チェロと歩む 

チェロ弾きの日々の氣付きと学びの記録。
チェロと毎日をもっと自分らしく、心地よく楽しむために。
~清野佳子のブログです~

カテゴリ: チェロ

チェロをこれから始める方の、初めてのレッスンにて。


どうやって触れる?

楽器とのお付き合いの仕方を、始めにやってみます。
楽器の大きさ・形や、重さを扱うために、
考えたいことを順番に、お声掛けをしています。



楽器を扱う動作とその意図をお話しします。

初めから丁寧にやってみることは、演奏そのものの準備になります。
意図をもって動くこと、必要な動きが機能的であること、
どんな考えで、どう動いてけるのかを学んでいけば、
身体に優しい、楽器に優しいやり方になります。



あこがれの楽器に触れたときの気持ち、思い出すとわくわくします!

私自身、子供のころから振り返ると扱いにはいろいろ失敗がありましたから、
あの悲しい思いをして欲しくないので
必要なことをお伝えしておきたいと思います。



無事持ち運んで、椅子に座る。

とりあえず簡易に、椅子を調節して、座って、
エンドピンを出して、長さを調節して、
楽器を立てて、自分の所に持ってきて、
チェロに触れるための脚の開く動きから、座り方を考える。
この辺りはいろいろ調整し、おさまりが良くなれば、まず待機状態。


そこから、両腕をチェロの前面に伸ばしてそっと抱えます。
ハグするようにしたら、椅子の上で左右にと、チェロと一緒に揺れてみます。
楽器を安全に扱えて一安心。にっこりします

椅子の上の自分が動いていくときの、椅子や床に触れる体の様子も観察します。
動きは全体につながっていきますね。演奏は全身に動きがつながります

やりたいことをやるための考え方、
その時々の自分全体の使い方は大切
です。



弓を持って、弓の重さを受け取ってみます。

傾けたり、倒したりするときの、支える重さの感じ方を調べます。
弓を持ちあげるときの、腕全体の動きは、どうなっているでしょうか。
弓先に方向を意図すると、手と腕の動きはどう変わるでしょうか。

ここまででもかなりの情報量まだこれでもざっくりです。


音を出すまで、弓を運ぶときの意図を伝えます。

弓の重さのバランスを扱い、毛が弦に触れるための動きを考えます。
持ち上げる。近づける。
弓毛の弾きたいところを、弦の弾きたいところへ向かわせる。
肘から回す。重さをのせる。
角度を選ぶ。方向を選ぶ。
弦と弓の摩擦、弾力があることを思いつつ、
弾くと決めて、弾く。


弦の振動の様子が見えて、弓をどれくらい使うかを選んで、やってみます。

始めはのぞき込むように、ちょっと小さくなっていましたが、
腕を長く使いやすくするために、座っている自分のことを思い出して、
試しながら弾いていきました。


どうでしたか?とお尋ねすると、
最後の感想は、「楽な時に、いい音がするでした!
そこを受け取ってもらえて良かったなぁ。


書いてみると、結構いろいろありました。
また少しづつ、丁寧に見ていきましょう。もし、それが望みなら。
繊細なアップデートは限りなく続く・・・

楽器の響と奏でる自分の探求の旅。
やってみればこその喜びがあり、
その奥深さへ取り組む人たちへの、共感と尊敬がますます湧いてくるのです。
たとえ今、その旅路のどこにいようとも。



最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。










口をちょっとゆがめたり、ほっぺがヒクっとなったり。
喰いしばるほどのことはなくなったのですけれど、顔が反応してしまうときがあります。
そんな時は、腕や指の緊張がありました。

鏡を見てみました。
「弾きにくいな」と思うところで、首をキュッとしたりは、
弾こうとする前からも、やり始めていました。


「そこをちゃんとやりたい」と意識するときに、身体に反応があるのでは?

このことに気が付いていて、
また部分的に「~しないないように」というように普通は考えるところですが、
繰り返しやってしまうようなことには、違う考えを試してみましょう。

これには抵抗があることでしょう。
いつもと少し違うやり方を選んでみたいと思う時、
やる前に、自分の全体や、周りの空間に意識を広げてみます。


やりたいことをやるために
首が楽で、頭が脊椎の上でふんわり動けることで、

鎖骨から腕が始まっていて、
胸骨や肋骨も腕の動きに一緒に協力する。

顔の筋肉は、直接関係ない。
笑うことも、休んでいることも選べる。


そうすることで、チェロが音を奏でるために、
指が行きたいところに行き、弓が弾きたいときに弾くことができる。

こんなプランを考えてやってみる時には、穏やかに弾いていられるようになってきました。
そうすると周りも良く見えてきます。


「具体的な必要なことは何かな?」「~する」

必要なことをひとつづつ順番に考えて。
新しい動きを起こすのための考えと、自分の全体の働きへの意識をつなぐとどうでしょう。

動きの自由さは、そのための考えと選択のやり方に関係しています。
新しい体験は、可能性に向ける目を開いていくことでしょう!


最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。


レッスンから。
ご本人のご希望は、
16分音符からのポジションの変わる跳躍音程、
指使いは、どれがいいか?
3種類も考えて試しておいででした




わたしからの提案は、正解ではなく、
跳躍音程の前にやっていた動きを観察することでした。


当たり前すぎるようで、無意識になっているところを見てみます。
音の変わり目にやっていることは何でしょうか。
何が起きているのか?



次の一連の16分音符を丁寧に少しゆっくり弾いて、さあ行くぞと思うところで止まります。
音を出すと決める、弓の動きに「待て」をかけてみました。

次へ行きたくなっていて、止まれないことに気が付きます。

そこで止まれる時に、音の終わりで動きを意識します。
次の音の始まる前にやっていることは何でしょう?
次の音を出す瞬間をあらためて決めます。


それぞれ、3つの指使いで丁寧にみていきました。
ポイントは指と弦の関係性。


動きが明確になってくると、音は問題なく明瞭になりました。
テンポを上げても、どのパターンでもできそうになりました。

後は音楽的な自分の要求にどちらがあっているか、選べばよいでしょうということに。


最後に2回続けて弾いてみられた時、
以前とどう違いましたか?とお尋ねしますと、
「指使いの問題ではなかったですね!」という感想でした。

観察することでも動きが変わります。
やりたいことのために、どう考えると、動きがどう変わったか。


指使いで、どれがやりやすいか、という正解を求めるよりも、
指の順番・ポジションとともに動きの意図を考えながら、
こんな動きがあるという探求をしていくことで、可能性を広げました。




速く・正しくやりたいという思いでいっぱいになっていませんか。

練習してうまくいかないとき、
問題だと思ってたくさん繰り返していることについて、
必要な動きについてどのような視点・意図を持っているか、
自分全体にどんな意識を向けているか、
問いかけてみましょう。

一つ一つの小さな動きが順番にあります。
弓が弾きたいとき、指が繊細な動きでそこにいるようにと思うとき、
必要な動きの観察と分析をしていける事は、
弾きやすさのみならず、音楽の表現の自由さにも役に立ちます。

やりたいことがより明確になる時、必要なことが整理されます。


最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。





「歌う」って??
何をするのかよくわからないって思うことがあったら。

実際、声を出してみましょう。
音程が難しい時は、階名だけでもいいと思います。
音の名前で読んでみて。
頭で考えるだけでなく、声にして、その声を聞いてみて。

関連記事
響を見つける
自分の声



練習するとき、
今どうなっているかな、を受け取って、
次どうしたいかな?を、考えてみましょう。
自分の思いを聞く。
そして、又新しく弾く。

つっかえるような場合は、
弾きなおす直す前に、なおのことのこと丁寧に歌ってみてくださいね。

「間違った!」と思う時、
「もっと違うように弾きたかった」という思いを
「こんな風にやってみよう」という声にして、
歌にして、弓を動かしてみて。

弓を動かすことを、声で歌うようにやってみましょう。
声にする前に手が動きませんか?
弾きたい思いに、
実は手はとっても素早く反応しているのです。



ちょっと待って、自分全体を思いだせたら、
そのほんのちょっとの時間は、
その次にどうしたいかを選べるかどうか、大切な選択の瞬間になります。



***********


指を動かすことは、弓が歌うために。
弓が出したい音を思う時、指がそこにいるように。
限りなく繊細なことなのだけれど・・・



鈴木メソッド1巻の最初のページは、
ほんと、よくできている!とあらためて思います。

表現したいことのために、
何を考えて、
何を準備して、
考えながら待てる、
弾くと決める、
そのプロセスが、書いてあるのだなぁ。



最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。




今日は、宮田 大さんのリサイタルに行きました。
所沢ユーズで、無伴奏のプログラムでした。

もう、言うまでもなく、美しく繊細な響き。
それは迫力ある渾身の演奏をたっぷりと浴びてきました。
大ホールで1000人からのお客様とともに、ご本人も楽しまれていたようでした。
とても素晴らしい表現・技巧に圧倒されます。
自由なんだなぁ。
なんだか、ポッパーさらいなおそう💦
そんな気持ちになりました。


***********

ところで、昨日は、幸手のワイズレディスクリニックにて小さなソロコンサートでした。

帰ってプログラムを整理したらなんと30 回目になっていました。
演奏させて頂いて10年にもなるのですね。


横になったり、楽に聴いてもらいます。(柔らかいマットの上です)
そうすると、ログハウスの床からも良く響いているようです。

「とてもリラックスできました」
「お腹の赤ちゃんがポコポコ動きました」クリニックIMG_20181012_153821
といった感想を頂くことが多いです。

昨日は、
「全身に響いて来て、自然に涙が流れました」
というのがありました。


生演奏を目の前て聴くのが初めて方も多いです。
チェロ一人では、豊かな伴奏に頼ることとはできません。
不器用な私なりに、とつとつと勤めて参りました。
ここ数年少し落ち着いて、歌詞を読んだり思いをお話ししたり出来るようにもなりました。

AT を学び、自分の全体と相手の全体を含めることの意味がようやく深まりつつあり、
このような言葉もいただけるようになってきたのかな…と、うれしく思いました。


先のピアノとデュオ、酒蔵でのカルテットの演奏後に、それぞれ、
「涙が出て、明日も頑張ろうと思ったよ」
「長生きしようと思ったよ」
そんな感想もいただきました。
このような言葉を直接伝えに来てくださったこと、とても私の心に響きます。


今 目に見えるもの 見えないもの
在り方(考え・動き)の質を変える
在り方が質を変える
見えてなかったものも 少しずつ見えてくる

関連過去記事
音と いのち
響を見つける

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お知らせです。

このクリニックでずっとカルテット演奏でご一緒してきた村井 薫さんは、
アレクサンダーテクニーク教師として活動されていらっしゃる村上 敬子さんと、
ワークショップを開催されます。

私も近いうちに、このような会を持てたらと思っていますが、
こちらは「ヴァイオリン・ビオラ」奏者の方向けです。
ご興味のありそうなお友達に、是非お伝えしてくださいね!


Violin-Viola奏者のためのアレクサンダー・テクニーク ~「自分のチューニング」で演奏の質が変わる ~

アレクサンダーテクニークによる「自分のチューニング」で、姿勢バランスや心身の在り方を調整し、演奏の変化を見ていきます。

★ 日時:2018年11月11日(日)13:00~16:00
★ 場所:スタジオリリカ(東京都渋谷区、初台駅徒歩7分)
★ 定員:約10名 ★ 参加費:8000円
★ 内容(予定)体験型のワークショップです。
・立奏・座奏時の姿勢バランスの見直し
・腕の動きがスムーズになるウォームアップ
・個別ミニレッスン(希望者のみ)
 楽器の構えから奏法まで何でもご相談ください
★ 講師:村井薫、村上敬子

最近の実習生レッスンで、
チェロの演奏を探求される方と、新たに取り組み始めました(^^♪



やりたい曲の課題と、それについて考えていることをお尋ねします。
音が小さい、弓が指板の方にぶれてしまうなどのお悩みがありました。

演奏の動きは腕だけのことはないですね。
どんな考えでそれをやっているのかお聞きするのはそのためです。

なかなかうまくできない理由は、注意している内容に関係あるかもしれません。
エンドピンの長さや、座り方も気にされていました。



自分全体の働きの中でつながりをもって動いているというところに着目して、
弓を使いにくくしている状況から開放していくことで、
やりたいことがやりやすくなるような方向性を見ていきます。

楽器を構える動きの中で、どんなふうに座っていくか、DSC_5564
身体をどのように意識していくか、というところから。
新しさに身を置いてみる。

いつもとは違う座り方の違和感も体験しつつ、
楽器や弓の新しい通り道を見つけます。


座っていることが楽で、
そこから音を出すため弓を扱う新しいアイディアを試してみます。

とても楽そうに素敵な様子で気持ちよく音が出ました。
あらっ?と笑顔になりました。


そこで大切なのは、その変化はどんな違いか、
どうやってやったのかをまた考えてもらうこと。

自分でここまでとても丁寧にやってみたことを、
あらためて考えて選べるようにすること。

そこに時間をかける必要があるのは、
とても複合的なことを1つ1つ順序立ててこそできるから、
その1つを見出す繊細さは動きの考えの中にあるから、なのです。
(頭と脊椎の関係性がそのやりやすさを開く鍵であることがこのレッスンの要です



自分に問いかけてみましょう
できるかどうかでなく、何から始めるのか?・・・とかね。

まずはちっともわからんから始めるわけで、
興味深い(難しい→あえてこう言いましょう)種はいっぱいある。
なんであれ、やりたいことに向かう体験は、何かを考えさせ、理解させてくれますね


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考えないでできる、自然にできるようにと思うでしょうか。
それは、それまでに意識的に取り組む体験をしてきたかどうかに関わってくるでしょうし、
その時々の選択できる考えと動きの自由さが、自然に見える様子なのではないかしらと思います。



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光を映す水辺にたたずんで、その淵の深みを垣間見てしまった。
そんな心持がする。
飽きずに、その美しさに指先を伸ばす。
水面は波立ち、指の間を流れてゆく。
冷たさに引き揚げた指先の、小さな滴の輝き・・・。


ジャック・マイヨールは海の深さに魅入られた。
イルカと心を交わし、深みを極めようと潜り続けた。
未知の深みに身を運ぶことで、計り知れない何かを、
恐ろしい静寂と漆黒の重圧の中にさえ、生涯求め続けたのだなぁ。



最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。


和音を弾くときには、2つ以上の弦に触れていくのですけれど、
どうも、難しいなぁ。。。と思ったら、
なんだか、興味深いなぁと言い換えてみてね

高い音が弱いなぁ。
真ん中の音が鳴らないなぁ。。
同時に同じように鳴らしたい?

それぞれの響の違いをどんなふうにブレンドできるかな?
と思ったらどうかしら?


重音の連続するときなど、力んでしまうなぁと思ったら。

「すぐ弾かないと!
急いで次に行こうとするとき、力が入ってしまう。

「しっかり押さえないと!
移る前、ぎゅっとしていることは、
次に音を取る時の自由さを邪魔してしまう。


分かっちゃいるけど。。。ですよね。

そこで。
頭が脊椎の上でふんわりと動けるようにと思うこと、
これが、楽な動き、動きの自由さのための
ロックを外すカギなのです

そうすることで、自分全体の働きの中で、
必要なだけの力を見つけていき、
いつでも動ける自由さを見つけていきます。


まずは1つ1つそれぞれで、音の響を保ってみましょう。

指と弓は、それぞれどんなふうに触れていますか?
それぞれの動きの関係性を見ていきましょう。

次の弦に移る前の、音の終わりを観察してみましょう。

どんなタイミングで、どんな動きがあるでしょうか。


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音楽を思って、
自分全体の動きを思って、
1つ1つ、
指が動く。
弓が歌う。


響きを生み出す。
音の生まれる直前のエネルギーをみて。
音と音の間をながめて。
この空間に、消えていく音に耳を傾けて。
音の終わりの小さな瞬間も、今を生み出している


終わりから、始まりへ。
次にいつでも動き出せる静けさ、明晰さは美しさでもあると思います。
次に行こうとするときの意識は、興味深い



最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

座ってから、
演奏するために足をどんなふうに起きなおそうか?
と考えることがあるのではないかしら。


座る前からの動きが、
チェロを演奏するときはもちろん、それ以外も、
その後の楽さや、動きやすさに関わっています。



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今日の実験です。

座る前に、スタンス(足の間の幅)を取ります。
股関節の幅くらいに足を開いてみたらどうでしょう?
あまりに普通のことですが、その時の動きに意識を向けます。


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自分全体のプランを考える

まずは、自分全体を思い出して(いつも全体が一緒に働きます)
周りが見えていて(目が動くと頭も動く)
頭が脊椎の上でふんわりとバランスしながら(そうすると胴体が動きやすい)
胴体を頭の動きについていかせながら(そうすると脚が動きやすい)

情報
頭から胴体と腕の重さが股関節から足首へと、伝わっています。
床からの抗重力のサポートが、足から頭まで全体に上向きにあります。


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スタンスのプランを考える
椅子に座るために、
頭が脊椎の上でふんわりとバランスしながら
足首の上に重さが乗っているようにと思って立ちます
①出す足のかかとを少し浮かせ、つま先を少し外向に膝の方向を合わせ、
②股関節から動いて、つま先を左右にさっさっと出す。
③そこから座って(→座るプラン)
チェロを自分のところに持ってきて、その足・脚との関係性から弾いてみると、
全体の安定感、スムーズな動き出しが得られました。


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→座るプランを考える

いつも頭が脊椎のてっぺんでふんわりと動けて、
そうすることで自分全体が一緒についてきて、

足首、膝、股関節の脚の関節はたたまれていき、
膝はつま先の方に向かいつつ、

頭のてっぺんから尾骨までを思いつつ、
お尻が椅子の上に向かいつつ、

座骨を椅子の上にそっとのせて、
股関節から胴体が動けると思って座る。


***************


こんなちょっとした繊細さで、やりやすさや響が全然違うかも
女性は膝をそろえる習慣もあると思うのですが、
座る時の、足~脚の動きを考えてみましょう。


バレエや合氣道では、足の出し方も大切な練習で基本的な技術だもの、
とあらためて思います。
膝をつま先を同じ方向に曲げていく、安全で機能的なやり方です。
(膝を痛めた経験から、つくづく思い知りました)


***************


実習生レッスンの生徒さんはおかげさまで満席になり、
募集を締め切りました。(2018.7.20)


興味を持ち、検討してくださった皆様、ありがとうございます。

その後は、ワークショップも開催予定です。
年末以降になると思います。

今日のような座り方についてや、
氣になる姿勢、腕の動き、演奏にまつわる動きのヒントなど、
一緒に実験してみたいと思います。

そちらの企画で、お会いしましょうね!


最後までお読みいただき、ありがとうございました。



過去記事

座り方 (14)

楽器を構えるために考える、左肘・周りを見る・頭と目のこと 
楽器を弾くために考える、股関節のこと

楽器を弾くときの座り方・座るまでに 
座る・楽器を構えるときに




ふと腑に落ち、今の私に役に立ったことがありました。

まず、その人それぞれの状態があり、十分な理由があってそうしている。
そして、動きにくさや、痛みがでたりしているのは、
それはちょっと、違うようにやって頂戴~って、身体が教えてくれている。
身体は完璧にやってくれている・・・


***************



チェロを弾いていて、響について考えていた時、
胸鎖関節を思い出していたら、腕が少しだけ高いところに来たのでした。
あ、腕はもうちょと高くていいんだ。


ところで、
膝を悪くしていた昨年、おかげさまでもう膝の痛みはとれたのですが、
ちょっと右腕が上げにくくて痛かったのでした。
起き上がる時、しばらく腕を使って重い胴体を支える必要があったからかなぁ・・・と思う。

合氣道では右肩が痛くて、ゆっくりと手加減してもらっていました。
痛いと思って身構えるとき、少し固める力が入っています・・・

バレエでもたびたび腕のことをピルエットで言われていたこと、思い当たりました。
頭から全身につながって動きだし、軸足が回り出すとき腕は以前よりも少し上にいっていいと思って動いてみた。
あ!回りやすい。
動きの違いに目がぱっちりした

(バレエと合氣道は趣味です

***************


生徒さんのレッスンで。

「手首の力を抜きたい。」とおっしゃいましたので、
どんな時に気が付きますか?とお聞きしたら、
「弾いているうちにだんだん力んでしまっている。」とのことでした。

実験1
手首の可動性と、弓の方向性のシュミレーション。
弓を垂直に立てて持って上下に動かしてみます。
垂直に動かすには、指から腕全体が協力する動きがありますね。
そこから水平にしてみると、ちょっとの時間でも重さを支えること自体、けっこう大変になりませんか。手首に力が入りやすくなりますね。
弓の重さを弦にのせて、毛を弦に向かわせる動きの中で垂直で動かした時の可動性を思ってみましょう。

実験2
小さなフレーズごとに止めて、少し時間を取って身体に意識を向けてみます
頭がふんわりと動けるようにと思います。
わたしも手でサポートします。
また、そこから新しく弾いていくということをしばらく続けてみました。

「ああ、肩が上がっていくけれど、それをしないでいいんだと思いました!」

ほんの少しのリセットをしていくことで、明らかに響が充実しました。
自分のやっていることが何か整理できるとき、シンプルな動きやすさがあることがわかりました。

ほっと表情も緩みました。


***************


あらためて。

肩の力を抜くといっても、その時やっていることは人それぞれの様子があると思います。
自分全体の使い方は、普段やっていることについての考えに関わっています。


私の場合。
頭が動くと思い、そうすることで自分全体をついていかせることができ、
胸鎖関節から腕の動きを考えてみたことで、
窮屈だった腕が、少し上方向にも動けるスペースを取り戻したように思いました。
そんな体験があって後、なんと痛みはだんだん無くなってきたのです。

やりたいことのために、何に意識を向けていけるのか。
それを選んでいくことは、練習に大切な要素ですね。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。



生徒さんとのレッスンにて。


トリルの連続する課題で、
だんだん手が疲れてやりにくい、とのことでした。


弾いていただくと、
音程の組み合わせ、指使いも毎回変わっていくのですが、
どれも同じように動かそうとしているように、見えます。

均等にやろうとしていることが、必要な動きを制限していることがあります。



指の長さは少しづつ違い、向きもあります。

指をどれも同じように動くことを思うよりも、
それぞれの指が行きたいところへいけて、
腕全体がそれについていく。

自分全体の働きの中で、
指は、手の中も、腕も一緒に働きますね!



指の組み合わせに必要なゆとりをもたせる。


ちゃんとやろう、しっかり押さえよう、指の力が足りないと思うとき、
ちょっと余分に力が入りやすいのではないかしら。

必要だと思う力を入れようとしているときに、
腕を引き込み肘を後ろに引いていると、
腕が窮屈になってしまって、繊細な調整はやりにくいのです。



指先の伸びていける方向性があり、
腕は、胴体から少し離れていくように、身体の前の方で働く。
肘は少し遠くの方へ動いて行けるように。

頭が動けるようにと思い、そうすることで自分全体をついていかせながら、
必要な動きと向きについて考えながら、
指先はどれくらいの力でできるかな?
と思ってやってみたらどうかしら。

これで、ずっと楽になりました。
試してみてね!


*******


久しぶりにチェロを再開されたという方。


ご家族の介護がちょっと落ち着かれて、
時間や気持ちの余裕もできたそうです。

これまでにも何度か、生徒さんや私自身も、
このような人生の様々な場面に出会っています。


大変なことや、辛いこともあるけれど、
チェロを弾く楽しみや、音楽に触れる喜びも大切に持っていてね。
またこれからも、何歳になっても。


チェロと一緒に歩んでいきたいあなたを、
心から応援します



最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

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