについていくことを思います。


身体の中には、もっと外に向かって広がっていける伸びやかさがあって、
周りの空間には、もっとずっと広がりがあることを感じてみる。

1つ1つの音や声のエネルギーは、
身体の動きから発して、
空間の広がりへ届いていて、
ここそこで響いていることを思ってみる。

そうすると、意識も身体の感覚も、ずっと大きく広がっていく。 
その音の響きが、自分の中の何かを開いてくれる。


表現のために必要な力は、
もっと自分の中にあるのだということに氣付いていける。

新たな発見の驚きとともに、
こんな風にも出来るのだと思える。

誰もが、また少し変化しつつ、
また成長していけるのだと思える。


そして、たいせつな望みを思うこと。

なぜそれをやりたいのかということを、あらためて問いかけてみます。


本当にやりたいと思うことは、自分を動かしてくれる力。

チャレンジする。

やってみたい。
今、自分らしく♪


また少し新しい何か、新しい望みに出会っていくことを、
楽しんでいきたいですね!


最後までお読みいただきありがとうございました。 

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