動く前のイメージ
さあ、やりましょうと思う時。動く前に、静かな時間をとってみます。
どんな準備が必要でしょうか?
範囲をここまでと決めてみます。
まだ具体的に動くことはしません。
大切なことで着目したいこと、先に1つ選んでみます。
決めた範囲をやって(弾いて・あるいは弾くとは限りません)、
とりあえず決めたところの終わりまで行ってみましょう。
終わりまでできたら、おめでとう!
すぐやりなおしたくなりません?(笑)
時間を取ります。
振り返ります。
どこか氣になりましたか?
振り返る必要のある範囲が、だんだんいくつかに絞られるかもしれません。
今起きたことからの、
氣付きと思考か?
「あ、どうなってる?、どうしたい?」
感情と評価か?
「間違った、だめだな💦」
どちらに向かっているか少し整理しましょう。
違ったと思うとき、
上手くできない時、
もっと違うようにやりたい、という思いを大切に拾い上げていきましょう。
同じようなことを繰り返しているときに、
これまで学習してなじんだやり方が、どんな傾向・方向性をもっているのか、
そこからまた違うようにできるには、視点を変えてみるように、
必要な考え方にも取り組んでみる必要があるのではないでしょうか。
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上手くいかなかったところがあると、そこで止まってそこからすぐにやり直す時、
弾きながら読みを確認しているのかもしれませんね。
では、その部分を読んで・歌ってみましょう。
パート1⃣表現したい内容
🅰
①情報収集、必要な要素
どんな音名?
どんな音程?
どんなリズム?
どんな強弱?
どんな表情?
②分析、関連性
音形、音の並びの関係性を調べる
指使い、指の組み合わせの指示・可能性の選択
ポジション、音域について楽器の構造上・表現上の可能性の選択
ボーイング、表現の指示可能性の選択
③プラン/設定 大切なことを組み立てる
難易度
・テンポ
・扱う内容
・扱う範囲
🅱
新しい情報からの考察
・理解を広げる・深める
・注意力を広げる・深める
・サポートを広げる・深める
新しい情報から
・新しいプラン
・新しい実験へ
パート2⃣以上を行う自分自身について
表現する具体的な動き
どんな気づき
どんな分析
どんなプラン
どんな新しい実験
どんな新しいプラン
などなど、意識してやってみましょう。
今日は多くのことについて書きました。
今自分が上の項目のどのあたりにいるのかな?
そんなきづきも役立ちます。
もう少し具体的な事象について、例えばレッスンで取り組んでいることなど、
素敵な気づきについて、また書いてみようと思います。
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困難さ、手に余る、あれこれ混乱している
難しく思うことは、情報不足ということがあるでしょう?
詰め込みすぎということもありませんか?
慌てて全部盛り込んでいませんか?
見直しは1つ1つで。
それぞれを見ていけるように、
必要なプロセスを組み立てていける、
そのために必要な時間がとれるかどうか、
そんなところも大切と思います。
いかがでしょうか。
楽器ができることを、どうとらえているか、
自分がやりたいことを、どのようにやろうとしているか、
どんな自分でやろうとしているか。
構成しているものは、たくさんたくさんあって、
やってみた体験、捉え方の体験は、可能性への経験値ですね。
なんだか話を広げすぎでしょうか。
自分の知っていることから、やってみたこと・起きたことについて静かに振り返り、
必要なことについて考えます。
新しさに向かっていけるように選択肢を持つ。
静かに眺めるその間を作れるような自分全体の在り方についてみていける、
それこそが必要なトレーニングなのでした。
わたしの体験から。
情報は、どのように得られるのでしょうか?
そこでの、自分の定義を保留してみる必要がある。
何が、必要な事柄を見えにくくさせているのでしょうか。
思い込み、こうであるべきという理由、そこには恐れが隠れているのです。
今わたしはこう考えている、と調べてみることは大切です。
何が起きているのか、事実をよく観察しましょう。
観察、分析をしましょう。
新しい可能性に新しい視野を広げていきましょう。
それは実はとても繊細でかつダイナミックな出来事です。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。