ミオ先生 身体に気づきを持つこと
あけましておめでとうございます。いつもブログにお越しいただき、どうもありがとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
どんなお正月をお迎えでしょうか?
帰省した故郷は、元旦はうっすら雪景色でした。
私は毎年お供えの鏡餅を作っています。
餅つき機でついて、つきたてのアツアツを手で丸くまとめます。
パン生地を丸めるのに似ています。
小~さなミカンがやっと乗るくらいの、かわいい大きさです。
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更新が久しぶりになりました、前記事の続きです。
ミオ先生の3つの質問をふりかえります。
①「首はどれくらい楽かな?」と自分に尋ねます。
どこかに楽さがありましたか?
力みを見つけるかもしれません。
また「首はどれくらい楽かな?」と尋ねます。
②次に
「首はどれくらい楽かな?と思ったら、何が起きるかな?」と尋ねます。
(見つけたこと、例えば)肩が緩んだかな?
また違う緊張を見つけるかもしれません。
楽さがなかったら、また①にもどって「首はどれくらい楽かな?」と尋ねます。
③「首はどれくらい楽かな?と思ってみつけた肩の楽さ(②で見つけたこと)は、
やりたいことに何を起こすかな?」と尋ねます。
「楽さをみつけたら、この音を弾く(やりたいことをする)時に、何が起きるかな?」
楽さがなくなったら、また①の「首はどれくらい楽かな?」に戻ります。
ミオ先生は、「繰り返し繰り返し、ずっとこの実験する練習をやっていくのだよ」と。
実験していくことは、自分をどんどん変えてくれる。
欲張らないで、結果をすぐに求めようとするのではなく、
プロセスをやり続け、氣付きを記録してごらん?
というのが、先生からの宿題でした。
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前回記事の手の柔らかさについて関連して。
ミオ先生にチェロを弾くところ見て頂いたレッスンでのことを、
思いだしてみます。
首の楽さを尋ねます。
固さを感じたら、また質問に戻って行きます。
すると、股関節の動きやすさがありました。
楽さを見つけて、手の動きに何が起きるかみてみます。
音を出す動き始めがどこなのかを考えてみます。
さあ、やろうと思う時に、動かすところです。
動く様子に何が起きるでしょう?
触れようと向かうそのいちばん近い所、指先の先端の動きから意識してみると、
指先がちょっと震えていました。
意識は身体から離れて、また弾く緊張へ意識が行っています。
手の中の仕組みは柔らかさ、しなやかな支えも持っていると思いだしました。
するとミオ先生、こんなことをおっしゃいました。
「オ-リングのように、親指と他の指で輪を作るとき、
親指と向かい合う指の間には、どの指同士にもつながり循環するエネルギーがあるのです。
気のエネルギーが、くるくる流れている。
身体からのエネルギーがそこへ流れてきている。
どの指でも、どちらの手も同じように。」
指をつけたり離したり、輪作って見せながらお話ししてくださいました。
クリスマスコンサートで弾く曲を弾いたのですが、
先生は「子供たちが股関節で音楽を楽しんでるよ」ですって♪
それでとても楽しい気持ちになれました。
首はどれくらい楽かな?と問いかけて、
股関節の楽さと手の柔らかさのあるところから、動きだしてみます。
今度は先生の指は背に触れています。
さらに弾きながら、身体へ意識を向けて、
触れた指に気付くことを何度も促されました。
弾くのと同時に、触った場所が上の方か下の方なのかを感じて、
即座に答えるように言われました。
それに向けて意識をしていると、
弾きながら上か下を答えることができました。
身体に来た感覚に意識が向いていると、
余計なことをしなくなっていきました。
そうしていると、余分な力を入れようがなく、
頑張りようのない状態になり、
楽器はまた違う響きで鳴りだしました。
弾きながらもっと身体に意識を向けることができると、教えてくださいました。
どんな意識を持ち続けられるかで、身体の反応は変わっていく。
身体にある楽さを見つけ、身体への気付きを持ち続ける。
どんな気付きも意味がある。
小さな氣付きを大切に、ちょっとした変化も受けとめる。
楽さの中で、そのプロセスを楽しんで。
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