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今年の梅雨はシトシトというよりかなり激しくて、これからしばらくのことを思うと長靴と、
もっと大きな傘も欲しくなりました。
ポンチョもあったらいいかしら。

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どんなふうに座っていたのか考えてみます。

・座っているとき、背骨で体を起こそうとして、反らしてしまいやすいです。
・楽器を弾く時、椅子の座面が後ろに傾斜しているものは、体を起こそうとすると胸を前方に出してい    ます。(腰と背中は反ってきて痛くなりました)
・おしりの後ろ側・尾骨のあたりで座ると、お腹はひっこみ、頭が前の方に下がります。
 (尾骨のあたりは長い時間座っていると痛くなって、ヘッドレストがなかったら首がつらいです)
・胴体を支えるために、脚を椅子に押し当ててしまうことがあります。
(力が入り圧迫していると、椅子の縁に触れる太ももは痛くなったり、しびれたりしました)

クッションや、高さ、座面の角度などで、いろいろ条件が変わりますけれども、背もたれに寄りかる時も、背もたれを使わない時も、なるべく快適に座りたいですね。

座るとき、座骨を思い出してみます。
座骨の左右に手のひらををあてて座ってみると、形や位置がわかりやすいです。

半身の重さは座骨が受け止めてくれています。
骨盤から上の胴体を1つのユニットと考え、脚との角度は股関節の所から調節できます。
左右の座骨の上にバランスするようにして、股関節から胴体の角度を起こしてみます。
普段も、座わりかたに気がついたら、試してみましょう~。

バランスは上から考えてみます。
が動けるように思ってみます。
脊椎は上からだんだんと下までバランスしていくと思って、座骨の上に座ってみます。
体の中で脊椎が頭に向かう弾力を取り戻します。

上半身の重さは、脊椎の腰椎から連なる骨盤の仙骨・腸骨へ伝わって、一番下は座骨にのっています。
座骨の上で前後に胴体がバランスします。
体を前後に動かしてみます。
座骨の上で左右に胴体がバランスします。
左右の座骨に重さを移してみます。

いつも動きながら、緩やかにバランスできることを思います。
楽器を演奏する時は、その座り方から、身体楽器を添わせるように持ってきます。
楽器が体に触れる時に、もう一度自分の全体の様子を思ってみます。

いつもより高くなって、楽器の高さの調節は少し必要になるでしょう。
その身体の伸びやかさをもって演奏します。

・自分の身体が伸びやかにバランスしようとしていると、音の鳴りがずいぶんと違ってきました。
意識していくことで、だんだんと脚や腕の自由さも増すようです。

演奏していない時でも、座っている時には思い出したらやってみます。

私の実感です。
・すっきりとして、周りの様子が良く見えてきます。
・血行が良くなり、体がなんだか暖かくなってくるかもしれません。
・快適で、疲れにくいと思います。
・パソコンや書きものなど、座って作業するときにも良いと思います。
 



最後までお読みただきまして、どうもありがとうございました。